多摩川是政橋

多摩川にかかる是政橋，
15年前は，狭く，渋滞が激しく，老朽化が進み危なげな橋でした。
すぐ近くに東京競馬場もあり，
特に土日は，この橋を渡るだけで1時間もかかることがありました。


平成10年終了の一期工事，
まず老朽化の解消が優先され，
ハープ型の近代的な橋が一つ造られました。
しかし，上下一車線の対面通行，
渋滞は以前のままでした。
それでも，古い橋が歩行者，自転車専用に開放され，
歩行者は多摩川を見ながらゆったりと橋を渡ることができました。


その後13年もかかりましたが，
23年3月に二期工事が終了，
古い橋は壊され，そこにもう一つ並ぶように
同じようなハープ型の橋が造られました。
これで，是政橋は上下線がそれぞれ二車線，
ハープが二つならぶ美しい姿に変わりました。


周辺の道路整備も同時に進行し，
今は片道二車線で広い歩道も整備され，
ほとんど渋滞も見られない快適な橋です。


上流の稲城側の土手より見たタブルハープの是政橋，
多摩川の橋の中でも，最も美しい橋の一つといわれています。


下流の府中側河原から見た是政橋と多摩川の流れ，
中流域のこの辺では水もまだきれいです。

釣り人のじっと動かず冬の川