はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

渋沢資料館

2019年04月23日 | 街歩き
2019/04/23

新デザインの紙幣が発行されることになって、注目を浴びている1万円札の顔、渋沢栄一。

北区の飛鳥山公園に、渋沢庭園と渋沢資料館があります。
先日、ウォーキングしながら立ち寄ってみました。

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飛鳥山公園の一角に渋沢庭園があり、渋沢資料館、青淵文庫、晩香盧の建物があります。3つの建物共通の入場券は300円。資料館は元の渋沢別邸だった場所で、紙幣の顔となって訪れる人も増えたようです。

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渋沢栄一は、埼玉県深谷の出身で、江戸時代末期、天保の生まれ(1840年)です。
徳川慶喜の家臣となり、幕府使節団の一員として1867年のパリ万博を訪れ、西洋文明に触れました。

渋沢栄一は500もの株式会社、銀行を設立、経営指導をしたそうですから、大変な数です。
大企業の名前がずらりと並んでいます。明治以後の日本の経済の基盤を作った重要人物。
当時としては長寿の91歳まで生きて、とても活動的な人物だったのでしょうね。


青淵文庫は、1925年に渋沢栄一の傘寿(80歳)と子爵昇格のお祝いで贈られたもの。
今回写真を撮らなかったので、以前に撮った写真を載せておきます。
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青淵文庫のステンドグラスが美しい
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中に入ると、1階の一室だけ写真撮影ができました。
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文庫というからには、たくさんの紙の資料が収蔵されていたのでしょうが、それは見られませんでした。

晩香盧は渋沢栄一の喜寿(77歳)を祝って、清水建設が贈ったもの。
内外の賓客を迎えて歓談する部屋として使われたようです。

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晩香盧は平屋の小さな洋風茶室で、テーブル、椅子、暖炉や照明の意匠が凝らされていました。
つつじの生垣で覆われているので、花の季節にはきっときれいなことでしょう。



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