ハーブの雑学記

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みかん科ルーの力は百人力

2005年12月20日 | 楽しむハーブ
ルーは和名をヘンルーダーというミカン科のハーブ、その葉っぱの形からトランプのスートの1つ「クラブ=三つ葉のクローバー」を編み出したと言われています。

ヨーロッパ中で16世紀にぺストが大流行した時4人組の泥棒が、ぺストの治療で留守になった家に次々忍び込んで度重なる空き巣狙いを働いたにも関わらず、4人の泥棒はぺストに感染せず、人々は頻繁に被害を被りました。

それでも悪事は続かず捕まった時に、何故ぺストに感染しなかったかを尋ねた警官に、泥棒は毒消し作用の強いルー等のハーブをこれまた殺菌効果のある酢に浸けこんで熟成しそれを毎回身体に刷りこんで抗菌をしていた事を白状しました。

その後ヨーロッパ各地に「4人の泥棒の酢」を利用した犯罪が真似られたと言う事です。

そして「4人の泥棒の酢」は殺菌効果の高い妙薬として暗黙の地位を得たそうです。

めでたくなし・メデタクナシ。

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