毎月、こうして石油業界に関する原稿を書いていますと、テーマ探しに苦しむこともあります。
特に「ガソリンスタンド」という切り口では、残念ながら世間から「斜陽産業」として見られることも増えており、
正直なところ、SS業界の将来にむけて明るい話題を探し出すのはさらに難しくなったと言わざるを得ない状況です。
特に気になるのは、最近、SSの現場から優秀な人材の流出の問題が急浮上しているということです。
全国各地でSSの件数が減少し、セルフ化も進行したことから、SSに従事し店頭で頑張る優秀なスタッフの数も急速に減少しました。
特にセルフ化はSS業界みずからが「人的課題」と運営コスト面への対応から選択した運営オペレーションなのですから仕方がないということも言えそうです。
ガソリンスタンドという業態は、激しい販売競争にさらされ厳しい採算面などからの急速な件数の減少により大きな変革期に入っています。
我々は、すでに「次の時代」に向けた提案をスタートさせています