felizmundo's website

月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

自然写真家・亀田龍吉先生とサギの話

2024-07-07 18:10:37 | 生きるものたち(鳥・昆虫・植物・他)

  このブログのひとつ前に書いた<アオサギのこと調べるなら「アオサギを議論するページ」>でご紹介した松長さんが、

日本野鳥の会千葉県支部の書いたかなり昔の報告ですが、これを見ると1981年時点で県内に15ヶ所のコロニーが確認されているようです。当時と現在とではコロニーの分布も規模もかなり違っているとは思いますが、現在、県内にコロニーがひとつもないということはたぶんないのではないかと。行徳など一部のコロニーでは、以前、かなり大規模に脚輪を用いた標識調査も行われていたようです。
  

  というコメントと共に、「千葉県におけるサギ類の生息状況調査」という情報資料も あとから追加で送って下さいました。

  その一番最初に、「1980年に館山市でサギ類の大規模な有害駆除が行われて問題となったことで、調査が始まった」と書かれていて驚きました。館山で起きたとのこと、館山市出身の自然写真家・亀田龍吉先生ならご存知かもしれないと資料を添付してメールさせていただきました。

  亀田龍吉先生は、『葉っぱ博物館』『街路樹の散歩道』(山と渓谷社)、『雑草の呼び名事典』『雑草観察ブック』(世界文化社)などの著書を30冊以上もつ自然写真家です。私が先生の本を手にしたのは、「バ-ドウォッチングを楽しむ本 (趣味の図鑑シリーズ 3)」でしたが、先生は現在は鳥の本より植物の写真本の方が気づけば圧倒的に多いですが、今でも鳥はずっと撮り続けていて、数年前にも茨城県土浦のサギのコロニーを撮りに行っていると話をしていらっしゃいました。

  すると・・・

館山の城山のコロニーは、まさに私の野鳥写真のきっかけになったところで、射殺事件の4~5年前には週末になると撮影のため相模原から(当時まだ学生で相模原に住んでいました)館山の自宅にバイクで通っていました。その後就職してからは通えなかったのですが、射殺事件のことを聞いて、居ても立っても居られなく地元住民の話を聞きにいったのですが、その時聞いた野鳥の会と住民との確執から自分は中立の立場で客観的にことをとらえようと思いました。

 さて、サギのコロニーですが、この館山のコロニーは当時遠洋漁業の基地になっていた館山港の餌用のイワシの生簀がサギが集まる原因でした。私は城山のコロニーを分散させるには、生簀に網をかけるなり、元を断つべきと考えていたのですが射殺事件には間に合いませんでした。

 ここにはアオサギはおらず、射殺されたのはシラサギ類とゴイサギだったはずです。ここにかぎらず、関東地方のシラサギのコロニーにアオサギが混ざっているのを私は見た事がありません。

 土浦のコロニーは一昨年から移動してしまいましたが、ここもダイサギ、チュウサギ、コサギ、ゴイサギ、アマサギ、時にアカガシラサギが入ることはありましたが、アオサギは一羽もいなかったはずです。 

 関東甲信越地方では、アオサギはあまり多くない単位で河川敷などの高木に巣をかけることが多いようです。

 今は行徳のカワウのコロニーの糞公害が問題になっているようですね。カワウも昔からあちこちで繫殖しており、昔は千葉の大巌寺が有名でした。放っておいても糞で木が枯れれば、自然にコロニーは移動するはずですが、住民は待てないでしょうし難しいですね。なんとか鳥と人間がうまく共存できるといいのですが。      

                                                                                       (亀田龍吉)     太線は筆者(felizmundo)が追加

 北海道の松長さんが「近年は温暖化のせいか以前は見かけなかった他のサギ類も稀ではなくなりました。千葉県の場合はシラサギ類を主体にアオサギやゴイサギも混じった混合コロニーが多いと思います」と書いていたのと符号して、(アオサギが主流だった北海道に他のサギ類が混ざるようになった)というのは、本当に温暖化の影響かもしれない~)ということは、北海道のアオサギも他のサギに入れ替わり、アオサギたちはさらに北へ移動していくのだろうか?と思いました。

 私としては、暑さが激しくなり、熱中症で亡くなる方のニュースをきく中で、やはり温暖化問題解決は人類の急務だと感じています。相手国を刺激するような軍拡に税金を使いうより、足下から揺るぎ始めている地球の環境問題にこそしっかり目を向け、お金や智恵を絞り、世界全体が力を合わせて本気で取り組んでいくべきと思います。

 そして、市川市行徳のカワウの糞と悪臭が問題になっているとのこと。確かに以前よく湾岸線を車で走っているとき、群れで高速の上を飛んで行くカワウをみました。鳥、イノシシ、熊などが人間の居住地域にまで入るようになり、大きな問題になっていますが、地球に共に生きる人間以外のモノたちとの共存についても、これから考えていかないといけない問題ですね。

 家族は大事ですが、個人、家族、国という枠を超えて、誰も落ちこぼすことなく幸せになる道を探す「SDGs:Sustainable Development Goals」(持続可能な開発目標)の理想にたどりつき、世界に広め始めていた国際社会が、「脱炭素」「エコ」「再生可能な社会」「環境保全」と口にしながら、同じ口で○○ファーストと言い、自分の狭い枠の中の利益に走り、(中にいるモノだけの幸せ)を求めるようになれば、争いが起こり、分断が生まれ、愚かな過去の歴史を人間は繰り返すだけだ、と私は思います。

 あなたは、どう考えますか? 争いは、敗者に苦しみと新たな憎しみを生むだけでなく、勝者にとっても多くの犠牲と新たな争いの火種を抱える運命を背負わせるだけです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

追伸)亀田龍吉先生から温暖化についての追加メッセージを頂きました。

我が家の甘夏は4本ほどあったので多少枝を切ろうが、アゲハやクロアゲハの幼虫が育つのに支障はなかったのですが、昨年空き地だった裏の土地に家が建つことになり、枝が邪魔になる境界付近にあった3本を切ってしまい羽化する個体はだいぶ減ってしまいました。
たしかにヤマトシジミやルリタテハは減った感はありますが、温暖化の影響よりとくにヤマトシジミなどは除草剤の影響の方が大きいかも知れません。逆に花壇のビオラやパンジーの普及につれて、ツマグロヒョウモンなどは増えていますね

     *わが家は小さなレモンの木でアゲハチョウを毎年育て、現在も葉を幼虫に食べられてはまた葉を出して~と3回目の幼虫が成育中ですが、ホトトギス(ルリタテハの食草)とパンジー(ツマグロヒョウモンの食草)も育てて数年前まではルリタテハ、その後ツマグロヒョウモンが賑やかだったのですが、いまは、先生の感想と反対にこれらの蝶がまったくこないでいます。先生は君津市在住、私は東京に近い都市部の違いもありそうです。(felizmundo)

クマゼミやアオマツムシの北上は人による街路樹の移動とともに、温暖化も関係している可能性はありますね。アキアカネは暑さが苦手で夏は高原で避暑することで有名ですが、こうした虫にとっては温暖化は移動ルートが変わる原因になるかも知れませんね

     *長崎で鳴いている声の五月蠅さに仰天したクマゼミ。確かに最近は関東でも聞かれるようになっています。今年は蝉が今鳴き始めたばかりでわかりませんが、どうでしょう?(felizmundo)

鳥では以前は関東では珍鳥だったセイタカシギがふつうに繁殖するようになったのを温暖化と結びつける人もいるようです。温暖化とは関係ないかも知れませんが、最近イソヒヨドリがハクセキレイ化して、都会のビルやコンビニ、大型商業施設などに急進出しています
温暖化に限らず、生き物は存続をかけて常に環境に適応しようとしているようです

    (何もかも温暖化を原因にして間違わないように~)と注意しながらも、やはり温暖化が生き物に大きな影響を与えていることは間違いない。でも、その中でも(存続をかけて常に環境に適応しようとしている生き物)に注目して精力的に貴重な記録としても写真を撮って残していこうと今もフィールドにでることを第1に考えて活動している亀田龍吉先生のメッセージでした。

    私だけに留めておくのはもったいないのでここに追加で載せさせていただきました。

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アオサギの新ポーズを動画撮影

2024-07-04 19:26:54 | 生きるものたち(鳥・昆虫・植物・他)

  わが家のそばにいるアオサギ。なぜか、天気の日より 天気の悪い日に出会える確率が高いような気がする。しかも、私が何となく元気のない時に。そして、先日は、よほど私が元気がなかったのか、2羽一緒にいるのを初めて?そうでもないかな?でも、兎も角 複数見るのは久しぶりだった。

  心が躍る。車を降りて、慌ててカメラを構える。

    

   

    2羽いる内の左下のアオサギは、何か下の貯水池を覗いているようだった。そして、右上の一羽は・・・あれっ?どこに顔があるの???上の写真クリックかココから、youtube動画をご覧下さい。なんと、頭は・・・・ 

  

      

   そうなんです。頭は後ろにあったようで、こちらに頭を回してくると、今度は、変な片方だけ翼を半開きにして・・・その後、両方ワ~~~ッと広げて見せてくれたんです。これも初めて    

   いつもなら、羽を広げたら飛んで行ってしまうのですが、まるで、カワウみたいなジュディーオング・ポーズ でした。厚みのある立派な翼をしっかりみせてもらえました。   

  

    あら~長い立派な羽根がいっぱい並んで豪勢ですねぇ。

    この後も、ぜんぜん飛び立たずにゆっくりと2羽が距離を保ったまま佇んでいました。

    さらに、この後も寄り道。栗の木のある駐車場によって、栗の実が大きくなったのを観察。

    

    もう、すっかりイガが球形になっていました。

    覗かせてもらうと・・・

      ほら、これからイガが育って見えなくなってしまうけれど、まだ雌しべの名残とその下に栗の実が見えていました。たった10分でしたが、慌ただしく鳥と栗を楽しむことができました。癒されました~~~~~~。自然がそばにあるって、有り難いですね。元気もらいました。

      *栗のこれ以前の様子は、このブログ6月15日の栗の赤ちゃん生長中からご覧下さい。せっかくなので、見る前に、どんな様子かご存じない方は、イメージして、絵を描いてみてから、実際の様子を見ると楽しめそうですね。

     ところで、今日写真のアオサギが雄だったの雌だったのか調べてみようとネットを探していたら、「アオサギを議論するページ」というのを見つけちゃいました。私もかなりアオサギは注目してきましたが、こちらはレベルが違いました。

      写真も動画もあり、こちらは2羽で大騒ぎしているのに、北海道にはアオサギのコロニーがあるようです。驚きました。アオサギについての質問もできるようで、心強そうです。「アオサギのプロフィール」はでているのですが、どのような方が作っているサイトなのかのプロフィールはありませんでした。どんな方なんだろう?

            

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栗の赤ちゃん生長中

2024-06-15 22:17:54 | 生きるものたち(鳥・昆虫・植物・他)

   今日は、晴れてはいたが、雲が多く、月を見せてもらえなかった。でも、こんな可愛いものをみつけた。

   栗だ。長いブラシのような雄花が木を白く覆い尽くしていた栗の木の様子が、今日はちょっと変わっていた。

   まずは、半月前の雄花の賑やかな様子から。   

   白いフワフワなブラシが木を覆い尽くしていた。この時点では、雄花が目立っていて、雌花を見つけるにはちょっと苦労がいった。

    

     でも、目を凝らして探すと、ほら、雄花の向こうに小さな白い花をつけた雌花がそっと咲いていた。

     そして、今日は・・・

    

    白いフワフワな雄花は枯れて、あの賑わいが失われていたが・・・

    

     よ~~~~く観察してみると、緑の小さなイガの丸い栗があちこちに育っていた。

      

  白い花がまだ誇らしげに咲きながら、その下に栗のイガらしいトゲトゲがしっかり姿を見せていた。

  「私の大事な実を採ったらダメよ」と、子どもを守る母親のような逞しさも感じられる雌花たち、「頑張っているネッ!」と、声をかけたくなった。ほら、奥にも2つ並んでいる雌花が見える。

   これから、長い夏の間、この緑の葉っぱたちがいっぱい太陽から栄養を受け取って、栗を育てていくんだな。楽しみに秋まで見守っていこう。

  

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今年もテントウムシが生まれる季節がやってきました

2024-05-09 11:16:06 | 生きるものたち(鳥・昆虫・植物・他)

   今年もテントウムシが続々とわが家の庭でも生まれています。蛹でも、テントウムシは卵から色々な変化があり、前蛹と本当の蛹から羽化して成虫になるまでが特に面白いと感じています。私が特に印象深いのはそのスクワット。「スクワット?」

   この下のブログは、実は去年にアップしたものですが、Facebookのような過去を振り返って出す機能が、このブログサイトにはないので、再度、ここでアップして、前回のより読みやすくしてみました。

   今は、テントウムシの幼虫を見つけるチャンスの時。是非、こどもたちと一緒に見つけて、昆虫の成長からいろいろ楽しく学んでもらえればと思います。

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テントウムシの蛹がスクワット!?

よく遊びに見に行くプロの写真家の Kiyoaki Takashima というyoutubeサイトでナミテントウ羽化【3】

というのを公開していたのを見て、昔、テントウムシの面白い姿を動画に録ったのを思い出しました。それを纏めてアップしたりしていた私の写真サイトがすでに廃止になってしまい、今は見られなくなっているのを思い出して、こちらに転載して保存して楽しむことにしました。皆様にも楽しんで頂けると嬉しいです。

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栗やドングリの木には、この季節テントウムシの幼虫がたくさん見つかる。自宅の庭のあじさいにもテントウムシの幼虫がいた。孫に見せてあげたいが外出自粛で見せてあげられない。そこで、記録を録っておくことにしました。

 

  上の写真:蛹になる前の栗の雄花の中やアジサイの葉の上で見つけた幼虫姿のテントウムシ

  黒と橙色の幼虫を見つけたのですが、しばらくして様子を見に行くと、幼虫がもうまるで羽化したように姿を変えていました。でも、羽がない。どうやら、蛹になる準備のために、黒っぽい幼虫の服をまずひと脱ぎしたらしい。さあて、どうするのかな?と思ってカメラを向けたら、なんとお尻(実は頭だったらしいです)を持ち上げて見せた。何をしているんだろう? ココか、下の写真をクリックして動画で様子をご覧下さい。

 テントウムシが蛹に変身中

 

 テントウムシが蛹に変身中

黒い服を脱ぎ捨てて、黄色い柔らかい鎧風に着替えたテントウムシが、時々お尻(実は頭)を持ち上げながら、ゆっくり飴色になっていきました。身体の中で羽の準備を進ませているのかな?昨日午後に幼虫が前蛹になったのを、雨が降りそうなので、アジサイの枝ごと家の中に持ち込んで観察することにしました。これは、翌日の朝に録ったものです。 ココか、下の写真クリックで動画をご覧下さい。

 

   

スクワット中のテントウムシの蛹1

最初は時々動くだけだったテントウムシの蛹。午前中は時々身体を起こすだけだったのに、色も濃くなり、やたらに身を起こしたり、寝せたり。スクワットのトレーニングをしているみたい。 

   ちょっとお茶目な音楽もつけてみました。ココからか写真をクリックして動画をご覧ください。

 

スクワット中のテントウムシの蛹2

「スクワット中のテントウムシの蛹1」に続き、本当に延々と良く動く蛹の様子をさらに撮影。これで、何も飲まず食わずで羽化するまで頑張ってくれるのでしょうか? こんなに動くと後が大変ではないかと心配になってしまいます。 

   これも、お茶目な音楽付きです。ココをクリックするか、下の画像クリックで動画をご覧下さい。

         

      と言うわけで、面白い蛹の様子をご覧にいれましたが、残念~~~~なことに、この蛹から成虫のテントウムシになる姿は動画には録れませんでした。見逃さないようにと、車で出かけるときも連れて歩いたのですが、暑い日に車の助手席においてふと見たら、アッと言う間に黄色い汁が丸く飛び出てきた感じになって、それが羽化でした。残念ですが、録る暇を与えない早業でしたね。

      実は、最初にご紹介した高嶋清明さんの動画サイトのこの1つ前の動画で、この羽化の瞬間を録画してナミテントウ羽化【2】として、公開して下さっていました。なんだ、羽化の動画はないのか~と残念に思った方は、どうぞココから見せてもらって下さい。

      高嶋先生の動画で羽化の瞬間を見ると、私が、上で「お尻を持ち上げて~」と説明していたのが、お尻部分でなく、頭の部分だったことが分かりますよっ。

 

 追伸) ところで、古いサイトに掲載していた2020年5月の記録をみたら、こんな写真が出てきました。結構大変な思いをしてせっかく撮ったものがあったので、下に記念にアップしておきました。

  羽化したての黄色くて、羽がお尻からまだ出ている姿。色がすっかり変わった成虫の姿。ちょっとお気に入りの「抜け殻のアート写真」です。   

 

 

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久しぶりにツグミを追いかけて遊んじゃいましたっ

2024-01-27 11:56:46 | 生きるものたち(鳥・昆虫・植物・他)

    昨日は、天気が良く散歩をしている途中で、ツグミに久しぶりに会いました。

    ツグミと言われて、あなたはどんな鳥か分かりますか?歩き方が面白くて、歩いているところを見て気づく事が多いです。

    以前に仕事をしていたときには、江戸川の河原でお昼ご飯を食べているとよくであった鳥です。ああ、春が近づいているかなと

    この鳥を見ると思いましたよ。次の写真をクリックして動画をご覧下さい。動画を見て、「達磨さんが転んだ」をして遊んでいるような歩き方を1度見ておくと、あなたもどこかでこの可憐なツグミにきづけるでしょう。ココをクリックしても同じyoutubeで見られます。

    どんどん前をいくツグミをそっとそっと追いかけてみました。

   

      姿としては、目の上の白い線も特徴ですよ!

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アオサギに出会えたっ!

2024-01-13 19:30:19 | 生きるものたち(鳥・昆虫・植物・他)

   私が来るまでよく通る調整池に、時々見かけるアオサギ。この頃は、なかなか出会えないでいた。仕事をしている時は、昼休みに江戸川の河原や、そばの公園で昼食を食べながら、鳥の姿を良く眺めて楽しんでいた。でも、いまは、家の近所にはスズメ、シジュウカラ、ヒヨドリが多く、大好きなアオサギを見るには、図書館に行く時に通る調整池が1番のチャンス。ちょっとスピードを緩めながら、毎回確かめながら通る。

   でも、最近ほとんど見かけなかった。ところが、今日は・・・

   

      どこにアオサギがいるかわかりますか?山の手前に水路があって、その縁にいましたよ。右の道を辿って歩いていくと、アオサギが立っているところにいけそうですが、金網で閉鎖されていて、入れません。       

   風に冬仕様の美しい豪華な羽をなびかせて、格好いいですね。

   久しぶりにゆっくり鳥を眺めて楽しみました。

   そして、夜は雨で月は見られませんでしたが、音がしなくなって止んだかなと外をみたら・・・

   

     なんと、雨ではなく雪が静かに降っていました。あなたの町でも雪が降りましたか。今は、もう止んでいました。

   

   

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青空に浮かんだ今朝の月

2023-10-03 22:43:10 | 生きるものたち(鳥・昆虫・植物・他)

   今朝は、晴れていたのですが、雲が月を囲んでいました。それでも、月が雲に負けずしっかり見えました。

    

    どこに月がいるかは、わかりますよね。

    

     まだ、これだけ存在感があるお月様、しっかりとみつけることができました。

     見つけるといえば、ベランダのレモンに今年3回目??4回目に???に育っている青虫の1匹が、木から降りてこんな風にこっちを覗いていました。

     

    あらあら、こうやって脱出して、どこかで蛹になるつもりでしょうか?

    

    ほら、こんな小さなレモンの木ですから、現在3匹のアゲハの幼虫がみんな終齢幼虫の緑までにはなりましたが、葉がだいぶ少なくなっています。左下のピンクのゴミ袋のそばに見えるのが1番大きいのですが、彼は、まだ枝にある葉を最後まで食べようとしている所でした。最初にお見せした脱走しようとしている幼虫がその右に小さく見えています。もう1匹は隠れん坊中でみえていないようです。

    このあと、白い鉢の上を歩いていましたが、次に見た時はどこにもそばには見つけられませんでした。こうやって、アゲハの幼虫は閉じ込めたりして囲っておかないと、いつもどこかへ消えてしまいます。

    囲んで蛹になり、蝶に変身した時の様子は、ココから見ていただけます。時間がたっぷりあったら、この幼虫がどこに移動して行くか、追いかけられたのですが・・・ちょっとそんな時間はありませんでした(汗)。

    たっぷり時間のある子ども時代の夏休みだったら、これがどこまで移動していったか観察して宿題にしてたかも~。

    今日は、何だか、ちょっと嫌な思いやがっかりが多い1日でしたが、無事に過ごせたことに感謝。

    あすは、いい1日になるといいなぁ~~~。

 

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植物が動いてる

2023-07-19 21:22:02 | 生きるものたち(鳥・昆虫・植物・他)

    「動くのは動物、動かないのが植物」というのはウソですね。植物も、どんどん成長して動いています。

    アゲハの幼虫の話で、このブログですでに登場した新入りのレモンの木が、今朝、こんな様子になっていました。

     

     何だか、葉がずいぶん賑やかになってきましたねぇ・・・と思って良く見ると、葉の形が違うのがあるようです???

     そうなんです。鉢を大きくしてあげた時に、土といっしょに去年の種が紛れ込んだのか、フウセンカズラが、いつのまにか土から元気に出てきて、レモンの木の枝を手がかりに、ずんずん背を伸ばしていたのです。

     のびて、のびて、のびて・・・・

     

      レモンの木の後ろの背の高いユキヤナギが差し出した長い枝に、もう少し、もう少しと手を伸ばしてきていたのが、今日とうとう到達していたのでした。 写真の上の方のフウセンカズラのひょろひょろの枝が、昨日までは宙にフラフラと揺れながら、行き場がないようにヘナヘナしていたのに・・・今日はしっかり空に向かって真っ直ぐ姿勢を正して伸びていました。それは、上のユキヤナギに手が届いたからなんですよね。 明日からは、どんどん更に手がかりができたので、ユキヤナギの木を登って行くことでしょう。

      *それと、伝え忘れていましたが、このレモンの木にはお客さんがいました。写真を見直して、探してみて下さいね。昨日までは黒に白帯だったのですぐ分かったのですが、今日はもう緑に変身していたので、ちょっと見つけづらいかも知れません。 右に伸びた枝でよ。アゲハのお母さんが、こちらのレモンの木にも卵を産んでいったのですね。 

      そして、まだまだありますよ。

      

     こんな小さなライトブルーの朝顔。娘が小学校で育てて以来、何回もの引っ越しを経て、ずっと毎年咲いている律儀で頑張り屋の朝顔。今年も忘れずに花をつけ、いま、その伸ばした蔓を辿っていくと、ベランダのフェンスをはって、はって、どんどん上にのぼって・・・

     そして、今度は、大冒険。      

 

  右下に花があって、それが蔓をのばして、フェンスの上まで来て、左にはっていって、今朝みたら、さらにジャ~~~ンプ???

  手前の荷物のある方に、手を伸ばして、これまたキャッチ! あらたに新天地を目指していくようです!

  植物も、動いていますねぇ。

 

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初のアゲハチョウの蛹化観察

2023-06-21 21:33:29 | 生きるものたち(鳥・昆虫・植物・他)

小さなレモンの木に幼虫がいっぱい!

小さなレモンの木に幼虫がいっぱい!続

小さなレモンの木に幼虫がいっぱい!続々

     と書いてきた、我が家のベランダのアゲハチョウの幼虫。とうとう、2匹の幼虫が蛹化に成功しそうです。

 1匹は、餌の葉がなくなって、昨日の朝、用事をすませた私が隣人の山本さんのレモンの木から若い葉のついた枝を分けてもらって、戻ってきてみたら、下の状態で、何もないプラスチックの虫かごの縁に「く」の字にくっついていました。葉のない枝に留まっていても仕方がないと思って、出口を探しもとめて諦めたのでしょうか、ジッとして動かなくなりました。光で微かに細い糸で自分の身体を斜めに傾けているのがわかりました。

 小さくて、まだ頼りないような大きさだったので、死んでしまったの?それとも、まさか蛹になるの?と見守っていたところ、なんと蛹になりました。 

    <2023-6-20 朝>

    <6月20日夕方>

   <6月21日朝>

   最初は緑だった身体がどんどん茶色になっていって、網越しで焦点がどうも網にあってうまく撮れませんでしたが、形も角っぽい尖った蛹の形に1日で変化しました。わぁお~、やったぁ~!!! 生きててくれてよかった。蛹になったんだ!!! 大喜びしちゃいました。

   そして、もう1匹は、今日の午前中はせっせと独り占めできる葉を悠々と食べ歩いていましたが、ある瞬間から動きがやけにのろくなってきて、枝から離れて、昨日の幼虫と同じにプラスチックの壁をのぼって、奥の端でピタリと止って動かなくなりました。

   この子もいよいよ? 枝を2本いれて、この枝にぶらさがって蛹になると思っていたので、意外でした。

     

     奥側にいたので、裏から見た姿が上のようで、壁にぺたりと貼りついています。表からは撮りづらい場所ですが、まだ緑色の幼虫のままです。さあ、明日起きるのが楽しみです。だんだん茶色に変色し、ちょっと尖った感じの蛹に変身してくれるでしょうか。

     羽化するのは、蛹から10日いじょうしてから~ということは、両方とも7月生まれになりそうかな?

     ほんの一瞬で羽化してしまうそうですからウカウカしていられないようです。2匹いるので、2チャンス。乞うご期待です。

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小さなレモンの木に幼虫がいっぱい!続々

2023-06-18 20:16:47 | 生きるものたち(鳥・昆虫・植物・他)

   今朝、みんな大きくなったかな?とレモンの木をみてみると、驚いたことにレモンの木の葉は1枚も残っておらず丸裸。

   「みんなが青虫になる頃には、庭の少し大きいレモンの木に引っ越すか、友人のさらに大きなレモンの木から葉を分けてもらってこないといけなそうです~」と一昨日に書いたばかりなのに、翌日には、もうほとんどが青虫になり、葉が、すっかり丸坊主になっていました。

   そこで、さっそく庭のフェンス際のレモンの木をみると、先客がいたのか、今年は葉が少なかったこともあって、何とこちらも丸裸。

   

     この黄緑色の棒が葉を食べられた枝です。わぉー、誰だぁ!

     そして、実はつけていた鉢のレモンの木に、柔らかそうな若葉が生えてきたと思ってところには、小さな赤ちゃんたちが点のように卵からかえったばかりの様子でいたのでした(汗)。先客ありでは仕方ありません。友人に声をかけて、レモンの葉を分けてもらっって、ベランダのレモンの小さな木に沿わせるように置くと・・・

         

     ややして、覗くと、仲良く並んで食べていたり、徐々に集まってきて、お食事会になっていました。これで、何日持つかしら?この時点ではまだ5匹くらいはいたのですが・・・

     今朝になってみると・・・・緑色の幼虫が1,2,3。

     

      そして、またもや、近所から頂いた葉は、「ごちそうさまでしたぁ」とペロリと食べ尽くされて、丸坊主になった上に、残る幼虫は3匹!!!! 辺りを見回しても脱走兵がどこにいるのか、見当たりません。やれやれ。食料の減りが少なくなるのでまあ、減ってもしょうがないか・・・と思いつつ、食糧班としては、友人に枝をもらいにまた行くことに。

      その前にやることをやって~と思って、ちょっと家の中で用事をすませて、次に見た時は、まさかの1匹になっていて、目が点になりました。やられたっ!

      でも、仕方ない、まずは友人に事情を説明して、1枝頂きました。その時、ふと見上げた上の方の枝に・・・・

      

      ちょっと見づらいのですが、アゲハの緑の幼虫が昇っているのが見えました(黄色の枠の中、保護色になっていますが、良く見れば幼虫とわかります。しかも、自分の手前の葉はすでに食べつくして、次の葉に向かっているようです。この食いしん坊ぷりは、我が家からきた幼虫かしら?

      幼虫は蛹になる前にすごく遠くまで歩けるとよく聞きます。ここまで、我が家から25m位? でも、こっちにレモンの木があると分かってまっすぐ歩いてきての話です。反対に歩くとレモンの木はみたことがありません。臭いで分かるだろうか?人間にはわかりません。

      もし、我が家にいた幼虫なら、アッパレですね。

      さて、家に戻るとき、ふとベランダをみると、ベランダの縁を脱走兵が歩いていました(笑)

      

      どのくらいのスピードで歩くのか眺めてみましたが、そんなに速くはありません。以前失敗しましたが、蛹になるところを見せてもらうには、2匹くらい いてもらった方がいいかな。そこで、もらってきた枝を、前日の要領で水を入れたコップにさして、この脱走兵にもとのベランダの木に戻ってもらうことにしました。

      探すと、虫かごの下は見つかったのですが、フタがみつかりません。そこで、こんな具合に即席の虫小屋を作ってみました。そして、フタ代わりに網戸の残りの網を貼り、隙間をがっちりテープでとめました。

             

      後になって、そっと、蛹になる時、違う枝があった方がいいかなと、まったく無関係の枝も入れてみました。さて、夕方までのところは、2匹でなかよく、むしゃむしゃ休みながらも美味しそうに葉を食べていましたが、蛹になるまでに、この葉の量で大丈夫かしら???

      ちょっと心配です。

      そして、日が暮れると、金星が西空に、ひとつピカリと光っていました。

      

     今日も、実は、いろいろなことがありましたが、無事に1日が過ぎようとしています。感謝して、明日もいい1日になりますように。 

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