子供の頃にピアノ経験のない、新米保育士の娘から電話。別に聞く気はなかったけど、スマフォのスピーカーで妻と話してたから丸聞こえ。
自分のクラスの発表会のピアノ伴奏をしたそうなのですが、うまく出来なくて、終わってから職員室で励まされたら泣いた・・・みたいな話をしてた。
「この一週間、朝早く行ったり、居残りしたりして、ピアノの練習をしてきたのに悔しい!」とまた泣き始めてたんで、つい・・・
「悔しくて泣くくらいなら、一週間じゃなくて、普段からもっと練習してれば良かったじゃん!」
・・・と、自分もピアノ弾けない癖につい口走ってしまったら、電話口で更に大号泣された。
こういうアドバイスの仕方が、女性に一番嫌われるんですよね~(笑)どうしたら良いとか、そういう答えを聞きたいんじゃなく、「残念だったね」とか「悔しかったね」とか、ただ、共感してもらいたいのでしょうね。
バンド演ってるんで、少しはわかるけど、結局は普段の練習しかない。逆に練習は嘘をつかない。練習で出来ない事は絶対に本番で出来ない。あとは、テクニックを補うアレンジだったり、ちょっとしたコツ。弾ききる!みたいなメンタルとか。
まず、練習のやり方がわからないから、練習しないんだと思う。知らないことは知ってる人に教えてもらうのが一番早いし、確実。
ピアノ苦手な保育士さんも教えてくれると言う、娘の職場の近くのピアノ教室を探して、「このピアノ教室に行って、練習するコツや、具体的にこの曲をなるべく簡単に弾けるアレンジを教えて下さい!と、習うというより、相談しに行く感じにしたら良いと思うよ。」と諭した。
自己流は、そのコツを取得するまで時間が掛かってしまう。
もう子供の頃からピアノ教室に通ってた人みたいにはなれないだろうけど、クラシックのピアノ・コンテストに出ようってんじゃないのだから、歌ってる子供達を楽しくさせられたら良い。
音楽は本来、楽しいものだから、泣いてちゃダメだ。
がんばれ! 娘よ。