行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

44年ぶりの暖かさに黄蝶が

2013-02-04 21:26:15 | 昆虫
2月2日,東京は異常な暖かさとなり,
最高気温が20.9℃となりました。
立春前に20度を越えるのは44年ぶりのことだそうです。


昼近く,いつもの公園の散歩道を歩いていると,
なんと黄蝶(キチョウ)が草の上をふわふわと飛んでいます。
キチョウは落ち葉などに隠れて,成蝶で越冬する蝶,
この暖かさに,冬眠から目覚めて,野に出て来たものと思われます。
東京で,立春前のこんな時期に蝶が飛ぶ,
めずらしいような気がします。


しかし,まだ花はなく,飢え死にしちゃうよと思いましたが
蝶がとまった小さな草を見ると,
オオイヌフグリがコバルトブルーの花を咲かせています。
オオイヌフグリは春早く咲きはしますが,
立春前は珍しいかも知れません。
さっそく,キチョウがそんな花にとまり,
吸い管(口吻)を伸ばして蜜を吸っていました。


よくみるとオオイヌフグリだけではなく,
ハコベもこの陽気にあわてて花を開いたようです。
その開きかけの小さな花にもキチョウがとまりました。


今年は,例年より一月近くも開花が
遅れているといわれる日本水仙も
この暖かさに急に花を開いたようです。
キチョウ,目ざとく,水仙へ移動し蜜を吸いだしました。


この蜜は好みでないのか,
蝶はとまってすぐ離れてしまいましたが,
ハコベの横のナズナも花が開いていました。
南斜面の日当りのよい場所ではありますが,
早春の草の花がもうたくさん咲いているのが発見です。
コメント
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