猛暑が続いた7月初旬、
稲城南山、林の中に置かれた伐採木に、
今年もルリボシカミキリを見つけました。
美しいその姿、望遠マクロにつけかえて、しばらく写していました。

ルリボシカミキリ。
日本固有のカミキリムシです。
美しい青色、その青の上に散る黒色の斑点、
切手のデザインにもなり、美しい昆虫の日本代表です。

上と同じ個体。
伐採木の切断面を上下に移動を繰り返していました。
日が当たり、明るい青色に撮れました。

「その青色はどんな絵の具をもってしても描けないくらいあざやかで深く青い。
こんな青は、フェルメールだって出すことができない。
その青の上に散る斑点は真っ黒。
高名な書家が、筆につややかな漆を含ませて一気に打ったような二列三段の見事な丸い点。
大きく張り出した優美な触角にまで青色と黒色の互い違いの模様が並ぶ。
私は息を殺してずっとその青を見つづけた。」
生物学者、福岡伸一博士の随筆、「ルリボシカミキリの青」より。

交尾中のルリボシカミキリ、上が雄です。
雌雄での体色の違いはないようですが
節ごとに青と黒に色分けされた触角により雌雄が見分けられのます。
触角の黒色部、
雄は3節から5節までが、
雌は3節から7節までが膨らんで見えます(6、7節の膨らみは小さい)。

正面から顔と触角を。
触角は多くのカミキリムシがそうであるように、
その長さは長を大きく超え、約2倍ほどになります。
この角度から写すと触角の膨らみがよくわかります。
3節から5節までが膨らみ、6節以後は膨らみがありません。
これは雄です。

触角から、これは雌です。
ルリボシカミキリの青色は淡いもの、濃いもの、
個体により差異があり、
よく見ると前翅の3対の黒い紋様の形・大きさも個体により差異があります。

笹の緑の上にもルリボシカミキリが撮れました。
伐採木の上とはまた違った趣があります。

横からも写しました。
雌の個体と思われます。
稲城南山、林の中に置かれた伐採木に、
今年もルリボシカミキリを見つけました。
美しいその姿、望遠マクロにつけかえて、しばらく写していました。

ルリボシカミキリ。
日本固有のカミキリムシです。
美しい青色、その青の上に散る黒色の斑点、
切手のデザインにもなり、美しい昆虫の日本代表です。

上と同じ個体。
伐採木の切断面を上下に移動を繰り返していました。
日が当たり、明るい青色に撮れました。

「その青色はどんな絵の具をもってしても描けないくらいあざやかで深く青い。
こんな青は、フェルメールだって出すことができない。
その青の上に散る斑点は真っ黒。
高名な書家が、筆につややかな漆を含ませて一気に打ったような二列三段の見事な丸い点。
大きく張り出した優美な触角にまで青色と黒色の互い違いの模様が並ぶ。
私は息を殺してずっとその青を見つづけた。」
生物学者、福岡伸一博士の随筆、「ルリボシカミキリの青」より。

交尾中のルリボシカミキリ、上が雄です。
雌雄での体色の違いはないようですが
節ごとに青と黒に色分けされた触角により雌雄が見分けられのます。
触角の黒色部、
雄は3節から5節までが、
雌は3節から7節までが膨らんで見えます(6、7節の膨らみは小さい)。

正面から顔と触角を。
触角は多くのカミキリムシがそうであるように、
その長さは長を大きく超え、約2倍ほどになります。
この角度から写すと触角の膨らみがよくわかります。
3節から5節までが膨らみ、6節以後は膨らみがありません。
これは雄です。

触角から、これは雌です。
ルリボシカミキリの青色は淡いもの、濃いもの、
個体により差異があり、
よく見ると前翅の3対の黒い紋様の形・大きさも個体により差異があります。

笹の緑の上にもルリボシカミキリが撮れました。
伐採木の上とはまた違った趣があります。

横からも写しました。
雌の個体と思われます。