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紀尾井町のホテルニューオータニ庭園


久々の東京散歩。今回は紀尾井町のホテルニューオータニ庭園だ。
地下鉄「赤坂見附」で下り、北に歩いてDの出口からすぐ近くにある。
大きくて立派なホテルの正面から入る。フロントで庭園への行き方を尋ねる。
「6階に上がってラウンジの奥です」と言うからその通りに行く。
突き当たったので、そこの係の人に聞くと、行き過ぎたことがわかった。
入口は、ラウンジのすぐ隣にあったのだ。

階段を下りると、そこは別世界。
井伊家、その後は加藤清正の庭園跡をホテル創業者大谷米太郎さんが整備したそうだ。
大都会の中のオアシスだ。無料なので是非お薦めだ。
ただし、ホテルの中を通っていくので品格ある服装で行った方が良い。
庭園を歩いている人も、盛装のご婦人が多い。

ホテルの真向かいが清水谷公園。ここも紀州井伊家の屋敷跡だ。
ここは谷になっていて清水が涌いていたという。
なお、この辺りの「紀尾井町」という名前は紀州家、尾張家、井伊家の中屋敷があったことに由来する。
大久保利通遭難記念碑がある。

公園に隣接した細くてきつい階段を上る。後から来たご婦人(推定60歳前後)は息を切らせていたほどだ。
平河梅林坂を通り、内堀まで出ると、そこは江戸城の半蔵門。
桜はまだ十分に咲いていないが、なかなかの絶景だ。
地下鉄半蔵門駅から帰途に着く。
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