3週間あいてのレッスン。よ~く練習できたかと言われると、中だるみあり、忙しかったこともあり~。
昨日時間ができて、練習した曲を自分で録音して聞き直してみた。ガマの油状態、汗タラり(笑)
その後、四苦八苦できることをやってみたが・・・効果はそこそこ。う~んな状態で今日のレッスンに突入。
オスカー・ピーターソンのジャズハノン「MINUET8」
つっかえはしましたが、これは結構テンポやリズムを変えて練習していたので、OK。
次回は先に進んでやってくることに。先生曰く、ここも次のもまだ「ブルースという形式で書かれているんだ」ということです。
次は、"It's Going to Take Some Time" (カーペンターズの曲を渡辺先生がアレンジした楽譜)。
「録音したのを聞いたら、リズムが微妙につんのめって前の音を食べたりしているところがみつかって、メトロノームでだいぶ矯正しておいたのですが・・・」と告白しつつ弾きだして、結果も、予想通りに苦戦。
先生も「確かに、まだ音を食べているところがありますね」ということで、先生に食べているとご指摘を受けたところを弾き直す。
致命傷は、先生に前回指摘を受けて、楽譜に赤丸もつけて「この音を落とさない。メロディー音!」とまでしていたところを、すっかり失念。
いつの間にか、また落として弾いていたCの音(泣) しかも、その個所を何回弾き直してもなかなかマスターできない。繰り返し、繰り返し。
やっと音が入って・・・本当に、何のための赤マークだったのか。反省、反省。
先生ごめんなさ~い。
アドリブのコードが違っていたところは修正したので、どうにか合格。
ただ、どうもこの曲は先生が弾くと滑らかにメロディーが流れるのに、私だと「一生懸命な感じ」がでてしまう。リズムを間違えないように、音を間違えないようにというレベル。音楽の「楽しい」が全然でてない。
自覚症状もあり、前回指摘された間違えも克服できてなかったので、次週に再チャレンジへ。
「音学」でなく「音楽」目指します!
次は、先生のまだCDになっていない新しい曲"A Valentine out of Season"。レッスンでは4回目のチャレンジです。
"It's Going to Take Some Time"が、かなり自分の予想以上にうまくいかなかったガッカリの後で、こちらもやや影響を受けて、70点のでき。
つかえないはずのところも外したり・・・。
「こっちの方は、まとまってきましたよね」
「結構、あちこちで細かくミスがでてしまって・・・・(反省、反省)」
再チャレンジ。今度は少し落ち着いて弾けました。
「これは、こんなところじゃないですかね」と先生。
(これ以上はもう先へはどうにも行けそうにないです)という私の心の中の声と、先生の(これ以上は、もう期待できないだろうな)の声が合致したようです。辛くも、パス! (合格のパスと、通過のパスが同じって、英語の"pass"って絶妙な言葉ですね)
そして、この後プラスアルファ。
実は練習中に思い出して弾いていた"Last Freedom"。先生に頂いた楽譜にオリジナル楽譜もあって、そちらにあるイントロ、アドリブのコードを使ってCDから少し音を拾っていたがうまくいかないとご相談。
イントロのコードに添っていると思ったCD部分は、ルバートという自由部分でコードにあっていないことを確認。アドリブは、コード通りで、私がちょっと再現してコードにはめて弾いてみると・・・「あ~そんな感じでしたね」ということで、音はめの方向も見えた。それで、「次回はこれをちょっと練習してきます」とひとり勝手宣言。イントロはある意味コードから自由になった分だけ、再現がむずかしくなったのかもしれないので諦めるかも~ですが、アドリブは少なくとも次回までにチャレンジしま~す。
それで、それで、新曲のお願いへ。
「”Crescent Moon”でも、弾いていないのがまだあります。他に”Longing For the Moon”とか。
すぐに楽譜がでそうなのでいけば、カーペンターズもまだ ”Super Star”とかいろいろあるのでは」と水を向けると・・・・
「それならすぐ出るし、簡単だから、いいかも」と先生。
出てきたのは、”Super Star”の楽譜 ???? まさかの1枚????
えっ?先生はこの1枚で弾いていたんですか? ジャズピアニストというのは・・・(絶句)
「先生の簡単というのが、一番あやしい。先生が簡単に弾くのは、素人さんには滅茶苦茶むずかしいんですから」
とぼやきつつも、期待に胸を弾ませて先生の模範演奏を録音させて頂く。
「今のでなく、CDの方が簡単で弾きやすいかもしれないから、そこのところは適当に」
それにしても、1枚の右手の主要メロディーにコードしか書かれてない楽譜でアドリブから何から、どうやって瞬時に弾けるのか、謎、奇跡。
ところで、自分の楽譜を片付けようとふとピアノの上をみると、私のずっと弾きたいと先生に言い続けていた”Arcadia”の楽譜がピアノの上に!
まさか?楽譜にしてくださっているのでは?まさか?
残念、違いました。「ソロ用ではなく、トリオ用に考えてアレンジしてたけれど、ちょっと問題があって・・・CDのとも違うアレンジになっているので、これはちょっと無理ですね」 あ~まだまだ”Ardadia”は高嶺の花のままのようです。
でも、とりあえず今日は新曲も1曲ゲット。"Last Freedom"のアドリブにもちょっと期待できそうで、次のレッスンまでがまた楽しみに。
がむばります。