心と身体がよろこぶ“気功養生”

「養生気功塾」のお知らせ、気功の魅力、気功養生法、気功の生活術をメインに、日々のあれこれも書いています。

二十四節気養生 寒露・・脚を冷やさない

2022-10-06 12:16:00 | 季節の話(二十四節気他)

10月8日は「寒露」です。

その名前の通り・・・

徐々に寒さを感じ始めることと思います。

 


人民中国さまより
 

寒露の時節は、白露より気温が低く、露が多くなり、気候は仲秋の涼しさからだんだん寒くなる。民間では「白露は身を露わにせず、寒露は脚を露わにせず」という。白露の節気を過ぎたら体が露出する服を避け、寒露が過ぎたら脚を冷やさぬようにと、人々に注意を与えることわざである。
 

寒露の節気と民俗

 寒露の節気の中で重陽節は重要な民俗の節句である。重陽節はちょうど旧暦の9月9日で、『易経』の陰陽思想によれば、「九」は盛から衰に変わる数字で、すべての物事は極点に達すれば必ず逆に下って「一」へ戻る。これは衰退と不吉の象徴で、九九と重なれば一層大凶となる。そのため、重陽節の多くの風俗が厄払いを象徴する行事である。例えば高い場所に登ったり、菊花酒を飲んだり、茱萸を挿したり、重陽菓子を食べるなどがそれである。北京では、重陽節に高いところに登る習わしがもっとも盛んで、景山公園や八大処、香山などはうってつけの場所である。

寒露の養生

 寒露前後は、空気が乾燥しているため、「秋燥(秋になると燥気が盛んで、肺を傷つけること)」になりやすい。そのため、中国では昔から秋燥に効き目のある飲食方法がある。それが「朝朝飲水、晩晩蜜湯」、つまり毎朝薄い食塩水を、毎晩蜂蜜水を飲むことである。これは、老衰を防ぐ一方、秋燥による便秘を防止するにもよい。「秋燥」のころは、唐辛子、山椒、ケイヒ、生姜、ネギ、お酒などの味が辛く、刺激性の強い食べ物はなるべく避ける。同時に、肺を潤す食物、例えばナシ、カキ、ミカン、バナナなどの果物や、ニンジン、トウガン、レンコン、シロキクラゲ、ヤマイモ、キノコ、昆布、海苔及び豆やその再加工食品をよく食べるとよい。このような食品は水分とビタミン、繊維を大量に含んでいるため、寒露の時に発生しやすい口・鼻・目の乾燥や肌の荒れ、便秘などの予防に役立つ。他にも、秋は下痢をしやすい季節でもあり、お腹の保温に気をつける。

 

 

寒露の養生

以前のブログには

もう少し詳細なものをご紹介していますので、

参考になさってください。

寒露

 

 


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