はるまのとりとめのない日記 (ほぼおやつ日記)

【とりとめのない】「特に重要ではない単なるおしゃべり」といった意味合い

1月20日(水) 天気晴朗なれども

2016-01-20 | フツーの日記

本日も晴天なり。






心も晴れやかだといいんだけど。
どんより。
おまけに湿度低くて、身も心もカサカサ。



日記タイトルの「天気晴朗なれども」は「波高し」と続く名文から。有名ではあるけど、秋山真之が打電したものというのは失念(^^;) 全文は、「敵艦見ユトノ警報ニ接シ 連合艦隊ハ直チニ出動 コレヲ撃滅セントス、本日天気晴朗ナレドモ波高シ」


教えて!goo 「何故名文なのか?」に対するベストアンサー

大国ロシアを相手に小国日本が寄せ集めの軍艦で海戦を挑む直前の決意を示したものです。

名文として後に有名になったのは
1.先ず海戦に勝ったこと。(負けたら名文も残らない)しかも世界が驚く一方的といってもいいくらいの勝利をおさめた。
2.これから出撃します。と短く報告すると同時に海の実戦経験者だけに分かる短い言葉で、これから起こる戦闘がどのようなものになるかをうまく伝えているからです。

つまり、兼ねて準備していた連合艦隊は予定どおり、故障艦も脱落艦もなく、直ちに出撃し敵を撃滅することを前文で伝えています。後半の天気の文章も海軍の現場の人にはいろいろな情報を伝えています。即ち、本日は天気に恵まれ海上の見通しは非常に良い。砲撃戦に理想の天気である。しかし、海上には高波が見られるので、魚雷艇などを使った細かな作戦を実行するには難がある。本日の戦いは砲撃で決着がつくだろう。

ようやく近代国家の仲間入りをしたばかりの日本の存亡を賭けた戦いを前にして、七、五調の短い電文でこれだけの情報を送れるのは名文でなければ出来ません。しかし、これが決意表明ではなく作戦の変更や指示を仰ぐ電文であれば、決して名文とはいえないでしょう。読む人によって理解が異なるような文章は戦時に使用すべきではないでしょう。やはり戦争に勝ったということと決意表明の電文だったからこそ後世まで語り継がれたのでしょう。


「坂の上の雲」ドラマは観た。小説を読まにゃアカンな。
おりしも、今晩のNHK探検バクモンが、先週に引き続き「戦艦三笠」だったのよ。興味わくわく~
 

日露戦争で列強国と肩を並べた小国日本。この勝利がなかったら、昭和の2つの大戦もなかったかもしれない。 戦後70年。今年で71年か。いつまでも「戦後」と呼べる日々が続きますように。後々、いまを「戦前」と呼ぶようなことになりませんように。