最近、SS業界からの要望が高まっている灯油配送を起点とする「宅配」ビジネス展開について、
それらの「時代のニーズ」に対応するための「雪ん子」を駆使した新たなビジネスモデル構築を模索しています。
昔と違うのは、WEB環境を駆使したWANなどのネットワークが前提となっていいることですね。
特に大震災後は、事業継続計画BCPを前提とする、データセンターなどの活用による「クラウド」の構築が増えています。
今後はガソリンスタンドという業態から、
WEB環境の進化を前提にした外販、無店舗ビジネス展開の可能性が拡大することになります。
確かに、SSの既存客を囲い込みながらの灯油配送ビジネスは受注から配送作業まで考えると、
立地条件などは関係ありませんから、いろいろなビジネスモデルが生まれてきそうですね、
灯油の閑散期である夏場に向けてのビジネスなどでは、「エアコン取り付け、フィルター清掃」などが急増中です。
元売り販社系企業などでは家電製品のリサイクル業務まで展開しています。
さらに、最近ではSSのPOS処理まで自前処理を前提にシステムのクラウド化を行う企業が増えています。
このことにより、ランニングコストだけでなく、石油ビジネスの可能性も大きく変わる予感がしています。
これまで、「系列」に乗ったシステムを稼働させてきた石油業界システムですが、
今後、独立系大手などは経営ポジションや規模、業態に合わせた独自のシステム運用が増えて来そうです。
大手が運用する「直売システム」などは、
抜本的な見直しをする企業が多いため、設備投資の意欲も見えています。
SS店頭ビジネスと石油流通ビジネスでは、根柢の考え方が違うのは当然です。
やはり、「有事の石油ビジネス」ですね、ここは、ビジネスチャンスと考える大手企業が増えてきたような感じです。
石油ビジネスは、「変化と試練の時代」を迎えつつあるようですが、
ここは、やはり「チャンス」ととらえる、前向きな企業が勝ち残ることになるはずです。
そんな時代の企業の課題を解決するのが、業務に特化した専用ビジネスソリューションです。
ちなみに、「ソリューション」とは
業務上の問題点や課題を解決するための手段、
または主にそのために導入される情報システム全般を指す。
システムを構築することをシステムインテグレーションと呼びます。
これからは、「ソリューション」が石油ビジネスをリードする時代となるはずです。