茨城県と栃木県の県境は蕎麦畑の多い一帯で、この季節には車窓に白い花が連なります。
よくみると可愛いそばの花、花びらのような5枚は咢で、8本の雄蕊の先の葯が薄紅色でアクセントになっています。
満開の蕎麦の花を見て、約半年自粛していましたが、那珂川町馬頭の「そば処古館」に入ってみました。
293号国道沿いで駐車場入り口も広く、清潔感のある明るい店内…メニューには馬頭温泉で育てた「温泉トラフグ」や、八溝山系で獲れた猪「八溝ししまる」の料理も出ていますが、久しぶりの蕎麦屋なので定番のせいろそば700円を注文しました。
地元の蕎麦を毎朝石臼で挽いた手打ちの九一蕎麦、その太さもちょうどよく、コシと香りは仙人好みで、充分な量でしたが一気に喉を通っていきました。
しかも水戸藩ゆかりの地元小砂(こいさご)焼の温かみのある陶器の器で、地元産のこだわりを完結させていました。
収穫も終わりましたが コロナでソバ粉が
売れない・・倉庫に山積みされています。
コロナが終息して 蕎麦屋が多くの
客で賑わう事を願っています。
秋が深まってきました。今月末には
庭木や家の周りの冬支度作業を始めます。
この辺でも北海道産と謳っている蕎麦屋さんもあります。早く元通りの蕎麦屋さんの繁盛を、蕎麦大好き仙人も心から願っています。