裏ユキヒロック

ロックとバイクとラーメンが大好きだ。

少年メリケンサック

2010年02月18日 | 映画・TV
「フィッシュストーリー」に続いて、パンク・コメディー映画の中では、
大本命だった「少年メリケンサック」をようやく観ました。

公式HP↓
http://www.meriken-movie.jp/

'08年のデトロイトメタルシティから、たて続けてきた感のある
「パンクモノ映画」としては、クドカン監督・脚本の
この「少年メリケンサック」・・・否が応でも期待は高まります。

なんと言っても、篤姫と撮影時期が重なっていたという「宮崎あおい」の
珍しいハイテンション演技で、全編引っ張り倒したという映画でしたが、
それ以外は、いつものクドカン・ワールドとしては、イマイチ捻りの少ない
内容だったように思います。

一番残念だったのが、オチの弱さかな?

でも、あおいちゃん可愛いから・・・まぁ~いっか~。

・・・と少し辛口に言おうと思っても、2時間を飽きさせずに、
あっという間に魅せてしまうエネルギーは、それだけで凄いと思います。

田口トモロヲが、同じ監督として、パンクロッカーとして、
一番クールに、この映画を楽しんでいたように思いました。

そして、主題歌の「ニューヨークマラソン」はもちろん、
クドカン+向井秀徳の音楽作品としても素晴らしい。

・・・てか、大爆笑。

エンディングの「守ってあげたい」は、思わずウルウルときてしまいました。

この流れでいけば、
「色即ぜねれいしょん」も観るっきゃないって感じか?↓
http://shikisoku.jp/indexp.html

そしてその繋がりで言えば、
公開中(終わった?まだ公開されてない?)の
「ボーイズ オン ザ ラン」も観とくべきなのかも?↓
http://www.botr.jp/

それにしても、がぜん役者づいてる「銀杏BOYZ」ですが、
もう普通の音楽だけの表現では、自分達の表現したいことが、
追いつかないところまできているのかもしれない。

これ(映画との融合)も、新しい日本のロックの
あるべき姿なのかもしれないなぁ~。

・・・なんて思いました。