顎鬚仙人残日録

日残りて昏るるに未だ遠し…

明けましておめでとうございます

2022年01月01日 | 日記

新春の大洗海岸定番のカメラスポットは、大洗磯前神社の神磯ですが無精して年末の撮影です。あいにく冬空も青くなく、べた凪で白い波も砕けていない写真になってしまいました。


早咲き梅の「八重寒紅」、年々梅の開花が早まっています。偕楽園公園も2,3輪咲いた花を探して歩く「探梅」の季節になりました。


梅の木の下にスミレを一輪見つけました。ちょっと早過ぎませんか?霜で持ち上がってしまうかもしれませんよ。


3cmくらいの見事な霜柱、地中の水分が毛細管現象によって地面に滲みだして凍ったものです。霜は空気中の水分が地面や植物に付着して凍ったもので、霜が「降りた」、霜柱が「立った」と使い分けています。


正月用の縁起物として、「小判」の名前で呼ばれる赤い実の3種です。

特に名前のめでたいマンリョウ(万両・ヤブタチバナ)はヤブコウジ科の常緑小低木、城跡の藪の中で見つけました。 
 

センリョウ科のセンリョウ(千両・クササンゴ)だけは実が葉の上部に生り、切り花としても流通しています。お寺の境内にあった大きな株です。


ジュウリョウ(十両)とも呼ばれるヤブコウジ(藪柑子)は、縁起物として寄せ植えなどにも使われ、この辺でも林の中などで一番多く目にします。
この他に、一両(アリドオシ)、百両(カラタチバナ)も知られています。


狭い我が家の家庭菜園では早咲きの改良品種だと思いますが、もう菜の花が咲き出しました。


町内の土手にもうスイセンが何株か咲いています。

昨年の11月頃から、コロナ感染者が激減していましたが、オミクロンという新種のウイルスが出てきました。重症化は少なくても感染力が非常に強く、欧米では猛威をふるっていますので、わが国でも正月明けの感染者数が気になるところです。
この2年間で人類が学習した成果を生かして、一日も早く平穏な日々が訪れることを切に願いたいと思います。どうぞ本年もよい1年になりますように…。