昨日は今シーズンの初雪が降りました。
こんな日は、部屋に籠ってディスクワークですね、
明日も朝早くから関西方面へ出張ですから体調を整えて資料を整理しています。
今年は、灯油ビジネスがシーズンインしてからも全国から配送システム構築の要請が増えており、
『灯油復権』の動きが顕著となってきたように感じています。
SSの淘汰、閉鎖が進んだことで、
全国的に灯油配送ビジネスでは『残存者利益』が明確化しています。
最近は消費者の『灯油』に対する配送コスト意識も浸透し、以前より値取り環境も改善されてきました。
灯油ビジネスだけは、確実に「ほっとけ、安売り」といった雰囲気が定着しています。
その根底にあるのは、
急増しているSS過疎地帯とセルフ増加などにより多くのSS企業の配送体制が弱体化したことにより、
これまで、すでに「灯油配送センター」を構築して灯油ビジネスを本格展開してきた企業では、
消費者の宅配ニーズの高まりから販売数量も自然増加しており残存者利益が明確化してきたということです。
このようなSS企業の自信は必ず石油ビジネスの「次の時代」の展望を拡げるものになるはずですから、
この、石油ビジネスとしてのコアな部分でもある「宅配灯油」の方向性を大切にしながら、頑張りましょう。
必ず、「SSビジネスの未来」が見えてくるはずです。
最近では、ホームセンターやショッピングセンターも「配送灯油」に注目していますが、
配送作業を伴うこの分野だけは、配送体制が強化されたSS業者が圧倒的に優位な状況にあります。
本格的な「灯油配送センター」を構築している企業には、
これまで新規参入業界として対抗してきたホームセンター系企業や大手ショッピングセンターなどからも灯油販売に関するコラボレート要請の打診も増えており、今後、SS業界にとっては大きなビジネスチャンスの可能性を含んでいます。
今後の課題は、
この「灯油配送ビジネス」の動きと流れをどのように「次のビジネス展開」に繋げていくことができるかということですね。