Jazz好きのクリント・イーストウッド監督の「バード(Bird)」ようやく観ました。
1988年の映画なんですね。
「バード」もしくは「ヤードバード」こと、ジャズサックス奏者チャーリー・パーカーの伝記。
「どうしても撮りたい!」という思いと言いますか、熱意、愛情が伝わってくる映画でした。
イーストウッド映画は、機会があれば片っ端から観てます。
どの映画も独特の「重み」と言うか、「いぶし銀」のようなワビサビを感じます。
この映画で、ダーティーハリーだったイーストウッドが映画監督として認められた作品と言うのは頷けます。
「バード」よりも前に、2014年作品の「ジャージー・ボーイズ」
(「フォー・シーズンズ」の経歴を基にしたトニー賞受賞ミュージカルを映画化したもの)を先に観たのですが、
比べると、ミュージカル映画だから良い意味で力の抜け具合が「ジャージー・ボーイズ」にはあって、
光と影、陰と陽のような対になった関係
アンサーソングみたいな関係になってるのかもしれません。