ゆきんこブログ

月刊ガソリンスタンド誌
『変化と試練が、人と企業を強くする』
連載中!

「プロフェッショナル」にいきるということ

2013年01月17日 05時11分57秒 | Weblog

昨日テレビを見ていたら、省電力に関するアドバイザーのような方が家庭でのいろいろな節約手法を説明していました。
ご覧になった方もいたはずです。 世相に応じて色々な職業が生まれてきますね、まさに「時代」です。

「こうすれば、年間でいくら節約できる。」と具体的金額を上げながら説明されますと説得力がありますね、
月間いくら、というよりも「年間」といわれると金額も大きくなるので、やってみようという気になります。

見ていたら、
我が家で行っている工夫などもありますが、色々な生活の知恵も体系化すると「評論家・専門家」として認められるという事でしょう。

確かに、
「〇〇〇評論家、アドバイザー、アナリスト」などのように、世の中には色々な分野の専門家や評論家があふれています。
時には、とんでもない分野まで評論家や専門家がいるので驚いてしまいますね。
テレビ局やメディアはそんな専門家をどうやって探し出すのか・・・、気になります。
最近では、インターネットで検索できますから、その道の評論家や専門家を探しだすことは比較的容易なのかもしれませんね。

「トイレ評論家」などはありそうですね。
ためしに検索してみると・・・・、ありましたよ!
「アジアのトイレ評論家」や「トイレにまつわることにすごく詳しいけど、全然仕事がこないトイレ評論家。」
やはり、トイレですからウンチクをのべる仕事があるのか・・・・

シャレにしても、「アジアのトイレ・・」なんて、その評論家から匂いがしてきそうな気がします。
ホンモノなら、ぜひ一度話を聞いてみたいものだと思うわけです。
名刺などをいただいても、名刺入れにいれると匂いが移りそうです。

失礼。話が、本題から大きくそれてしまいました。

云いたいことは、
石油流通の現場での実体験もないのに訳のわからない「総論的」な話題などを振り回すことを生業としている人が多いということ。
石油流通に関する総論的な情報なんて、その人間だってどこかの資料から引っ張り出して話しているだけ。
学校の授業のようで、少しも、具体的な対応なども見えてこない。
コンサルタント、アドバイザー、アナリスト、評論家、なんて肩書きを聞くと弱いのが街のガソリン屋の親爺さんということなのでしょう。
そんな人の話を、したり顔しながら聞いている経営者も多いわけで、SS経営者は本当に勉強していないということです。

なんて私が云ってるわけではなくて、セミナーを開講した主催者の声ですから驚きです。

「須賀さんと酒を飲みながら話していたほうが、よほど勉強になります。」なんて、石油組合の重鎮におだてられながら仕事をしています。
「今度、一度うちの社員を集めるからセミナーで話してよ、」なんていわれるわけですが、
人を前にして、きちんと話すのは大嫌いで、酒でも飲みながらコタツで話せたら本音の話は天下一品です。

実は、私は世界最大の外国のコンサルティング企業で登録されており、
時々、電話でのコンサルティングを行っていますが、
ちなみに、ギャランティは350㌦/H、からとなっております。
コンサルティング企業がクライアントから受ける金額はどの程度なのか気になりますが

第一に、
私は評論家、アナリストではないわけで、
現在でも石油流通システム最前線の現場に生きるプロの「実務労働者」なのです。
業界誌などに原稿を書いているので、「評論家」のようにとらえて「先生」なんて呼ばれることもあるのですが、
とんでもない!。 「社長」と呼ばれるほどの業容でもありませんから「須賀さん」で結構なのです。
まあ、『必殺! 仕事人』のようなプロフェッショナルでありたいと思っています。

少なくとも、「先生と呼ばれるほど落ちぶれてはいない。」と自負しています。
今度会ったら、近くの居酒屋で酒でも飲みながら、無料セミナーです・