この時期に咲く野草を見つけるのは中々苦労する。
何時もお馴染みなのは石蕗(ツワブキ)かな、東京の平地は未だ紅葉が続く。
10℃以下になるこの頃、元気なのは葉薊(ハアザミ)の葉っぱ位か。
この時期見掛ける野草や低木の花を幾つか : 最初に 高野箒(コウヤボウキ)
確かに箒に似ている。高野山に竹とかを植える事を弘法大師が禁じたため、良い箒が入手できずこれを束ねて…と言うがほんとかなぁ。単にこの花が箒に見えるからじゃないかなぁ。 次は 柊(ヒイラギ)の花
柊はご存知の方が多いが花は見たことがないと言う人も多い。花が咲くのが知られていないのかもしれない。年が明け1月末位まである、丁度山茶花の時期と重なる気がする。 次は野大角豆 (ノササゲ) の実
遠目に紫が見えたので鳥兜(トリカブト)か?…時期を考えると遅いと思いつつ近くによると豆だった。野小豆や藪豆は知っているが、初めての出会。自宅のすぐ近くなのに全く見逃していた。花は黄色い様だが何度も同じ場所を通るのに全く気付かず不覚、来年は注意して花を撮りたい。 次は小栴檀草 (コセンダングサ)
此奴は良く見かけるね、北海道の方はどうなんだろう。時期は違うと思うが農家の天敵だったして! 調子づいて最後に一つ、檀(マユミ)
今年は時期が一か月位ずれているかも。これで弓を作ったか真弓で、檀と言う様だが…もう少し経つと赤い実の色が薄れ口が開くと中の赤い実が見えるようになる。此奴の花は貧相でいつも見落とす。来年は花もちゃんと見てあげたい!
秋口に目立つ様にするのは檀の生存戦略なんだろうね。冬場から春先の野鳥の餌になる為の。春先など遠くから見ると赤い実を花と見間違う程だ、鳥さんもきっと同じだろうなぁ