2017/05/28
初日に行ってきました。
私がFaoiを見に行くようになったのは2014年からのこと。
同じ年に別会場で見たこともあるので全部で6回見ています。
まずは、この会場に来てショーを見られたことがうれしかった~
常連メンバーのジョニー、ランビエールさん、プル様、ハビちゃん、ノブ君たち。
そして、去年はいなかった羽生さんがおなじみのオープニング曲で群舞しているのを見ると、皆ここに戻ってきたのだなと感慨深いものがありました。
羽生さん、今季のショートプログラムが「バラード第1番」でよかったと思います。
最強のプログラムで、音楽としても美しく、曲だけでも人を感動させる力を持っている。
静謐な始まりから、ゆっくりとしたテンポの長めのフレーズ、だんだんクレッシェンドして激情の爆発。速いテンポのステップから終盤へ。とても変化に富んだ曲で、さまざまな動きの表現ができる。
私はリトミックを仕事にしているので、音楽と動きの関係についてはかなり気になります。
スケートはできないので、感覚的にしかわからないけれどスケートというのは基本的には氷の上を滑っていきますから、レガートな動きなんだと思う。
だからこそ、氷の上でジャンプするのがすごかったり、スタッカートのステップがおもしろく感じる。
振り付けは何でも自由につけられるようだけど、やはり合う曲、合わない曲があると思います。
どうしてこんなことを書いたのかというと、アーティストさんの持ち歌によっては滑るのが難しそうに思ったから。スケートの感覚はわかりませんので、あくまでも見ていて思っただけですが。Faoiを見に来る人は、100%フィギュアスケートを見に来る人だと思う。音楽目的ではないはず。
私はこのFaoiですばらしいアーティストの方々を知りました。
サラ・オレインさん、福間洸太朗さん、シェネルさん、藤澤ノリマサさん・・・(私がこの目で見た人たちだけですが)今年の清塚さんもきれいなピアノね。うっとりします。
でも、聴くのが苦しかった経験も過去にないわけではない。
そもそもアーティストとのコラボって必要かな?
コラボによってお互いが高められる、響き合えることはあると思いますが、フィギュアスケートは音楽と動きによって成り立っているので、滑り(動き)半分、音楽半分として、私は見ています。音楽の占める割合は大きいと思っています。アーティストの人選、選ぶ曲も重要。
だからこそ、フィギュア主体のアイスショーでは音楽は再生でもいいと思うの。スケーターを見たいのだから。
私はスケーターたちの群舞が大好き。録音再生でもいいから群舞がもっとほしかったな。
(すべてのお写真を感謝してお借りしております)