行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

赤い実1

2010-12-15 22:47:54 | 花,植物
冬空に赤い実をたくさんつけている植物,よく眼にします。
鳥に食べてもらい種を運んでもらうには
よく目立つ赤い実は絶好なようです。
そんな冬空の赤い実を探してみました。




(ピラカンサ)
実にたくさんの赤い実がついています。
視覚的にもう勘弁と思えるほどのたくさんの実です。
5~6月頃に白い小さな花をたくさん咲かせますが,
この花がみんな実となるのでしょう。
バラ科の低木,トキワサンザシの別名があります。


(クロガネモチ)
コガネモチではなく,クロガネモチ(黒鉄黐)の赤い実です。
関東以西の本州,四国,九州に生育する常緑の高木,
高木に分類されますが,あまり大きくならず,
名前も金持ちと縁起がよいので,庭木としてよく利用されるようです。
5~6月に淡い紫色の地味な花を咲かせ,
やはり秋から冬に赤い実をつけます。
これは名前どおり,モチノキ科の植物です。


(カナメモチ)
春の新芽が赤く美しく,生垣によく使われるカナメモチ,
これも5~6月頃に白い小さな花を咲かせ,
冬に赤い実をつけます。
モチの名を持ちますが,バラ科の小高木です。


(ナンテン)
おなじみのナンテン(南天)の赤い実です。
音が「難を転ずる」に通ずるところ縁起のよい植物として,
植えられるようです。
花は6~7月頃,米粒のような蕾が開き白い花をたくさん咲かせます。
葉は南天葉と呼ばれる生薬,健胃,解熱などの作用があるそうです。
また実も南天のど飴で知られているように,咳止めなどに効果がある生薬,
葉も実も薬用成分,使い方を誤ると毒にもなる植物のようです。
イカリソウなど同じメギ科,珍しい科の植物です。
コメント
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