はるまのとりとめのない日記 (ほぼおやつ日記)

【とりとめのない】「特に重要ではない単なるおしゃべり」といった意味合い

朝日新聞 サッカーのことば 15

2006-05-24 | サッカーのことば


5月24日 15 リアクションサッカー

 自分たちから攻撃を組み立てて、積極的に仕掛けるのではなく
 まずはしっかりとした守備網を敷き、攻めてくる相手を
 呼び込んで逆襲を狙うスタイルをいう。 

 イタリアはスキを突いて1点をかすめ取る綱渡りのような試合を
 得意とする。「マイアミの奇跡」 と言われた96年アトランタ五輪の
 ブラジル戦の日本は典型的な例。 
                          (朝日新聞より)

そりゃあ、ブラジルみたいに 『イケイケ』 のサッカーの方が
プレーする選手も見てる私たちも、楽しいに決まってる。
でも、ブラジル相手だったら、多くのチームが、否が応でも
守り一辺倒にならざるを得ないだろう。
ところが、勝負を考えた場合、守勢に回ってばかりでは、
ぜっーたいに勝てない。
そこで、守りに守って守り抜く。そして前掛かりになったところを
一気に攻め込む。ワンチャンスを物にすれば、勝利もあり得る。
劣勢でも勝機はある。そこがサッカーの面白いところ。


82年のW杯。 イタリアがブラジルに勝利 = 戦術の勝利


96年の五輪。 日本がブラジルに勝利 = 忍耐の勝利

でもさ、 『マイアミの奇跡』 この言い方どうかと思うけど。
『奇跡』 というと摩訶不思議な出来事のように聞こえる。
伊東のゴールは、たしかに偶然の賜物かもしれない。
ブラジル側は、この失点のことを 「出会い頭の交通事故のようなもの。」 
とコメントしていたくらいだから。
この試合に勝てたのは、能活がブラジルの猛攻をしのいだおかげ。
たしか20数本のシュートを止めたんじゃなかったっけ?
シュートを打たれてるんだから、ディフェンスはボロボロ、
キーパーとの連携も上手くいってなかったはず。

『神がかりセーブ』 なんて言われたんだもんね。
守りに守って得た勝利。 猛攻に耐えて得た勝利。
偶然でも奇跡でもない。必然的な勝利なのだー!!

そういえば、『ドーハの悲劇』 『ジョホールバルの歓喜』 
なんていうのもありましたね。誰が名付けるんだろ?
はて、今大会、出場を決めた時は、なんていうんだったか…?