ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

職(能力)のない人のことですか・・

2009年04月27日 14時38分09秒 | Weblog
いま、世の中に「職」のない方が増えているとか、「職」とはどんなものなのか?
つらつら、思うに難しい・・・・・・・

天から、神から、両親から、自分に与えられた「天職」

色々な仕事をしてみて、やっと巡り合えた、自分に最も合った「適職」

自分で一生懸命に仕事をしているうちに、自然と誰にも負けないという自信を持てるようになれたら一人前の「職人」

一生懸命取り組むと、知らないうちに、その仕事に対する「喜び」が感じられるようになるのが「職業」

仕事のない人は「無職」

人としての、生き方や仕事を変えることを「転職」

人に仕えて、仕事をする人は「職員」

人に仕えて、ものを作る作業をする労働者は「職工」

色々な、生き様の種類を「職種」


結局、自分の努力とやる気がありさえすれば「職」は必ず見つかるはずです。
ですから、「職」とは、自分自身の「生き方」のような気がしますね。

その時代や、局面に合わせて「職」を千変万化させて成功させるだけの
「偉才」を輩出することができれば、その企業(家系)は大きな意味で継続して繁栄を勝ち取ることになります。

富や財産、名誉などというものは、一時の「アダ花」なのです。

国にお金を寄付してから叙勲申請して「勲章」をもらう人もいるくらいですから、叙勲による成功の尺度なんて全く判りません。
どんな汚いお金でも、知らないことを前提に国は国庫に収納してマネーロンダリングしてから勲章をくれるわけです。
ですから、悪人にとっては後ろめたい心の「免罪符」ともなるわけです。
みんなそんな汚い、人間ばかりではないはずだと祈るばかりです。

しかし、良く考えてみると
まるで、閻魔大王の前に引き出されて、悪人がお金で解決を付けるとしたら、
これが本当の「地獄の沙汰も金次第」という事なのです。
バカバカしいことこの上なし。

もし、本当に閻魔大王がそんな仏なら、
私は彼の舌を必ず引き抜いてやります。
これは、本気です。覚悟しろ!! 閻魔君。

死して尚、地獄の鬼と一勝負!!!
ナ・ナ・何という、この燃えるような正義感。
義があれば、閻魔さまも怖くはありません。

一番馬鹿な奴は、
実は自分は何もせずに、しかも頭にも心に何も持っていないことに気付かずに、
「失うものが無い奴は強い」なんて言っている馬鹿な経営者です。

親の遺産と「職」を引き継いだとしても、改善意欲や時代を見据えることも出来ないその能力では、
君のその企業(家系)は必ず滅します。

自分が既に、能力もヤル気も行動力も失ってしまっていることに気付かず、
「アレは嫌」、「コレも嫌」、「楽はしたいけど、リスクは踏みたくない」
それで、晩酌の安酒を喰らっている場合ではないでしょう。

プレジデントや東洋経済など陳腐な金で買えるヘボ理屈や知識だけで、
社員がついていくほど甘くもないのです。
ああ、気が付くと、
もう社員もいなくなってしまって、そして、淘汰の道をまっしぐら、

そんな人間に限って、先祖などを大切に祀るふりをして実は「自分の代だけ良ければ・・・」と考えてきた、本物の不忠義者なのです。
自分の心の汚さを、何とか坊主を通じて取り繕うとするその汚い根性。

今やらなくて、何時しますか?
貴方がしなくて、誰がやりますか?

ア~~~~ァ、つまらない、
キン玉ぶら下げているなら、勝負の時なのです。

全国を飛び回っての雑感です

2009年04月27日 05時37分52秒 | Weblog
しばらく、外出していたもので原稿やら資料作成、提案資料など、ドキュメント類の制作が山積みです。
頑張って、今日からゴールデンウィークまでに全力で一気に片付けます。

毎年、この時期になるとようやく営業活動にもエンジンがかかります。
とにかく、チョット気を抜くと仕事がすぐに溜まってしまいます。
ここからは、一気に気合いで駆け抜ける覚悟です。

石油ビジネスは全国どこへ行っても話題は共通ですが、
地域の市況はそれぞれ独自性があるようです。
どうも、メディアや掲示板、最近ではWEB上でのガソリン価格など
必要以上に安値ばかりの話題を追い過ぎているようにも感じられます。

全国にはしっかりと寝取りしている地域もあるわけです。
そんなエリアが何処なのか、情報を提示するとすぐに安値のセルフができてしまうのが現在の石油業界なのです。
ですから、私としては市況の良いエリア情報は「クローズド」ということにしておきましょう。
私は、石油販売業者の「味方」なのですから・・・・

サブ店など販売業者自身の掲示板などで「安値市況」などについて、過剰反応しているのは自らのビジネスの収益性を自ら崩壊させているようなものだと思いますし、
石油業界紙などでも、安値看板や安値情報だけを記事にしているケースが多いわけですが、
業界としての非生産的な単価情報だけでなく
もう少し「業界の利益」を考慮したらどうでしょう。

「ゴン太店」と呼ばれた有力業者が全国各地で淘汰され、
その後のマーケットは安定を取り戻しています。
そんな商圏が全国各地に発生している現実を見ていると本当にそう思います。

やはり、いつかは春が来る。
ですから、しばらくは、腰を据えてなすべきことをしっかりと準備しておきましよう。
思うに、今年から石油流通ビジネスの「直売部門」や「外販配送」部門については大きな変化が起きてくるはずです。
同時に、ビジネスチャンス拡大の可能性も見えています。

弘前の桜、桜、桜、そして「青荷温泉」

2009年04月27日 04時22分41秒 | Weblog
おはようございます!
新しい一週間が始まります。今週もがんばりましょう!

先週は、北東北を巡回営業してきました。
とはいっても、かねて家内と約束していた「弘前城の桜見物」を兼ねての出張でした。
考えてみれば、私にも贅沢な余裕ができたものです。

数年前に、新井君と散り際の「弘前城の桜」を見物して感動したこともありました。
「散る桜、残る桜も散る桜」、桜の花を見ると先日の九州知覧隼特攻隊などの詩や、今は亡き弟、そして友を想い出します。
桜の花の咲く頃はどうしても、「人との巡り合い」や「別れ」が多いものです。

それにしても、弘前城の桜はすごいです。
東北には桜の名所が多いわけですが、日本列島を北上した「桜前線」が、
日本の最北端青森県の弘前で一気に大爆発といった感じですね。
なんと、全国から220万人を超える人達が桜見物に訪れるということです。
家内と二人で、弘前城の隅々まで歩きまわりまして、万歩計も一万五千歩。
出店に立ち寄っては、お茶を飲んだり、珍しいものを食べたり、久しぶりに贅沢な時間を過ごすことができました。

帰りに、先日NHKでも紹介された、日本の秘湯「青荷温泉」に投宿しまして、
久し振りに電気のない生活も体験してきました。
それにしても、あんな山奥のしかも谷底によくもあのような温泉施設があったものです。
宿に到達するには、まるでアルペンラリーのような山岳路を走破して、
さらに駐車場から谷底まで急坂を歩いて降りていくわけです。
それでも、この時期、宿は宿泊客でいっぱいなのです。

夕方になると、灯りはランプだけです。
食事も山の珍味。風呂に入っても暗くて露天風呂は混浴です。
風呂場は清流に沿って幾つもありますのでも温泉としては最高です。

ゆっくりと風呂に入って、食事をして、さあ読書でもしながら寝ようかと家内と話して、
寝床に入ったら暗くて、とても読書どころではありません。

当社のユーザーの社長さんが「須賀さん、青荷はいいとこだよ、でも夜になったら
酒飲んで、飯食って寝るしかほかにないからね、」
と教えてくれた、意味がよくわかりました。

早々寝てしまいまして、夜中に目が覚めて、
「滝見の湯」とやらへ懐中電灯を持ってたった一人で出かけました。
一人ぼっちで、真っ暗闇の森の中の温泉で山の上から落ちてくるたきを見ていたら
怖くなってきましたね、滝が白く浮き上がり、女性のように見えてきたり、
蛇のように見えてきたり、何せ暗闇ですから、
あんなときに、美しい若い女性が湯けむりの中からポッと現れて、
背中を見せて風呂に混浴したら・・・・・
怖いですね・・・、怖いですね。。。。ちょっと嬉しいですね・・・・
考えることが不順ですね・・・・、スケベオヤジですね・・・

しばらくしたら、怖くなって、帰ってきましたが、
何せ、暗闇で足もとがおぼつかないわけです。

人間の気配がしない深夜の山奥の露天風呂・
贅沢ですけれど、怖いものです。

しかし、人生の幸せって、なんだろう?
すでに子供は育って、世に求められ、自分も好きな仕事があって
健康で好きなゴルフができて、体調管理だけが目下の留意事項です。

人生、万歳!!なんて、叫んでみたくなるような、
もう一度、行ってみたい秘湯でした。