はちみつと青い花 No.2

飛び去っていく毎日の記録。

自己責任

2018年11月02日 | 雑感
2018/11/02


安田純平さんの自己責任について、ネットで批判があったりしたそうだ。
今日の会見を見ていて知った。

私は、困っている人がいて、その人が現在弱い立場にいるなら助けてあげなよ、と思うのだ。

それは、例えれば、こんな場合と似ている。
悪天候なのに登山を強行して遭難した人とか、台風が来ているのに海に行って流された人がいたとする。こういう場合、自分が好きで行った、自己責任だから助ける必要はないと、放っておかれることはないだろう。

助けようと思うのが普通ではないだろうか。

もっと広く考えると、社会で起こる様々な困りこと、自分一人で解決するには困難な問題、介護とか、失業とか、生活困窮の問題も同様ではないだろうか。

困っているときに、他人の助けを借りたいときに、自己責任だからと突き放す社会は冷たい。
人を助けない社会は冷たい。

生きていくうえで、絶対に人に迷惑をかけない、自分ですべて解決するなんてことができるのだろうか。

人は判断を間違うことだってある。
間違えたからと言って、見捨てられてよいものではない。
 
安田さんは今後、何かの形で社会に貢献するかもしれない。
でも、貢献しなくても、助けられっぱなしでもいいかもしれない。
人の社会は、助ける人も、助けられる人もいて成り立っている。

幸せをより感じているのは助ける側だそうだ。


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