実家の庭の冬囲いを終え、北海道から帰京した。
田舎の最高気温が、東京の最低気温の状態で紅葉も間に合うか?と心配したが…
近くの公園のモミジは未だ青くこれからと行った所。此処は規模が小さいが小京都と自称する程見事な紅葉が毎年現れる所、12月一杯は楽しめるかもしれない。
北海道に着いた頃はイチョウが良いと言われていたが積雪で皆落ちていまった、逆に20cm程の積雪ではイチョウの落ち葉と雪の景観もままならず…しかし、東京は:
早速出かけた首都大学東京構内にある銀杏並木は、こんな状態だった。
昔はもっと見事だったのだが剪定されて以降、迫力が欠けちゃったね。実も落ちてるから嫌う人もいるからなぁ。でも北海道で見えなかった分は堪能できるかな。
大学構内から自宅への帰路、道々に赤の山茶花(サザンカ)が彼方此方に見える。
”サザンカ、サザンカ 咲いた道、焚火だ焚火だ…”の童謡が浮かんでくる。サザンカでも薄いピンクの混じった白いサザンカが好みだね。少し寒い事もあるが、小さな子供の遊ぶ姿は、すっかり見えなくなったなぁ。子供達が皆独立して、残るのは我々の様な古い世代だけになっちゃんだね。紅葉だけは昔と変わらない。
百合の木(ユリノキ)の現在の姿、初夏頃大きな花をつけ丁度今頃しっかり熟成された種を一つずつ、強風に煽られて飛ばす季節になっている。北海道の新十津川町旧学園小学校の構内にあるユリノキは、ほぼ完全に飛んでしまってガクが残るだけだった。足元の雪に上に特に飛べなかったブーメランの様な種子が落ちていた。東京のユリノキは此れからの様で風が吹けばこのブーメランが飛ぶ様を見る事ができるかもしれない