はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

八芳園の庭園

2024年11月09日 | 街歩き
2024/11/09


港区立郷土歴史館の近くには
八芳園があります。

有名な結婚式場ですが
私はまだ入ったことがありません。

郷土歴史館と道路を隔ててすぐなので
庭園を見せてもらいました。


立派な正門




この地には、江戸初期
徳川 家康の側近で天下のご意見番と呼ばれた
大久保彦左衛門の屋敷がありました。

明治の末には実業家
渋沢喜作の手へと渡ります。
梅園としても整えられました。

大正に移ると
日立製作所の創業者のひとりである
実業家、久原房之助が
渋沢邸を買い取り
都内屈指の大庭園が整えられていきました。

戦後は長谷敏司によって
海外の賓客をもてなす料亭として
発展しました。


2022年には米国の
バイデン大統領が来日した折
岸田首相が八芳園内の料亭「壺中庵」
で日米首脳の夕食会を催しました。

壺中庵



敷地は1万2千坪もあります。


木戸門




十三層塔 元文年間に作られたもの



まだ木々の紅葉には早かったのですが
このハゼの紅葉は盆栽なんです。


これも盆栽の柿


盆栽にも柿の実がなるんですね。


よく手入れをされた植栽が美しい







池を眺める水亭は趣がありますね。

枝の曲がり方がおもしろいですね。




江戸時代から大切に
庭園を維持してきたのですね。

この一角だけが別世界のように
静かで落ち着きました。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« NHK杯フィギュアが始まりまし... | トップ | 巣鴨 中山道菊まつり »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

街歩き」カテゴリの最新記事