はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

『マックイーン:モードの反逆児』

2019年04月28日 | 映画
2019/04/28


アレキサンダー・マックイーンの伝記映画を見てきました。

彼はイギリスのデザイナーで、自分の名前のブランドのほか、ジバンシーのデザイナーになった後、グッチの傘下に入りました。キャサリン妃のウェデイングドレスがアレキサンダー・マックイーンのものでしたね。

「モードの反逆児」というタイトルは、デザインのスタイルがそれまでの優雅なファッションやオートクチュールの雰囲気とかけ離れていたため。でも、パリのジバンシーのデザイナーとして呼ばれたのです。結局、パリの雰囲気は肌に合わなかったようですが、そこから学んだことは多かったようです。

私がアレキサンダー・マックイーンという名前を知ったのは息子から。
ああ、そんな名前のブランドがあったかな、というくらいのものでした。

名前からかっこいいメンズを想像していたのでしたが、映画で見る彼は坊主頭に小太り、街にいるあんちゃんという感じです。ただ、才能があり、すごくたくさんの仕事をしていたようです。

労働者階級の生まれで、幼いころに虐待を受けて、薬物中毒にもなり、ゲイでHIVに感染しており、40歳で自殺してしまったのでした。

ファッションも素敵なものはすごく素敵だけれど、ショーで作るものは危険な感じ。
精神的にもどこか危うい感じの人だったのではないかしら。

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仲の良い友人だったスタイリスト・イザベラと。

イザベラが自殺し、母親が亡くなった1週間後に命を絶っているのです。
華々しい活躍で、称賛(非難も)を浴びていたけれど、親しい人を失って、世の中に絶望してしまったのかな。

映画の公式サイト   http://mcqueen-movie.jp/


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