子供の頃に無かった呼び名「スーパームーン」。
…てか、呼び始めたのは結構、ごく最近な記憶。
一体、いつから誰が言い出したのか調べてみました。
「スーパームーン」という用語は、天文学の正式な用語ではなく、占星術師のRichard Nolleが1979年に以下のように独断的に定義した。
「軌道中で地球に最接近(90%以内)した新月または満月。即ち、地球と月と太陽が直線上に並び、月が地球に最も接近した状態。」
「Nolleはまた、スーパームーンの位置にある月は「地球物理学的ストレス」の原因になると主張した。しかしNolleは、なぜ90%という数字が選ばれたかについては言及しなかった。」
とのこと。
…占いなんですね。
「あ!ツキと、月ってことッスかね?」
えーっと、、、真面目な話、月が地球の距離が地震と関連してるのではないか?という研究がされてるそうで、2011年の東北地方太平洋沖地震や2004年のスマトラ島沖地震のような巨大地震は、1〜2週間以内に発生しているスーパームーンに起因するという憶測があるそうです。
深さ40km以内の比較的浅い地点で起こる地震については、月の引力により断層にかかる力が大きくなればなるほど地震が発生しやすくなるという学説が存在する。また、東京大学の研究チームが潮英科学誌「ネイチャー ジオサイエンス」(2016年9月12日付電子版)に発表した研究結果によると、1万件以上の地震データから潮汐力の強い時期には巨大地震の発生確率が上昇することが示されているそうです。
なお、(すでに古いものではあるが)2011年~2012年の文献では「スーパームーンと大地震の相関関係を示す証拠はない。」とする説もあるので、まだはっきりとは解明されてる訳では無さそう。
月の引力は海の満ち引きを引き起こしてて、「潮汐力(ちょうせきりょく)」と呼ぶそうです。
たしかに、海釣りをしてると潮の満ち引き、大潮・中潮・小潮と関係していて、一般的には大潮の方がよく釣れるとされてます。