
たまたま出かけた大洗港、第4埠頭に自衛艦やまぎりが停泊し一般公開されていました。大洗「海の月間」イベントとして「艦艇公開in大洗」を海上自衛隊が7日8日の2日間開催しているとのことでした。

やまぎり(DD-152)の分類上は護衛艦で、船団護衛に用いられた昔の護衛駆逐艦とは意味が異なり、海上自衛隊の保有する艦艇のうち対潜任務を第一義とし、航洋性をもつ現役の大型水上戦闘艦艇ということです。
排水量3,500 トン、全長137m、最大幅 14.6m、最大速力30ノット、乗員 220名。
二年前に護衛艦初の女性艦長が乗り込み話題になりましたが、現在も2代目の女性艦長が務めています。

SH-60J/Kヘリコプターを艦載する艦上へは受付で手荷物検査をして入るようですが、埠頭上には航空自衛隊の弾道ミサイルを迎撃する地対空ミサイル・システムペトリオットや偵察警戒車などの車両も展示されています。

マニアの方向けに自衛隊グッズや大洗のガールズ&パンツァーグッズ、地元産品の出店などが並び、海風の中で久しぶりに賑やかな会場になりました。

隣接する大洗シーサイドステーションも駐車場は満杯の賑わいを見せていました。

南隣の大洗わくわく科学館のミスト噴水では、子供たちが歓声をあげています。30秒くらいの間隔で噴水とミストの3種類に変化するようでした。

近くの空き地では、ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)がびっしり、アメリカ原産の帰化植物であちこちで見られるようになりました。小さくて可憐なこの花はまだ大丈夫ですが、特定外来生物も多くなり、国土の外来種防衛もしっかりとやらなければなりません。