危うく転落X-TRAIL
当初予定していなかった丁岳(ひのとだけ)に向かう途中であった。登山口の林道を間違え気付いてバックしたら右後輪を脱輪。最初は軽い脱輪かと思った。4駆モードに切り替え、ハンドルをいっぱいに切って、抜け出さそうとしたが・・・ズズズと右前輪も脱輪。さらにズルズルと落ちる感じがした。これはやばい自力では無理いったん車体が止まったので脱出。木々のある崖は10mほど。応急処置として車体がこれ以上落ちないよう、登山用ザイルで左前輪を木々に固定
林道を500m戻ったところに林業作業車のための給油車が来ていたので助けを求めたが冷めた対応。「いま登山禁止でねえの」「もう少しで若いの来るからそいつらに頼め」という非協力的な方。ちなみに丁岳は令和3年度から登山できるようになっている
数分後強面の若い林業作業者が数名来てくれた。凄い親切な方々であった現場を見ていろいろ検討した結果、牽引すれば車が一度落ちて傷がある程度つくので、専門業者に頼んだほうが一番良いとなった。携帯のつながるところまで送ってくれた。さらに、猛暑なので、クーラーの効いた「道の駅・鳥海郷」まで送ってくれた仕事中なのに林業関係者に感謝「何もしていないから御礼はいらないよ」と。ジュース代だけで申し訳ない 道の駅では、菅江真澄(江戸時代の旅行家・博物学者)の展示がやっていて鳥海町八木山から羽後町田茂ノ沢を結ぶ冬の八木山越えなど勉強になったが…さっぱり頭に入らず
一時間後、加入しているロードサービスの委託業者であるオートステーションの専門業者の方が来て、現場検証・・・その後4トンクレーン車がやってきた。「よく助かりましたね」「車体に傷をつけずに何とかするから大丈夫」とのこと。頼もしい 「こんな事故やあんな事故もあるが、転落してくれたほうが作業はしやすいんだけどね」と冗談(笑)交じり 新車(はじめての車検前)なので何とかお願いします~
はじめは車体がこれ以上落っこちないよう左斜面の木々にワイヤーで車体を固定 ひとまずこれで転落はない 以後は見事なプロの作業であった車体は専門家の言う通り無傷のまま作業が終わった凄い 脱輪事故から帰還まで約5時間であった。舗装道路の広場まで車両の点検走行 下回りも見てもらった。暑さとアブとの闘いもあったが、羽後町のオートステーションのSさん、Iさんありがとう
これまで、夏&冬と林道のバック走行で2回脱輪している。今回が一番最悪だった以後気をつけたい。路肩が崩落した場所は道路幅が狭く、道路の下は崖になっている箇所もある。転落の恐れがあるので、皆さんも気をつけましょう・・・to be continued
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