コロナ禍で中止・延期されてたミステリーツアーが、2年ぶりに開催された昨年の秋に引き続き、「コロナ5類移行記念!」って訳ではありませんが、2023春も無事に開催の運びとなりました。
「ここで説明しておこう!」
ミステリーツアーとは、仲間内で持ち回り(正確にはクジ引き)で幹事さんを決めて、幹事さん以外は行き先を知らされずに連れて行ってもらう、基本的に新潟県内日帰り旅なのでR。
前々日メンバーのご親族に不幸があり、残念ながら急遽1名が行けなくなり参加者7名の予定が6名での出発になりました。
朝6時からミステリーメンバーをピックアップしてくれた幹事さん、おはようございます&早くからありがとうございます!
レンタカーはトヨタ・ノア。
ミステリーメンバーはMAX8名なので、この手の車を手配しないといけない。これまた幹事さんの素晴らしき手腕でピッカピカの車で快適。ちなみに、レンタカー料金は24時間で2万円くらいだそうです。
「セブン-イレブン 紫雲寺藤塚浜店」だと思われます。こちらに到着する間に、すでに重大な2つのミステリー発生! 「事件は会議室じゃない!車内で起こってるんだ!」
ファースト・ミステリーは、道の駅登録第1号 新潟市北区の道の駅「豊栄」へ向かう途中で起きました。
なんだか、西村京太郎さんのトラベル・ミステリー小説っぽいシチュエーション。
幹事さんが「あれ?3列目シートの後ろ、荷物の方で携帯鳴ってね?!」と言うので、耳を澄ますと確かに鳴ってる。バイブもブルブル言ってます。
「えー?!」ってなって、後ろを確認すると敷かれてたブルーシートがゴソゴソ。
「ん?!誰かいる?! マジ?!」
いつの間にか、いないはずのメンバーが隠れてるという劇的サプライズ!
「えー?ずっと隠れてたの? いつ乗り込んだんだ!」
日曜の早朝から、ザワつきました。最近、不参加気味だったメンバーが最初に休憩したコンビニで、こっそりブルーシートを持って隠れていたのです。
これがほんとの「幽霊部員?!」とか。
…かの有名な萩尾望都による日本の中篇SF漫画「11人いる!」みたい。(アニメ映画化もされてるので、良かったら観てね。)
ま、今回の場合は「7人いる!」なのですが、いきなり主役級のナイス・ミステリー!
…で、ひとしきり笑ったあと、道の駅「豊栄」のトイレ行ってから戻ってみると…
「だ! だ! だれか乗ってるぞ! ひーふーみーよーいつむーなな…はち? はち? 8人いる!」
そうなんです、親戚のお通夜で急遽欠席だったメンバーも、夕方のお通夜に間に合うようにお昼くらいまで別車でついてくるのだそうです。
「8人いる! …ナ、ナ、ナイス・ミステリー!」
のっけから大波乱のミステリーツアーの幕開けです。
第一ミステリーポイントは「笹川流れ観光汽船」。
チラっと雨が当たりそうなぐずつく天候でしたが、8人揃えばあら不思議。お日様が元気出してくれました。
地魚焼きが美味しそうだったので、つい手を出してしまいました。
日本海の地魚ってのは、だいたいこんな小さな魚です。これをさっと干した小魚が美味しい♪
遊覧船は二隻ありましたが、今回は小さい方。小さいと言えども最大積載人員122名。
私の体重が2人分なので、121名しか乗れなくして…すんません! 海より深く反省!
出発! さすが、笹川ながれの透明度。 海の底が見えるくらい、色もエメラルドになっています。
ヒッチコックの「鳥」を彷彿させる、海鳥たちに囲まれます。船内で売られてる海鳥の餌=かっぱえびせん狙いです。 あんな小さなかっぱえびせんを上手に受け「鳥」ます。
第二ミステリー・ポイントは、村上市にある『イヨボヤ会館』日本で最初の鮭の博物館だそうです。
イヨもボヤも「魚」という意味だそうで、大切な村上藩の財源だった鮭は「魚の中の魚!」と呼ばれて大切にされたそう。
鮭の博物館ですが、三面川の生き物、淡水魚が展示されています。
鮭の稚魚?
チョウザメ。卵の塩漬けはキャビア。世界三大珍味の一角。
サンショウウオ?
金魚。
らんちゅう?
熱帯魚のネオンテトラも展示されていました。
イヨボヤ会館は、実は地下になっていて、そのまま本物の川(三面川の分流「種川(たねかわ)」だそうです。)の断面が見えるようになっています。
ウグイ・アユ・ウキゴリや産卵のために遡上してきたサケなど、季節ごとに移り変わる川の中の様子を観察できます! 凄いッス! 吃驚ッス!
そうですね、思わず「ギョ!ギョ!ギョ!」さかなクンになれます。
秋の鮭の遡上時期にまた来たい! そこんとヨロシク! 「鮭なベイベー!」
しっかり、鮭の勉強をして、鮭の大切さを学んだばかりですが、ランチはお隣の『サーモンハウス』で、焼き鮭定食。(;^_^A
サーモンフライまで付いてます。(業務用冷食でしたが…) うまし!
お腹も満たされ、暫し車内でお昼寝しちゃったら、車はどんどん北上してました。
目覚めた時には『鶴岡市立加茂水族館』。
「わ! やったー! あの神秘的なクラゲの水族館! 一度は行ってみたかったんスぅ~!」
奇しくも、スマホを新しくしたばかり。いや~写真撮り甲斐あり過ぎます! 新調が間に合って良かった~♪
『(仮)考える魚群』
『(仮)海の中は、目サメーが良い』
『(仮)右がAで、左がB。(あ、AB、エービー)』
『(仮)アザラシらしい』
アザラシたちが他人とは思えない。 おそらく、前世でアザラシだったような気がします。
『(仮)ウミガメのしかめっ面…しカメっ面』
『(仮)光るクラゲ』
『(仮)クラゲの館内はまっクラゲ(真っ暗げ)』
『(仮)おまいら絶対、地球外生命体だよな?』
最後に大きな丸い水槽の中に、大量のクラゲたち。
『(仮)綾波レイか!』
屋上から、秋田の鳥海山が遠くに見えました。テラスの雰囲気がセレブっぽくて、『成功者たちのオフ・ショット』みたいな写真を何枚か撮って遊んでました。
三条に戻って、ハンバキヌキ。 打ち上げっす。
ランチ後に、通夜のため帰ったメンバーも遅れて打ち上げに参加。
また「8人いる!」になって大団円の「ミステリーツアー2023春」。
幹事さんお疲れ様でした&ありがとうございました!
「ナーイス!ミステリー!」
打ち上げ(揚げ)だけに、揚物天国。
「うん、まだまだ若いぜ!」(頼んだの、全部わたしだけど…)
くじ運が良いのか、悪いのか? 久しく幹事さんしていなかったので、次回の幹事に立候補しました!
次回は2023年10月です。
体調を整えて、必ずや幹事の職に臨みますので、皆さまよろしくお願いいたします。(^^♪