ハーブの雑学記

ハーブ・紅茶・キャンドル・食・街
いっぱい興味があります 「あっ見ぃーつけた」をテーマに。

キッス第48回「たべもの展」 特別ゲストアクアピッツァオーナー日高氏

2015年02月03日 | 美味しい料理とともに
キツス調理技術専門学校の恒例イベント「たべもの展」今年も行きました

今年は展示の仕方が美しくレベルアップされ 見栄えのあるものでした

   
今年のテーマは地産地消

 盛況!!

講師群の展示は豪華でおしゃれ そして粋

  
和食 JRホテルクレメント高松


 
  
中国料理 スーツァンレストラン陳

 
西洋料理オークラホテル丸亀

 
製パン JRホテルクレメント高松


和菓子 たから


バザー 去年は「親子丼」を頂いたので 今年は「五目湯麺」を  熱々でお汁を早く頂きたかつたので蓮華かスプーンを…と  

生徒さんの展示はスゴイ出来栄え 昨年とは見違えるほどの圧巻でしたよ

                           

                                       


長くなるのでステキだった生徒さんの作品をカットしますが ますます今後の活躍が楽しみです


初日午後は特別ゲスト「リストランテ・アクアパッツァ オーナーシェフ日高 良実氏」によるデモンストレーションがありました

今日の実演される作品は3品


鮮魚のアクアパッツァ風  



少し辛い海苔のクリームパスタ
ウニのトマトクリームソースとセロリの葉のフリット添え



香川県産女峰イチゴのスープ バニラのジェラード
ミントと黒コショウ風味


   

徳島県唯一の村「佐那河内村」に在る『虎屋壺中庵』で初冬を味わう

2014年12月09日 | 美味しい料理とともに


この美しい村が徳島県で唯一の村 「佐那河内村」です

現、原村長さんは言われています

「本年で村制123年を数え、今日までどことも合併することなく、徳島県に残された唯一の村として頑張っております。標高1,019mの旭ヶ丸を南西に頂き、そこを水源とする園瀬川が東流し、 徳島市に至る、四方を山々に囲まれた一帯が佐那河内村です。
 江戸時代には、阿波の殿様、蜂須賀公への献上米として、棚田で佐那河内米が盛んに栽培されました。戦後は、温州みかんが多く生産され、現在では温州ミカン、スダチ、ももいちご、しいたけ、ネギ、キウイフルーツなどが栽培されています。本村は、古来より農業を基幹とした農山村として栄えてきました。
 
 どこまでも青い空、緑濃い山々、清らかな水、豊穣のこの村に生きることを誇りとし、先人が営々と築いてきたこの村の風土や産物を時代に活かし、全ての住民が夢と希望を持ち、安全で安 心して暮らせる日々を基本に考えております。」


失礼ながらこんな山深い里村に全国から 美食家が訪れる和食の名店があるから…と誘われて片道100kmの道のりを同行しました

目指すは初代吉兆の主人から可愛がられて流れを継ぐ 佐那河内村『虎屋壺中庵』

枯葉、紅葉かき混ぜた山道をひたすら走って ほんとにひっそりと佇んでいました




 

 薄日の差し込む風情のある庭

当日手に入った食材で 本日はお品書きなしです

 柿の膾

 木目の美しい膳と 季節に似合った京焼の箸置き「柿」 

 主の椀は蟹真蒸



 食べ終わつた後は感動的な蒔絵が

 刺身は鯛と烏賊て皿はヘラ跡の見事な織部に載って




 手ひねりの高台

 焼き物は太平洋の真魚鰹の西京焼き
敷かれた水菜に柚子の合せ酢 皿は白磁の象嵌かな





 煮物は銀杏豆腐 葛仕立て 蓋物に「福」

 蓋裏に「禄」


 見込みに「壽」


 阿波地鶏の炊き込みご飯


 香の物の下から「吉」


 さらっとした刷毛目に
水菓子は蓋にはそのまま実の付いた蜜柑ゼリー


 油滴天目に栗きんとん 中にさらっとした粒餡 抹茶

ゆっくり器も見たかったが それには知識が足りない 間違っていたらぜひ教えてください



讃岐路 深まる秋の「美食たより」 その2

2014年11月21日 | 美味しい料理とともに
 除夜の鐘を撞きに行く「真行寺」さん                     大銀杏が色ついて秋もまた良し

 香川大学構内は静かでひとり散策向き

黄色やオレンジを見るとグッとおなかがすいてくるのもカラー効果だろうか
久しぶりにサンフラワー通りを高速まで走って フレンチを堪能しに行こう!

   「美食たより」2はフレンチを
                            この頃的にはレトロ感のある看板はおなじみの『シェ・テス』


 前菜は木漏れ日を見るような盛り付け
         紫いものムース・太刀魚・たいらぎ・さぬき夢豚・さぬき赤鶏 すべて蜂蜜に抱かれたような優しい味


 スープは安納いものポタージュ


 メインは薩摩和牛をチョイス
                                              三豊なすはみずみずしく甘い


 


 〆のティはアールグレイ


紅茶をいただくとなぜか次の日は 紅茶専門店『タビト』さんのお茶が飲みたくなる
「フレンチミート・スパゲッティは12時半にはいつも完売  急げ




『シェ・テス』は 高松市伏石町670-1  電話087-866-8623

『タビト』は 高松市内町(兵庫町商店街114ATMコーナーから 路地を北へ7m) 電話087-823-1638
            どちらも定休日あり 要確認

神戸の「現代建築」と「近代化建築」 印象派美術展とともに鑑賞

2014年05月28日 | 美味しい料理とともに


兵庫県立美術館へ『夢見るフランス絵画 印象派からエコール・ド・パリ』を見に行きました



五月晴れの空を指さすオブジェに迎えられて海べの美術館は 印象派フェチ風女性がいっぱい












展覧会は個人のコレクションのものといえ見たかった ホンモノばかりで大満足

ちなみに『兵庫県立美術館』は 安藤 忠雄氏の設計によるもので 建物自体も見ごたえがある


……というわけで もないけど  元町まで入って 
神戸といえば《明石焼き》でしょ!  「たちばな」で



現代建物の雄を鑑賞して
私の好きな関西の「近代化建造物」も鑑賞 というかお食事つき

       
場所は神戸市垂水区にある「舞子ホテル」
この建物は大正8年の創建で 当時海運業で富をなした日下部久太郎氏の迎賓用の豪邸
昭和17年に料亭とされたが 今はレストランとして営業中



























        

メニューは メインの「美豚の低温ソテー」が美味 添え物のアーティーチョークが珍しかった
ウェイターの説明だけとアーティーチョークの根っこの料理って初めて!




「ミクニたかまつ」 料理人は食材と永遠の師弟 美的なディナー

2014年03月14日 | 美味しい料理とともに
Amuse-bouche(一口の悦び)

いただいたメニューの冒頭にこう記されていました
香川県産の食材を使用して自然の恵みを学び続ける渋谷シェフの感性あふれる料理の始まりです


海の幸のカクテル、シェフのスタイルで

フォアグラのフリチェール(フライ) 有機米リゾツトアルデンテと香草サラダ添え
バルサミコとこだわり醤油風味ヴィネグレット和え 



高松・旬鮮魚のブイヤベース讃岐スタイル 色々野菜包み添え


ハンガリー産《食べられる国宝》マンガリッツァ豚のロースト
ほうれん草と茸のグラタン,ソースペリグーマスタード和え


旬果実のシャーベット添え,ミント飾り

最後は季節パティスリーを コーヒー添えで


投稿がちょっと遅れました まだ寒かったのですが 春はすぐそこに! 



キッス調理学校 「第47回たべもの展」「つきぢ田村 隆」デモンストレーション

2014年01月27日 | 美味しい料理とともに
恒例の「たべもの展」です

日本料理「龍吟」のシェフ山本 征治氏の出身校です

未来の料理人たちの展示をいつも楽しみにして見ています

 
手作りの看板に迎えられて

まずは講師の展示作品から
 
日本料理 「初釜の懐石」

 
西洋料理  地産地消「讃岐食材のフランス料理」『ムニュ デギュスタシオン』春の訪れ


中国料理  「古典継承」


ウェディングケーキ  「クロカンブッシュ」


製菓 「如月の上生菓子」


次にバザーは今年お勧めの「親子丼」  

生徒たちの作品も
 そういえば早や季節はひな祭り

          


2日目の午後からは 日本料理「つきぢ田村」の田村 隆氏によるデモンストレーション
3階階段教室満員の楽しいレクチャーでした



献立は 先付「春野菜の白アウェイ」 造里「バラエティ七種」 焼物「甘鯛海胆けんちん」 止「牛しぐれ菊巻き」の四品


白ア・ウェイなんて…? 材料をみるとなかなかの業
豆腐・当り胡麻・うす口・砂糖・白みそ・だし・生クリーム・オリーブ油・ブルーチーズが白和え衣になる


醤油+山葵から抜け出した 味な薬味の造里
酒盗あん・玉ねぎソース・ぽん酢ゼリー・人参ドレッシング・わさび醤油・辛子・おろし生姜をそれぞれに付け合せた多彩な一切れずつ


最後に県産の「まんば」に包まれて炭火の入った一人釜から煙と共に登場した甘鯛の焼物
炒めた野菜を全卵・砂糖・うす口でびしゃ卵を作って和え 観音開きした甘鯛でくるんでオーブンで焼き上げたもの 作る時の匂いや焼き上げる頃合いは 難しい!複雑怪奇! 


この調理の時 大活躍の若い学生さん 気配り、タイミング印象的で感動!
後で聞くと この学生さんが 紙谷英伸さん今回の実行委員長だとか さ・す・が 


楽しい笑顔あふれる 田村氏のレクチャーで「白ア・ウェイ」もつつがなく試食させていただきました

       

エコなランチ 岡山の豆腐専門店「おかべ」

2013年12月17日 | 美味しい料理とともに
 クリスマスシーズンに久しぶりの岡山
 
 ほんとは数少ない紅茶専門の喫茶店「ローズ・ティ」残念ながら日、月、火と続けて定休日らしい 張り紙は年末・年始の休業を知らせるもの

正午になるとさすがにお腹は空いてくる

西川緑道から柳川を抜けて表町商店街へ
ちょっと横丁になるが 豆腐屋さんの豆腐ランチを食べよう

 シンフォニーホールを通り過ぎて天満屋へ向かう 信号を曲がると昔ながらの豆腐屋さんの陳列台が見える
すぐ売り切れる 百合根入りの大きなヒロウズを予約して 看板を見つつ店内へ

 江戸時代の豆腐の商いを刷り出した袋もお気に入り

 12時が来るとカウンター席はすぐ満員に

 メニューは以前から変わらない『おかべ定食』数限定の『ゆば定食』と最近加わったらしい『揚げ出し豆腐定食』の3種類のみ

今日は隣の両席の人が食べているメニューはよこめでチラチラ見るだけにして定番を

 まず 冷奴 濃厚な当りごまの白和え あっつい味噌汁 奴は特別の醤油で ご飯はおかわり自由

 小鉢がお終いになりかけたらタイミングよく熱々の厚揚げ3ヶ
たれは これまた特製のものが供される

 レシートも単純で小気味よい

運悪くと思ったけど逆かも……


世界三大珍味ー食べくらべ美食会

2013年12月05日 | 美味しい料理とともに
  同じ材料をフレンチ・日本料理2つの手法で食べ比べをする
           「高松国際ホテル」参加者にとってもこの上ない企画の 恒例となった美食会です   
           今回は高橋ソムリエも加わってとっておきのワインセレクトも可能です

和洋それぞれの厳選食材は 和はアンコウと1万匹に1匹といわれる幻のサケ・鮭児、洋の松坂肉。

和  洋  

フォワグラとトリュフ、キャビア      フォワグラとトリュフのブーレット
羽二重豆腐                タラバ蟹とキャビアのカナッペ


和   鮭児の氷柱盛り 
                      わたり蟹の酔っ払い  

  和の魚は喜知次 芋煮は山形産甚五ェ衛門


洋  名古屋コーチンのポトフ仕立て
   
  モエ・エ・シャンドン ロゼのザクロをアクセントにグラニテ
  
  
続けて洋のメイン 松坂肉フィレ肉のパイ包み 

  フィレ肉にいろいろ茸をゼリー寄せにして包み
             さらにクレープで巻いたうえパイ包みにして焼いたもの
             松原シェフが自ら切り分けボルドーソースをかけての提供
              
和はいよいよクライマックスの アンコウの吊るし切り
    
大胆でダイナミック調理なのに濃厚 肝汁仕立てで

  八ヶ岳産信州手打ち蕎麦と銀杏ご飯

 和のデザート  
 洋のデザート  
       さぬき姫とルバーブのグラニテにバルサミコ


瀬戸芸 匠の技と会席料理ディナーショーin「披雲閣」

2013年10月26日 | 美味しい料理とともに
台風接近の中予約していた「披雲閣」のディナーショーに行きました
10月22日~27日という短期間の催事ですが いつも最新情報がアップされている『高松観光コンベンションビューロー』のホームページで春会期には見つけていたのですが つい予約し忘れて 機会を逃してしまい 今回は台風27.28号の接近もかまわず 出かけたものです

第1部での入場でしたので公園もまだ明るさが残りよい雰囲気でした


    


   
待合の盆栽は松かと思いきや ヒバでした


      


廊下を大書と数々の盆栽に誘われて本席へ




着席の人越しに見えるライトアップされた書院の庭に心も静かに落ち着いていきます


  
いよいよディナーショーも本題の「会席料理」に移ります
調理は『料亭二蝶 山本 亘総料理長』


先付は蒸し鶏 糸瓜 ごま酢和え  『平岡 朋美の 淡青い焼物』で 
『金陵 酒井 史郎』お勧めの 濃い柚子のリキュールをいただきながら…


お造りは『松本 光太 きんま漆塗り』に盛りつけられた鯵・鰆・鯛が たたき・ユッケ・昆布〆と多彩な装いで



  
椀物のサンマのつみれはマグロの出し汁で 秋の木々を漉き込んだ和紙をまとって
お酒は『大吟醸 超金陵』の冷やとヌル燗





焼き物は二種類の器 『石工 山田 浩之 石+漆』『後藤塗 後藤 孝子』
どちらも GOOD!



炊き合わせは『松本 光太の椀』に蟹のヒロウス



瀬戸内の美味 アナゴの茶漬け
『松本 光太の椀』すり漆に杢目が美しい 椀の口を覆っている細い線彫りがなんとも優しい口当たり



果物は『金工の 槇塚 登 白金』に盛り合わせられ 添えられたフォークは ほ・し・い なぁ


    

『三味線 筒井 茂広 じょんがら節』も今夜の雰囲気にアレンジ
『書道 堀 真澪』の気流を描くパフォーマンス

帰りはもう暗く ほろ酔いにはもってこいの明るさ 






陳 健一さんの中華料理の披露宴でした

2013年10月13日 | 美味しい料理とともに
    
現場ではじめて見ました  中華料理の皿飾り 「蒸し鶏の鳳凰」

   
取り分けるとアッ!      アッアァ…!



           


当日の新郎新婦は 名勝「栗林公園」で挙式を無事執り行いました 入園の観光客にも祝福され 幸せいっぱいで サンポート高松の「陳さんのレストラン」で 嬉しいご披露です


  
まずは前菜 タラバ蟹の淡雪スープと


  
伊勢海老のチリソース


  
和牛サーロインステーキ+温野菜


   
な、な、なんとふかひれに「壽」の刻印が…
ご自慢の「陳 健一の麻婆豆腐」が出たのに あわてて食べてしまってフォトなし








オリジナルのデザート
中国でおめでたい果物とされる「桃のケーキ」 中から桃の子沢山が!




   
可愛い「桃ちゃん」期待しています




なごやか 豪華 美味しい披露宴でした