裏ユキヒロック

ロックとバイクとラーメンが大好きだ。

グラスホッパー

2017年08月10日 | 映画・TV
伊坂幸太郎さんの文章は、とても不器用だと思う。

でもその不器用なところが、最大の魅力なのかもしれない。

映画になった作品はほとんど観ているけど、今回は原作を先に読んでから映画を観たので、

とても複雑な気分。

親切心からなのか? 映画はとても説明的で、せっかくの不器用な部分の「解説」がクドい。

「蝉」のキャラの広げ方はとても良かった思うし、鯨とか、難しい役だと思うけど、割りと違和感なかった。

とにかく、最後の方で全部「実は・・・」って説明するシーンは蛇足であり、

台無しにしちゃってると思う。

いくら冷凍してあるにせよ、一年後のスープ・・・食べますかー?(笑)

って、そこが一番気になってどうする?!