関東と関西のビジネス

最近では「関西商法」という言葉があまりもてはやされなくなってきたような気がします。
ＩＴの時代になって、関東と関西のシステムに対する認識格差がかなり拡大しているようです。

浪速の商人といえば「ソロバンに強い」イメージですが、パソコンの時代になって若干空気が変わっています。

基幹統合系ＥＲＰなどの概念に基づく「データ一元処理」などについて、年商数百億の石油流通企業でも理解していないようです。「仕入は仕入」、「売りは売り」と手間のかかる重複処理による計上作業などが依然として行われています。

関西というところは結構保守的なのですね、数社をまわって驚きました。
これでは関東と経営効率の格差がつくはずです。

ある関西通の方の話では、老舗といわれるところより中間クラスの方が業務改善意欲も強いとか、確かにそのようです。

ＩＴによる流通処理業務の省力化では、石油に関する限り関東と関西でかなり大きな格差があるようです。