春になり,まず咲くところから,
マンサクと名づけられた万作,
その名のとおり,まだ寒風が吹く中,
花を開いていました(2/10)。
名前もそうですが,
姿もなにか素朴,里山がよく似合う花です。
黄色の細い布切れのような四枚の花びら,
小豆色のガク片に包まれ,
これも黄色の花粉をつけた小豆色の蘂が見られます。
まだ,昨年の枯れ葉が枝に残るのもマンサクの特徴です。
竹の葉の黄色を背景にして,
黄色の花を望遠レンズで写してみました。
竹の秋というには少し早いような気がしますが,
竹は黄葉し,それが夕日に照らされ,
輝くような黄色です。
園芸品種なのでしょうか,
花びらの紅い,赤花万作も咲いていました。
花は紅になっても,
ガク片は黄色の花と同じく小豆色のようです。
万作の今にも咲けり登山口