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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

月は土星に近づいてましたっ!

2021-11-10 21:45:33 | 惑星・天体ニュース

   今日も、何だか朝から消耗する1日でしたが,仕事を終えて帰る途中では、もう空にはいるはずのお月様が太陽光に打ち勝って姿を見せていあにかと空を見上げ待ち構えました。でも、月が見えてきたのは、帰宅して夕飯の用意をしている時でした。窓から覗き見た南の空に、夕飯を作っている私に「今日も、忙しく頑張ってるね」とエールを送りに来てくれました。

           

       高い空にいるので白っぽいお月様ですが、静かに空の散歩を楽しんでいる様子でした。

      「あとで、沈む前にちゃんと逢いにいくからね」

       そして、夕食を食べて、「月が見えているね」と電話をかけてきた友人の話を聞いて・・・

       私より年上の彼女。久しぶりにコロナ感染が減ってきたのでカラオケに行ってきたとのこと。「行ったら、何だか気持ちがグッと晴れた。やはり、皆と集まって笑う時間がもてるのは幸せ」とのこと。本当に、この2年、生活が一変してしまった。さて、ただこのまま、普通の生活にもどれるのやら・・・。

       ヨーロッパやロシア、アメリカでもまだ油断のならない状態なのに、政府が入国制限を緩めるらしいが、不安はまだ残る。感染力の強い変異株が入ってきたりしないのか。水際対策は本当に万全なのか。

       それとは別に、ニュース記事では新政権がさっそく、私が絶対に反対したい「敵基地攻撃能力」の議論や「憲法改正」の議論に積極的に動き出そうという話が持ち出されてきていると書いてあった。どうして、そういう方向が優先されて、平和に貢献する「核兵器禁止条約の署名・批准」や「危険な原発廃止・再生可能エネルギーの推進」の話はでてこないのだろう。せめて広島出身の岸田首相になったなら、1番にそこに手をつけてほしかったのに。

       夕食を終わって、月が沈む前に、重く感じる心を抱えて、西に開けた駐車場へ。静かな夜。空は晴れ亘り、星もずいぶん見えているようだ。でも、私の狙ったのは、「沈みゆく月と土星と木星」。

       

        もう、地平に近づいて黄色味を帯びた月。「おやすみなさい、お月様。でも、沈む前にチョットだけお願い」

    なぜだか、日本の国民は、軍備強化をしたり憲法改正に積極的な勢力に選挙で力をまたもや与えてしまったの。だから、私の心は落ち着けません。手により強力な武器をもつことが、平和に繋がるはずはないのに。なぜって、「武器を強化しなくては」と言う人たちは、口をそろえて(他国が軍備を強化していることに警戒しなければ!)というのだけれど・・・日本が軍備を強化したら、相手は、武器を降ろす? とんでもない、それを口実に強化してくるだけ。国民は、安全になるどころか、相手のより強い武器の脅威にさらされるだけ。

    軍拡とはそうしたもの。過去の歴史が指し示しているのに。でも、軍拡を目指す政府を多数の人が選んだ事実には抗えない。

   「お月様、どうか、人々の心を照らし、皆がその愚かさに気づくようにして下さい。『ナイフや武器を手に握った人は、他の人と心打ち解け、握手をすることができない』。国と国も同じ事」

          

       もう沈もうとしている黄色い月の右上には土星が、上に離れて輝くのは木星。明日は、月はさらにこの土星と木星のあたりにやって来ることでしょう。明日も、静かな1日が送れますように。そして、怖いことを考えている人たちの足が、立ち止まって過去の過ちをしっかり振り返る時間をもつように、どうぞその光で正しい道を照らして下さい。人と人が殺し合う世界にならないように。    

       大事なのは、皆で力を合わせて世界の人々全体の幸せを考えること。まずは、そう考える人が一人でも多くなること。

     

    英語の説明の報道は、ココから。日本語の説明の報道は、ココから。

    気候変動が、日本と関係のない小さな島国のことだと思って無視し、今日本にも世界のあちこちに起きている気候変動を見てみないふりをしたら、どうなるか。コップの水が溢れ始めたら、もうそれは制御できない。手遅れになります。

   

コメント (2)
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