はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

織田信成著『フィギュアほど泣けるスポーツはない』

2018年05月21日 | 
2018/05/21

織田信成さんの本を読み終えました。

織田君と呼んだほうがぴったりする親しみやすい織田信成さん。お母様がフィギュアの指導者なので、物心つかないうちにリンクで滑っていたのはファンならみんな知っていますよね。

小さい頃はフィギュアが好きでなくて、練習嫌いだったけれど、中3で骨折したときに練習を休まなくてはならず、そのときに自分はフィギュアが好きだとわかったそうです。一時離れてみると、その良さがわかることってありますね。

「これって関西人のボケかな!」と思う文章があって、こんなの言っちゃっていいの?と思ったりしますが、根が優しくて真面目な人柄を感じます。

織田君も現役時代は大変だったんだなあと思うこともあり、でも、現役引退後の活躍は目覚ましい。自己最高点もプロになってから出したし、現役時代のプレッシャーが消えたようで、よかったね。

これは平昌五輪前の1月に出版されているので、出た時点ではまだ五輪の結果はわからないのです。だから、その予想が書いてありますが、心配しながらも羽生結弦を信じている織田君の言葉がうれしい。

羽生さんについて書いている章があり、こういうのがファンにはありがたいのです。 


【彼は流行にとても敏感で、新しいものが大好きなんです。「えっ、そんなことも知ってるの?」というほどで・・・

「僕なんか大したことないっすよ」「4回転なんて誰でも跳べますよ」とか言っちゃうんです。感じ悪いでしょ?その謙遜はやめなさい。なのに、インタビューになると急に“俺様”になったりする。

一方で彼はプライベートは完璧になくしているとでもいうか、遊びには行かないようにして、スケートにできるかぎり集中したいと考えているようです。僕も社交辞令で誘いますが、行かないことが彼のためになると知っています。





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「そんなことしてないですから!」と本気の勢いで怒ってきます。でも、周りは笑ってくれます。そして最終的には「僕、そんな顔してましたっけ?」と言ってきます。



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ありがとうね、織田君。
きっと、ぴりぴりした羽生さんの癒しになっていると思う織田君。
(もう五輪2連覇した羽生さんには、イライラオーラはないと思います)

笑えてくるエピソードの数々。
仲のよさが伝わってきて、なごみます。
今年のファンタジーオンアイスももうすぐですが、よろしくお願いしますよ。

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(すべてのお写真、ありがたくお借りします)

真央ちゃん愛も熱く語られていますから、ファンの方はぜひお読みください。

こういう話題を書いているときが一番幸せ





コメント
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