衣替えなど

2018/10/24

秋になってもずっと暖かくて、衣替えも引き延ばしていたのですが、ここ数日そろそろ冬物を出してもいいかなあと、やっと衣類の整理をしました。

衣類が増えて衣替えも年々大変になりました。毎シーズン、ゴミ袋ひとつ分処分しているのに。
引出しから出した衣類をどう分類しようかと、数日間床に置きっぱなし状態だった。

リネン、コットンのシャツ、チュニック類、夏のスカーフは汚れている感じがしないものは、風合いを損なうので、1回着た程度では洗わないのですが、1年しまっておくときには、まとめて洗濯機の「おしゃれ着洗い」へ。

10年近く毎年着ていたジャケットがあります。これが、今着てみると大きく感じる。
今まで大きいと感じたことなんかなかったのに、なんだか肩幅も大きいし袖も長い。これにはちょっとびっくりです。
細身デザインの流行に目が慣れたのかな。もしかしたら私が縮んだ？体重は変わりませんが、筋肉が落ちてきた感じがする。顔も変わってきて、このデザインが合わなくなってきたのかな。長年愛用してきた上着でしたが、もう潮時と、処分することにしました。

そう、美容院にも行って髪を切ってきたのですよ。
初めて見る美容師さんでしたが、カットはあか抜けて見えて気に入ったわ。

でも、ここ数年、お値段が変わらなかったのに、急に値上がりしていた。

この美容院ができたときから、もう10年も通っているのに、いつの間にか店名が変わったり、オーナーさんが違う人になったり、前回は店内の模様替えで椅子の配置がすっかり変わっていた。
美容師さんの入れ替わりも多くて、最初の頃いた人はもう誰もいない。ご指名にした美容師さんは、次に行ったときはもういなかったし…　
いろいろ経営のことがあるのかも。
でも知らない美容室に行くよりは、家から近いので、値上がりしても行くことにします（笑）

『ヤズディの祈り』林典子写真集

2018/10/23

先日、ノーベル平和賞が発表され、コンゴのデニ・ムクウェゲ医師、イラクの人権活動家ナディア・ムラドさんが受賞しましたね。世界中の紛争下で起きている性暴力との闘いが評価された受賞です。

イラクのナディア・ムラドさんは２５才、イラクの少数派ヤズディー教徒。

ムラドさんは2014年にイスラム過激派組織「イスラム国（IS）」に拉致され、3か月間性奴隷として拘束されたものの、逃げ出すことに成功して難民ャンプにたどり着き、ドイツに亡命しました。

私はムラドさんのことやヤズディのことを今回の受賞で初めて知りましたが、2015年に彼女に会って取材をしていた日本人女性のフォトグラファーがいたのです。そして、2016年にはその写真集も出版されていました。

それが林典子さんです。

ヤズディの祈り 林典子 赤々舎

 

林典子さんは1983年生まれ、大学で国際政治学や紛争・平和構築学を専攻していた時にアメリカの大学に留学、その後西アフリカのガンビア共和国を訪れ、新聞社で写真を撮り始めたそうです。その後、世界最大規模の報道写真祭で最高賞を受賞した写真家です。

この写真集は、一見平穏にも見える写真が並んでいますが、文章の中に何が起こったか書かれています。

ヤズディ教徒は、地球を創造した神「Ｘｗｅｄｅ」（ホデ）を振興する一神教で、ゾロアスター教、イスラム教、古代ペルシャの宗教、キリスト教などとも通じています。ISからは異端者として、消滅させなければならない存在とみなされていました。

ISが多くのヤズディの少女たちを連れ去って、結婚と称した性奴隷として扱っていることは、当時のニュースで漠然と知っていました。この写真集にナディアさん自身の語る言葉でその様子が書かれていました。それはとても痛ましいという言葉では言い表せないものです。

ですが、私が驚いたのは、ノーベル平和賞を受賞したナディアさんのことを3年前に知っていて、現地取材をしている日本の女性がいたことでした。

危険地帯にも単身飛び込んでいく勇敢さ。

行動力や交渉力、情報収集力に驚かされてしまいます。そして、相手に信頼されるまで時間をおいて、ともに生活をして密着取材をします。外見は可愛らしい、うら若い女性なのに。

林さんの取材対象は女性が多い。やはり戦争においては迫害されるのは女性、同じ女性として一番つらいであろうことを取材しています。こういう日本人がいるんだなと、その目をそらさない姿勢が頼もしい。

2014年にはフォト・ドキュメンタリーを出版なさっています。

フォト・ドキュメンタリー 人間の尊厳――いま、この世界の片隅で (岩波新書) 林 典子 岩波書店

 

この本では、独裁政権と闘うジャーナリスト、難民キャンプで暮らす少女、配偶者から硫酸で顔を焼かれた女性、震災で家族を失った被災者、誘拐され結婚を強要された女子大生の姿が報告されています。

題名どおり、世界の片隅で、ニュースにもならない、しかし、人の尊厳にかかわることが現実に起こっていることがわかります。

興味のある方は、ぜひ読んでみていただきたいです。

スケートアメリカ 日本女子強し

2018/10/22

GPS開幕戦、アメリカ大会の結果、宮原知子、坂本花織選手が1、2位！


日本女子の演技、素晴らしかったですね～

さっとんは今シーズン修正したジャンプが目に見えてよくなった。高さと幅が出てきましたね。そして、目線、細かい動きまで気を配った表現。ストイックに辛抱強く練習するさっとんらしく、安定感のある演技でした。静かな闘志と自信も感じられました。

坂本選手もきれいになったなあと感じました。パワフルなジャンプは健在だったし、演技も落ち着いてました。元気のよい明るいキャラクターが演技にも感じられます。
2人とも、さらにレベルアップしている感じ。

真凛ちゃん、楽しみにしていたのにフリーで失速してしまいました。とても残念。
真凛ちゃんのかわいらしい容姿、柔らかい動きはとても好きなのだけど。
メンタル面かしらね、自信をつけて頑張って！
真凛ちゃんの会心の演技を期待しています。
(追記　足首に痛みがあったそう）


男子はネイサン・チェンの優勝。
ネイサンも大人っぽくなって、顔が変わってきた。ますます強くなりそう。

第２戦はカナダ杯で今週末、２７日、２８日。
これから、毎週末に大会中継があって楽しみ。

オリジナリティは共感性の中にある

2018/10/21


先日ご紹介した養老猛司さんと久石譲さんの対談本、『耳で考える ――脳は名曲を欲する』 (角川）の中の言葉で、興味深かったもの。　


〈引用〉

　オリジナリティは共感性の中にある

久石譲：作曲家はどうしても「個性的」という言葉を使われるんです。僕もだいぶ曲を作りましたけど、そんな個性的なもの、完全に独自なものなんてどこにあるんだと思うわけです。

養老猛司：もっとも個性的なものは誰も理解しない。一般性がありませんから。共感性を求めながら、そこにいってみれば、刺身のワサビみたいにはいってくるのがいいわけです。どこかに個性が出る必要があるんですけど、根本には共感性がないと意味がない。全く独自なものというのは、定義によりけりですが、他人には関係がないんです。（p169）

 

養老：オリジナリティとは、新しい共感を発見すること。あまり独自性のあることをしちゃうと、全く理解されないし、手前に転んじゃうと、大衆性になっちゃう。当り前じゃないかという話になってしまうとおもしろくも何ともない。（p171）

 

「オリジナリティとは、新しい共感を発見すること」というのが、なるほどと思うのです。
一般大衆に理解されない、共感されないものは、オリジナリティがあるとは呼ばれないわけなんですね。独りよがりになってしまう。

何十年か経って脚光を浴びるようになったものは、時代が早すぎたなんて言われ方をしますけど・・。

定番の中から、少しだけ新しいものを出す、あるいは発見する、それが人の心に届いて「いい」となるのかな。

羽のアクセサリー

2018/10/20


羽には特別な思いが.｡ﾟ+.(･∀･)ﾟ+.ﾟ
羽を使ってアクセサリーを作ったらどうかなと思いつきました。

最近は目も疲れるし肩も凝るので、アクセサリーは作っていなかったのですが、急に作ってみたくなりました。

久しぶりに浅草橋のビーズ屋さんへ。
こちらの好みを見透かしたような色の羽がありました(*´∇｀*)。

グースやホロホロチョウの羽、ミンクの毛など数種類と留め金を購入。

羽の端に留め具を接着剤でくっつけます。


色がどこか、それらしいでしょう？
今シーズンの衣装の色を使ってみた。　黒と水色のポンポンはミンクの毛です。


こちらは金と水色のネックレス　金色のコットンパール使用


細かい作業が少ないので、ビーズアクセサリーより簡単なのがいい。
素人ですからたいしたものはできません。