felizmundo's website

月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

木は息をする! スノコも呼吸していた

2008-10-30 13:44:00 | 日記
  1週間ほど車を使わずにいて、車を使おうとした夕方。他の車のガラスは平気なのに、わが家の車だけ何故か汗ばんでいるのに気がついた *(涙)*

  びっくりして中の様子を確かめると、窓ガラスの内側がぐっしょり濡れている *(驚き)*

  理由に気づいて2度びっくり。
  車には、先日引越しするのでいらなくなったから、と長女の家から持ち帰った10枚ほどのスノコが後部に積み上げられ放置されていたのだ。

  この木達が、息をしていたんだ!
  「木が息をする、と聞いたことはあったけれど、スノコも生きていたんだ」と気づかされた。

  このスノコ達は、我が家の風呂場でお役御免になったあと、地震災害などの時の寒さ除けにでも役立つか、とベランダ下に保存していたものでした。それを長女が、家の庭石が門まで乳母車を走行させるのに不便だというので、暫く貸し出していたのです。

  生きている木を粗末にせずにいてよかった。ベランダ下に戻しながら、これまでとは違って、スノコがモノではなく、生物の仲間のように感じられました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

必読!「なぜ君は絶望と闘えたのか 本村洋の3300日」

2008-10-16 13:31:00 | 日記
 光市母子殺害事件の本村さんの9年の軌跡を追う「なぜ君は絶望と闘えたのか」(門田隆将著、新潮社)を読んだ。
 
 最高裁からの差し戻しで2008年4月22日、当時18歳だったFへの死刑判決が下りた。耳を疑うような荒唐無稽なFの陳述の変化、それを擁護・教唆したのではと思われた弁護団を前に、司法が本村さんの納得する判決を出した瞬間だった。
 
  犯罪を犯したものが擁護され、不遇な環境があれば情状酌量され、加害者は保護もなく放置される状況の中を闘いぬいた本村さん。彼の言葉を通して、本当の人権、死刑制度の意味が、わたし達一人一人に問われます。

  映画、小説に犯罪者サイドからの見方が氾濫する中、私自身も知らずにエセ・ヒューマニズムに捉えられていた時期があったことを、心から反省しました。

  また、彼をこれまで絶望の淵から支え成長させ続けた上司、検事、家族、仲間たちの話しに涙が止まりませんでした。こういう人たちがいる限り、日本はまだ大丈夫と、確信しました。

  最後にもうひとつ、この本の素晴らしさは、死刑囚の言葉も載せていること。
  死刑判決を受けた後のFと筆者の対話には、知らなかっただけに本当に驚かされました。翌日、Fに面会に行った著者は、法廷とは違うFと遭遇する。

  「僕は(自分が殺した)二人の命を軽く思っていました。でも、今は違います」

  「被害者が一人でも死刑に値すると思っています」「僕が奪った命は夕夏ちゃん一人ではない。(父母、祖父母、まわりの)多くの人の命を奪ってしまったんです」
 
  「今朝、ラジオを聴いていると、昨日の記者会見での本村さんの言葉が流れました。”どうしてあんな供述をしたのか、事実を認めて反省の弁を述べていたら死刑を回避できたかもしれないのに”という言葉でした。僕はそれを聞いて、もったいない、と思いました。そして、本村さんが”死刑が回避されたかもしれない”といってくれたその言葉だけで、少し救われた気がしました」

  命の重さを知るために、一人でも多くの人に読んで欲しい本です。

  死刑は廃止されるべきではありません。絶対に。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の味覚!栗の渋皮煮

2008-10-09 23:39:00 | 日記
 今年も秋の味覚、栗の渋皮煮をつくりました。
 但し、今年の味は格別 *(ハート)*
 というのも、今年は栗園で、栗の花が咲く前から、半年かけて栗をみつめてきたので、もう栗を 他人と思えず?*(驚き)* 大事な身内のような気持ちでひと粒ひと粒作ったからです。

 要らない鬼皮をむくにも、(鬼皮の上のチョンチョコリンは栗のお母さんのめしべの痕だったのよね~)と、なんだかしみじみしてしまい、大きく成長した栗の実に 愛情をいっぱい感じて作りました。だから、美味しく 美味しくできあがったのです。

 残念ながら私の栗の渋皮煮を口にできなかった方も、せめて私の写真ブログ「果実の花」<http://navy.ap.teacup.com/applet/felizmundo/msgcate3/archive>から、栗の生長の様子をご覧になって、秋の味覚である栗を、美味しく召し上がってみて下さい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10月の惑星(2008年)

2008-10-04 20:49:00 | 日記
 先月に続き、惑星観察は、まだ木星が中心。
 でも、その木星も随分西の空へと移動してきました。夕方南の空にでても、夜遅い帰宅では西に沈んで見られなくなってきました。

 金星は、夕方西の空低くに見えていますが、西に開けた場所で意識してみていないと、見つけられません。来年1月に向けて見やすい位置に上昇中なので、あわてずにお楽しみに!

 火星は見られません。

 水星と土星は夜明け前の観察 *(泣く)*
 
 水星は、元々の早起きさんなら10月22日の低い東の空を探して見ましょう。但し、早起き習慣のない人には、起きての空振りはつらく、オススメではありません。
 
 夜明けより一足早く東天から昇る土星は、水星よりしっかり見えるはずですが、12月にはさらに見やすい高い位置になるので、これも冬を待った方が無難です。
 
 子供や夫のお弁当作りのお母さん、早朝勤務の方など、夜明け前に起きる方は、水星と土星が見られる ご褒美*(キラキラ)* をお楽しみ下さい! 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする