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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

Youtubeで英語を楽しむ (カマラの敗北を受けてのスピーチ)

2024-11-09 11:15:35 | 日記

   Youtubeを利用している人が多くなっている。

   せっかくなので、Youtubeで英語を生で聞く機会をふやしてみませんか?

   便利な機能で、今は英語が話せなくても日本語から翻訳してもらうことが簡単にできるようになりました。でも、それで勉強をしなくなってしまっては本末転倒。その翻訳が正しいかどうかをチェックせずに使用するのは危険です。誰もチェックできる能力がなくなると・・・困りますよね。

   カマラの敗北宣言は、あの最悪な結末を引き出したトランプ元大統領の(悪夢の敗北スピーチ)と比較すると、その美しさにうっとりします。どうして、この人を米国の人々が選ばなかったのか、本当に惜しまれます。 是非、次は彼女にチャンスを与えてほしいです!!!!  

   そして、ご存知でしょうか?私も最近気づいたのですが、Youtubeの動画には画面の下に「CC]という便利な字幕機能があります。

   これを押すと日本語は日本語、英語は英語の字幕がでます。

In full: Kamala Harris's full concession speech

 

   下の右から5番目の白の中に〔CC〕とあるのをクリックすると、上の画像で出ているように英語が聞き取れないところがあっても、すぐ下の字で確認ができ便利です。

   さて、演説を聞いていて、私の1番印象に残ったのは、まさに上の字幕に出ている話のところでした。

   The adage is, only when it is dark enough can you see the stars.

   「暗闇は深いほど、星は輝く」という格言についてのこのコメント。彼女の諦めない、前向きにさらに社会に立ち向かっていく気持ちが溢れていました。

   ひとつ前の昨日の私のブログで

>人類が、幸せに輝かしい未来へと向かっていると感じた20世紀。21世紀になってから、技術の進歩には加速度が付き、そもそも私がいま便利に使っているパソコンもスマホも、人を繋ぎ国境を越え、世界を繋ぎ・・・素晴らしい進歩と思えた一方で、ウィルスだ、ハッカーだ、フェイクニュースの拡散や。弊害も生まれ、技術は人間の能力のコントロールをはるかに超える無人兵器も生み出し・・・本当に私たちの歩みに間違いはないのか、とても不安にもなります

   とやや悲観的な気持ちを書いた私ですが・・・カマラに倣って、「暗闇は深いほど、星は輝く」と思っていこうと思いました。

   例えば、技術の進歩により、私はカマラのこのスピーチを英語で生で無料で聞け、足りない英語力はCCび字幕を使って補い、さらにgoogleなどの検索サイトを使い、全文の公開や和訳までしている、 News Picksというサイトを簡単にみつけて紹介することもできます。 

   上の動画をみて、意味や詳細が分からなかった方は、是非下のサイトをクリックして確認してみて下さい。実に便利です。  

  アメリカ大統領選挙2024:ハリス副大統領の敗北宣言に学ぶ英語表現

    こんな便利な時代に生きていることをフル活用して、是非とも 昨日最後に書いたような社会を実現する力になっていきたいと思います。

    愚かなことを進めようとする人たちには、月の力を借りて、その光で彼らにその愚かさを照らしだして伝え、正しい道をさし示してもらう。

    そして、人が、自分の幸せ、自分の家族の幸せ、自分の国の幸せだけ求めては幸せになれない存在であることを、世界のすべての人が理解し、共に幸せになる道を求め努力し、すべての人が共に本当の幸せを手に入れられる社会の目指し実現していく。   

    理想論すぎるという方もいると思いますが・・・You may say I'm a dreamer, but, I'm not the only one,

 

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最高裁判所裁判官国民審査公報 これでいい?(公報は、裁判官自身が書いたものでしたっ)

2024-11-05 20:38:59 | 日記

 最高裁判所裁判官国民審査公報 これでいい?  をまず書いて、

 次に、なぜ「在任中の裁判官全員を国民審査の対象にしないのか」という新聞の投書欄の投稿を読んで最高裁判所裁判官国民審査公報 これでいい?続

 を書いてきました。

 でも、書きっぱなしでなく疑問を解いてみたいと思い、前回ご紹介したNHKのサイトで今回の最高裁判所裁判官国民審査で“罷免すべき”10%超が4人を超えたという結果に、コメントを書いていらした明治大学政治経済学部の西川伸一教授なら、教えて頂けるかも知れないと思いたち、思い切ってお尋ねメールを出してみました。

 すると、なんと私の2つの質問にすぐに丁寧なお返事を頂けました!!!! 

質問1:公報は、国の誰が草案を出して決めているのかわかりませんが、どうやって作られているのでしょうか。私が読んだのは千葉県選挙管理委員会のものでした。公報を頼りに判断させるには、公報の基準が主観的で、適切でないように思えました。

 西川教授 国民審査公報は審査対象となる裁判官自身が書きます。

それを総務省がとりまとめて、各都道府県選管が印刷し各戸に配付します。書く内容は経歴、最高裁でかかわった主要な裁判、その他審査の参考になる事項と決められています。言い換えれば、裁判官自身が書きたくない内容は書かなくてよいのです。今崎長官の記載内容についてご指摘の件は、憲法学者からも疑問の声が挙がっています。

   「裁判官自身が書く」と知って、呆れてしまいました。

   なぜなら、選挙公報は、但し書きが下のように、必ずつけられているからです。

 

   「この選挙公報は、、候補者から提出された原稿をそのまま印刷したものです。」と。

   選挙公報に至っては各頁の下に必ず書いてあるこの文言が、県の選挙管理委員会で選挙公報と同時に出している「最高裁判所裁判官国民審査公報」には、どこを見ても、何も書いてありません! 

   それが、書いたのが本人だったなんて!

   私は、公的文書で、まさか本人が自分で書いているとは想像していませんでした。「裁判官としての心構え」という項目は、確かに裁判官本人が原案を書いて提出したのだとは思いましたが、「最高裁判所において関与した主要な裁判」を自分が判断して本人が書いていたとは!!!

   「裁判官自身が書きたくない内容は書かなくてよい」

   (罷免はごめんだから、書かないでパスする)なんてことが、許されるような公報になっている!それっ、問題ですよね。

   選挙の候補者は何を主張しようが、それが間違っていても、本当であるかどうかは選挙民が判断して「選ぶことができる」。

   しかし、最高裁判所の裁判官を国民は「選ぶことができない」。

   わずかに、相応しくないと思える人を罷免できるのが唯一この国民審査なのに、公報がまるで公正であるかの印象を与える情報になっているのは、おかしい。

私としては、まず、次回の衆議院選挙で国民審査の機会があるまでに、せめて、客観的な資料であるかの印象を間違って与えないように、最低でも「この国民審査公報は、当該裁判官本人によって提出された原稿をそのまま印刷したものです。」と各頁の下に印刷だろう。と思いました。

   どうにかしたいですね。

 

もう一つの質問です。

質問2新聞の投書欄に、「最高裁国民審査は毎回全員を」と書いた方がいて、投稿者は3年前に裁判の上告審判決に納得できず、国民審査で判決に関与した裁判官5人にX(バツ)をしようと決めていた。ところが、その名がなかった。今回の国民審査の完了後に最高裁裁判官になった人のみが対象で、1度国民審査を受けた裁判官はその後の裁判でどんな判決をしても、10年後まで国民審査の対象にならない。この問題はどう思われますか?

  西川教授:新聞投稿は私も読みました。主張はごもっともなのですが、15人全員を審査対象にするためには憲法79条2項を改正しなければなりません。実現へのハードルは相当高いです。

  私が、これについて書いた時は、最高裁判所裁判官国民審査法 を改正すれば良い問題だとおもったのですが、西川教授によると

憲法79条2項

  最高裁判所の裁判官の任命は、その任命後初めて行はれる衆議院議員総選挙の際国民の審査に付し、その後十年を経過した後初めて行はれる衆議院議員総選挙の際更に審査に付し、その後も同様とする。 3項 前項の場合において、投票者の多数が裁判官の罷免を可とするときは、その裁判官は、罷免される。

  とした憲法を、国民審査法を変える前に変えないといけないということのようです。これは確かに、ハードルが高すぎそうです。

 そして、西川教授からは、「国民審査に関心をもたれてSNSで発信する方がおられるのは心強い限りです。みなさん情報を得るのはもはやテレビでも新聞でもなくSNSという時代です。今後とも発信されていかれますことを念願しております。」 と、激励のお言葉まで頂いてしまいました。

 西川教授、お返事を頂きありがとうございました。

 ということで、このブログで国民審査について関心をもって下さった方は、次の国民審査の機会までにこの問題への関心を広げていってみませんか。

 

補足)  ところで、今回調べた中でブラジル在住のひとりの方の気づきから、最高裁が前回衆院選後の2022年、在外邦人の投票を認めないのは「違憲」と判断し、制度が変わったことで、今回の国民審査から、海外に住む有権者の投票が今回初めて可能になった!ということを私は知りました。 ご存知でしたか?

 これについての詳細は、東京新聞のネット版の<海外から裁判官の審査、初実現 最高裁「違憲」で法改正>で読めます。

 世の中って、動かないようでこうした小さな気づきを見逃さない人たちが少しずつ動いて社会が動いていくものなんだな~と勇気をもらえました。

余談)ところで、(そうだ、2022年、在外邦人の投票を認めないのは「違憲」と判断した最高裁の裁判官の名前も確かめておこうか)と思い調べてみたら、裁判所の「最高裁判所判例集」の「在外日本人国民審査権確認等、国家賠償請求上告、同附帯上告事件」(令和4年5月25日)のところから全文をココでみると・・・18頁に亘って怒濤のごとくいろいろ説明があり、最後にいたって15人全員一致での判決だったようだと分かったが、補足があった。でも、それだけ調べるのに、十分頭が痛くなってしまった。法曹界に生きる人は別世界の大変さだと思えたことでした。 

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最高裁判所裁判官国民審査公報 これでいい?続

2024-11-04 13:27:51 | 日記

   今朝、朝日新聞の声の欄に出た「最高裁国民審査は毎回全判事を」というのを読んで、ハッとした。

   私は、今回の選挙の時の最高裁国民審査で1割を超える人がバツをしたという話を知って、それをバツする判断基準に使われる公報に問題があるのではないかと

  最高裁判所裁判官国民審査公報 これでいい?

   という記事をこのブログに書いたが、この新聞への投書を読んで、今回の6人の半数に近い裁判官がほとんど判例も上げられない今年任官されたばかりの新人だったことに違和感を持ったことを思い出した。本当に国民が審判をしないといけないのは、問題のある判例を出し続けるひとだろう! 

   声の欄の投書では、筆者は3年前に裁判の上告審判決に納得できず、国民審査で判決に関与した裁判官5人にX(バツ)をしようと決めていたのに、その名なかったのだという。裁判官はたった15人。全員にしても、大きな問題はなさそうだ、そして、そうすることの方にこそ意味がありそうだと思えた。

   法令をみると、下のようになっていて、投書の方の指摘どおり、最初にまず任命後最初の衆議院選挙の際に国民審査が行われれば、あと10年後まで国民審査は行われないとなっていた。

 

   最高裁判所裁判官国民審査法

第一章 総則   
第一条(この法律の趣旨)最高裁判所の裁判官(以下「裁判官」という。)の任命に関する国民の審査(以下「審査」という。)については、この法律の定めるところによる。
第二条(審査の期日)審査は、各裁判官につき、その任命後初めて行われる衆議院議員総選挙の期日に、これを行う。
②各裁判官については、最初の審査の期日から十年を経過した後初めて行われる衆議院議員総選挙の期日に、更に審査を行い、その後も、また同様とする。

   是非、今回の審査をいい機会に、国民がこの制度についてしっかり考えておくのもよいでしょう。

   オカシイと思ったら、一人一人気づいた人から声をあげる。そんな世の中であり続けたいモノ。声の欄の方の上げた声に、私の声も添えて上げてみました。

 

最初の「最高裁判所裁判官国民審査公報 これでいい?」の記事については、ココをクリックしてご覧下さい。NHKの参考になるサイトも紹介しています。

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最高裁判所裁判官国民審査公報 これでいい?

2024-10-31 15:31:33 | 日記

  今回、衆議院選挙で最高裁判所裁判官国民審査公報で、不信任としてXをされた率が1割を超えたことが新聞やテレビでニュースになった。

  私は、以前気づいて、公報がくると一応は目を通して、今回はあまり時間がなくどれにもXをしないでしまっていたので、その結果に驚いた。

  なぜ、今崎氏が高い不信任率になっているのかにも興味が湧いて調べてみた。

 

         

        <日経新聞のココより転載>

      ネットで検索すると・・・東京新聞のココに、<犯罪遺族の痛み「同性・異性で異なるものではない」 最高裁、同性パートナーも給付金対象の「事実婚」と判断>のタイトルで、

    公的給付金を巡り、対象の事実婚パートナーに同性も含むかを最高裁が判断したのは初めて。裁判官5人中4人の多数意見。今崎幸彦裁判官(裁判官出身)は「同性パートナーは対象に当たらない」との反対意見を出した。

       と2024年3月26日 21時23分 にネット公開していたことが分かった。それどころか、時事通信、NHK、毎日新聞など多くの新聞が扱っていた。私自身はこの裁判について覚えていなかったが、ひとりで反対意見をいったのが今崎裁判官なら、公報でチェックしたはずなのに なぜ自分は気づかなかったのだろう?と不思議に思えた。

      目を通したはずの「最高裁判所裁判官国民審査公報」を、片付けた古新聞の中か見つけて読み返してみた。

   

      あれっ?書いてない! 私が見落としたのではなかった。

      今崎裁判官の関与した主要な裁判の令和6年3月の反対意見をひとりで「同性パートナーは対象に当たらない」との反対意見を出したのは、主要な判断材料になりそうなのに・・・。さらに、2の令和5年7月11日のトランスジェンダーの職員が女性トイレ使用を使用するのを制限した国の対応は裁量権の範囲の乱用として「違法」とした判決は全員一致。但し、今崎氏(ここでは裁判長)は補足を追加したようだが、その補足内容はどこにも書いてなかった。 (まあ、違法としたならいいか?)と思ったのを思い出した。だが、以前は補足説明とかが何だったのか、書いてあったような気がして、あれっ?と思ったのも思い出した。

      いつの間に、こうなったのだろう。

      主な裁判ということで、どうして令和6年3月の公的給付金に同性パートナーを対象に当たらないとした裁判を外したのか。そこは、誰の判断なのか気にかかった。 この公報はそもそも各県の選挙管理委員会が出しているようだが、内容は国で定めていて同じ内容のようだ。

      さて、そこで一体 今回の最高裁判所裁判官が、どんな判決を出したのか調べてみることにした。すると、NHKの記事がでてきた。

      これまで気づかなかったが、けっこう前からあるようだ。NHKのこのサイトは使える!すごい~と驚いた。 

   

      「最高裁判所とは」「国民審査とは」「注目裁判での判断は?」「プロフィールは?信条は?」と項目もいたれり尽くせりの様子だ。このページを下に見ていくのでも、今回の新聞記事にもなった国民審査の不審率の表や分析もでていた上に、下のような、分かり易い 簡単な国民審査の判断に役立つ一覧表も出てきた。 。

 

     

   今回、X(バツ)が少な目だった3人は(最高裁裁判官になって半年も経っておらず、公報でも判断材料がないと例を挙げていなかったので、私は読まなかった)ことも思い出した。 サイトには、裁判の項目も全部で16項目あり、探していた令和6年の3月の給付金の対象の話も「結論に反対」と、このNHKの「主な裁判」の一覧には含まれていた。

   個別の詳細を読めるところもあった。

  

 上の項目から令和6年3月の裁判を選んでクリックしたら、詳細と共に、知りたかった今崎氏の「結論に反対」の内容も書いてあった。 

   

    

  今崎さんの「結論に反対」を下の方にスクロールして読むと・・・

  「判決で示した事実婚の解釈がほかの法令に波及することが想定され、社会に大きな影響を及ぼす可能性があり懸念がある。何をもって事実婚と同様と認めるかは簡単に答えが出せる問題ではない。今回の論点は家族をめぐる国民一人ひとりの価値観に関わるが、そうした議論の蓄積があるとは言いがたい。現時点では先を急ぎすぎている」 と書いてあった。 

  今崎氏の写真の上に、

この裁判についての最高裁判所の資料はこちら(NHKサイトを離れます)

と書いてあるが、最高裁判所の資料はこちらを試しにクリックすると、とてもではないが、簡単に読めない文が10ページ。これを一般の人がよむのはとても無理と思え、NHKのサイトの有り難さを感じた。

 

   さて、ここで最初の問題に戻ると、なぜ、今年の3月にテレビや新聞に大きく扱われた大事な情報が、今回の公報に抜け落ちていたのだろうか

   それが分からない。この、<主要な裁判を誰が主要だと判断したのか選んだ人の判断基準に問題はないのか。そこが気になった。

   実は、この16の裁判例の下に、「この6人がかかわっていない主な裁判」として2つ例が上がっていた。

 

   これから、私たちが判断を迫られる裁判も多くありそうだ。そもそも、このNHKも主な裁判の16を扱っているだけで、他にあなたにもっと関係する大切な裁判があった可能性もある。沖縄の辺野古、マイナンバー制度、ジェンダー、再審の判断*、かなり自分たちの身近な問題が、最高裁判所の裁判官の判断に委ねられて決まっていることに無関心でいる危険について気づかされた。

     *今回みた16の中に、今崎氏の「結論と同じ」となっている判決で「2024年1月29日決定 第3小法廷名張毒ぶどう酒事件 10回目の再審請求も認めず」というのもあった。今回の今崎氏しか関係していませんが、この事件について私は知らないが、「再審請求を認めない」といえば、思い出すのは「袴田さんの無罪判決」のニュース。58年の闘い。そして、先日も中3女子殺害事件で再審開始になった話もあった。

   裁判所を自分と関係のない世界と思わずに、しっかり見つめ直すためにも、この国民審査を大切な権利と考えていかなくてはいけない。

   そして、最初に立ち戻って、そもそも、公報がこんな風に「主要な裁判」として書いていることを疑わなくて大丈夫なのか!?

   私自身も反省しているが、公報だと思って公平かどうか疑いもしなかったが、「主要な~」という言葉には用心しないと。そこには、情報が選択されていることに気づこう。そして、つねに情報は、しっかりアンテナを張って捉えて行かなくてはいけない!

   多分次回の同様の機会があった時にはNHKのサイトをまず見てみようと思う。そして、公報の「主要な~」をどうやって選んでいるのかも是非知りたいと思う。それこそ、個人情報を管理するのに躍起になるより、政府には、自分たちの情報をデジタル化して、NHKのサイトのような<市民がひと目でその裁判官が何をどう判断したか、分かるようなサイト>を工夫すべきだし、紙の公報にせめてQRコードでさらに詳細が知れるようなことくらいしてもよいのではないか。

 最後に、NHKを批判することもある私だが、NHKにも本当に立派な仕事をしている人たちがたくさんいることも身にしみて感じることも多い。最初に書いたように、このサイトを作った方たちはすごいと思った。

      

 

 

 

 

 

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 牧原法務大臣が落選。選挙民がNO! (長期政権の歴代法務大臣一覧 続々々篇)

2024-10-28 19:29:42 | 日記

 このブログで、これまで多くの方に読まれた記事のひとつに、「長期政権の歴代法務大臣一覧」がある。2020年7月18日に1番最初の記事を書いて以来、何回か追加してきて、これまで4回書いてきた。

現政権を歴代法務大臣一覧から振り返る

元法務大臣・山下貴司に統一教会問題 追記

法務大臣一覧表 続編(葉梨法相発言で、さらに明確化!)

長期政権の歴代法務大臣一覧 続々篇

 そして、この10月1日に石破政権となって選ばれた牧原秀樹法務大臣については、まだ書いていなかった。

 ただ、法務大臣になって早々、翌日の産経新聞に<ネット中傷に「全員逮捕だ」 新法相の牧原秀樹氏、幼児への暴行加害者は「死刑で足りぬ」>という記事が出た。(早い、もう出たか~)と思った。

 少し転載させてもらうが、全文は上のタイトルをクリックすると全文が読める。

 日米両国で弁護士として従事した経験を持ち、政界進出後は法務や環境、教育分野などの議員連盟などでも活動する。地元・衆院埼玉5区で立憲民主党の枝野幸男元代表に対し、平成17年衆院選以来6回連続で敗れており、駅前で辻立ちと電車通勤が日課の苦労人だ。周辺からは「真面目」「優秀」と評価する声が少なくない。

 SNSではネット上の誹謗(ひぼう)中傷や子供に対する性的暴行には厳罰化で臨む姿勢が目立っている。(中略) 今年8月にはパリ五輪の出場選手に対するSNSの誹謗中傷を問題視し、Xで「全員逮捕すべきだ」「発信者は容易に特定できるので1人残らず処罰すべきだ」と投稿。5年7月にSNSで誹謗中傷されたタレントが急死した際は「誹謗中傷をして侮辱罪などの刑法犯に該当する者は『すべて』逮捕すべきだ」と書き込んだ。

 5年6月には30代の父親が当時2歳の義理の娘を暴行して死亡させた事件を巡り、「死刑でも足りないくらいの思い」と投稿した。同年2月には高速道路上などでの悪質なあおり運転の犯人に対しても「死刑があれば死刑でもやむを得ないくらいに感じます」と書き込んだ。

  これを読むと、経歴はよさそうなのに、SNSを読んだ途端(法務大臣に相応しい人だろうか?)と疑問になった。

  しかも、それで終わらなかった。さらに10月8日には、旧統一教会との関係が発覚! 

  日経新聞の<牧原法相、旧統一教会の会合37回出席 23年2月に報>によると・・・

  牧原氏は7日の衆院本会議で、立憲民主党の吉田晴美氏への答弁に旧統一教会との接点を認めた。「自民党としては旧統一教会および関連団体との関係を未来に向けて絶っていくことを徹底していると認識しており、私も一切の関係を絶っている」とした。

  翌日8日の記者会見で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)関連の会合に秘書などの代理を含め過去37回出席していたと明らかにした。自民党が2022年9月に実施した接点確認調査に報告しておらず、23年2月に最終的な報告をしたと説明した。報告が遅れた理由について「10万件を超える日程の中でどれが(旧統一教会関連の会合に)当たるのか選ぶのが難しかった。党本部には最初の期限のときに調査中であると伝え、都度相談しながら調査を続けた」と述べた。

  つまり、旧統一教会との接点の報告が遅れたことによって石破氏が把握し損ねた(?)が、立憲の追求で同教会との関係が明白になった人だったのだ。そして、それでも、大臣の続投を首相が許し、昨日の衆議院選挙を迎えた。結果、私が書く前に埼玉5区の選挙民が2万票差で立憲の枝野幸男選び、牧原氏は落選!比例でも惜敗率が低いため落選! 

  ついでながら、読売新聞の<石破内閣の閣僚らの落選相次ぐ、小里農相は辞意も…霞が関の官僚「これから補正予算案もあるのに」>によると、

鹿児島3区では、農相の自民・小里泰弘さん(66)が議席を失った。28日未明、鹿児島県薩摩川内市の事務所で取材に応じ、「議員ではなくなるわけだから、当然大臣でもなくなる」と辞意を漏らした。 東京・霞が関の官僚たちからは不安の声が聞かれた。

 牧原法相と門山宏哲・法務副大臣がそろって落選した法務省では28日朝、始業前から多くの職員が出勤し、対応に追われた。弁護士でもある牧原法相は法務行政に明るく、再審制度の見直しなど重要課題を抱える同省を率いるリーダーとして、官僚からの期待は大きかった。

   気づかなかったが、法務副大臣も落選していたのか!驚いた。

   2020年、安倍政権時に「適材適所で選び、何人にも代えがたい」と定年延長のために検察法改正までして検事総長にしようとされた黒川検事長が、コロナ下の賭け麻雀であえなく辞職に追い込まれたことを思い出させるお粗末な自民党の人選だ!(詳細は、ココの東洋経済から)

   振りかえれば、書いてきたように、法務大臣には特に酷い人たちが選ばれ続けているが、さすがに今回は選挙民がこのタイミングでNO!と不信任を突きつけた形になった。当然、辞職か更迭になってしかるべきだろうが・・・。まだ、ボロボロの自民党に「適材適所」で問題がないと言える人材がいるのだろうか? 

   *因みに、自民党は今回の選挙で、菅原一秀元経済産業相選挙区内で香典や祝儀など計約80万円相当を配ったとして、2021年に公職選挙法違反で東京簡裁から罰金40万円と3年間の公民権停止の略式命令を受けたが、今年7月に公民権が回復)を、選挙直前の10月9日に自民党への復党を許し、この選挙では、無所属で東京9区で立候補した菅原氏を推薦とした。しかし、選挙民は許さず落選に! しかも、この菅原氏を 公明党も推薦していた。

   そもそも、公明党は、自民党さえ裏金問題で非公認とした埼玉13区の無所属三ツ林候補を推薦。そこには、公明党の石井新代表が出馬する埼玉14区の一部が区割り変更前の三ツ林氏の選挙区で、その地盤を継ぐ代わりに三ツ林氏に推薦を出した?との疑い報道もあった。そんな党利党略で推薦を出す公明党に、学会員もさすがに嫌気がさしたのだろうか。三ツ林氏のみならず、石井公明党新代表も落選した! (読売新聞ココと、週刊文春10月24日号参照)

   甘い考えの自民党・公明党に、国民がかなりお仕置きを加えた選挙となったが、本当はもっともっときついお仕置きを受けて然るべき長期政権だったのではないか。ここに至っても まだ第1党を維持した自民党と、これでもまだ離れる決断ができない公明党に、国民がさらにしっかりお灸をすえないといけないのではないか。これから、さらに厳しく見守り続け、声を上げていかないといけなそうだ。 

   

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空襲被害は全国に及んでいた(戦争の犠牲はあなた自身にも、だから真剣に考えよう)

2024-10-06 08:51:34 | 日記

    最近になって、千葉空襲について調べる機会が続き、その時に戦争被害というと「悲惨を極めた沖縄」「被爆した広島・長崎」「多数の犠牲者を出した東京大空襲」の話が主になり、自分の今住んでいる地域のことをあまり知らないできてしまったことに気づかされました。

    調べていく内に、千葉駅のそばで医者をしていた祖父が、戦後すぐに亡くなったとは聞いていたが、それが終戦の年にあった千葉空襲で直撃はされかったものの家が居住に耐えなくなり仮住まいへ。その落胆や疲弊によって亡くなったのではないかと思われました。

    千葉空襲の被災状況については、、毎年平和展を開催し続けている団体があり知ることができたが、自分の大切な地ではどんな戦争被害があったかをしることは、前記の大規模な被災地を知るのとは別に、戦争を始めたら自分の地も被害があうと身近に戦争を捉えられる貴重な情報なのではないか~と思えてきました。

    総務省に日本の各ちいきの戦災状況を書いたページがあります。下のタイトルクリックでみられます。

  国内各都市の戦災の状況

    たとえば、北海道にまで空襲があったとしりませんでしたが・・・・

者の追悼 > 国内各都市の戦災の状況 > 函館市における戦災の状況(北海道)

函館市における戦災の状況(北海道)

1.空襲等の概況

函館空襲

 第二次世界大戦の敗戦間際の昭和20(1945)年7月14日・15日の両日、東北・北海道はアメリカ海軍機動部隊による攻撃を受けた。函館は古くから北海道と本州を結ぶ交通の要衝で、道内産出の石炭や食糧の本州向け積出港となっていた。このため、輸送手段の中心であった青函連絡船やその関連施設が攻撃対象となり、青森や函館港内、津軽海峡の各所で運航中の連絡船12隻のうち、沈没・座礁炎上が10隻、損傷が2隻、旅客・乗組員合わせて負傷者72名、死者・行方不明者425名(『青函連絡船50年史』)の被害を出すなど、輸送網は壊滅的な打撃を受けた。物資の輸送に当たっていた他の船舶にも被害は及び、149隻の小型機帆船、17隻の貨物鋼船が沈没又は損傷している。

 それに比べると、陸上の函館市街での被害は少なかったが、市内も各所が攻撃を受け、機銃掃射や爆弾の投下によって、西部地区の一部、現在の弥生町周辺では火災が発生して、約400戸の住宅が罹災し、全市で少なくとも79名の死亡が確認されている(『函館市史』統計史料編、「函館空襲に関する米国戦略爆撃調査団報告」『地域史研究はこだて』第10号、「〈ルポタージュ〉函館空襲を追って-埋葬許可証の発見から-」『地域史研究はこだて』第6号)。

 これらの戦災によって被害を受け、家族を失った連絡船船員家族、焼け出された市民は、戦後も苦しい生活を余儀なくされることになった(記述の内容は主に『函館市史』通説編第3巻によった)。

 <爆撃を受ける連絡船>(米国国立公文書館蔵、青森空襲を記録する会提供)
 <爆撃を受けた函館駅構内>(米国国立公文書館蔵、青森空襲を記録する会提供)
 
     以下、まだまだ解説や資料が続いています。 あなたの地域にも空襲が合ったか調べて観ませんか?
 
     上の資料には、地図がなかったのですが、9年前の戦後70周年の時の記事ですが、毎日新聞が、ココに全面無料でWeb掲載した記事に、下のような図がついていました。
      
        先ほどの、総務省の詳細説明と合わせて読むと、軍事施設があった場所を始め、非常に多くの地域が被災していたことがわかりました。
       最初に書いた毎年平和展をしている千葉県の団体は、「ちば・戦争体験を伝える会」というのですが、クリックしてみていただけると、過去の記録から、平和展のために作られた紙芝居なども動画でyoutubeで無料公開されています。
       
        ところで、世界の大半は今戦争が収まっていて、戦争をしているのは一部だという人もいますが、世界は、日本も含め、どんどん軍事的な結びつきや演習を強化しつつあるのをごぞんじですよね。ガザ侵攻がイスラエル、パレスチナ問題に留まらず、イランやレバノンへと広がりつつあり、世界の分断が進んでいます。
        日本は、外交努力よりも、「台湾有事には日本も~」とか勇ましいことをいう政治家たちがいて、それが本当の日本国民の総意なのか示す時が近づいています。あなたが、「戦争に反対」、「日本の軍拡に反対」なら、その意志を今回の選挙でしっかり表わさないと、日本も危険な戦争に巻き込まれていきます!ご注意を!!!
        
       自衛といって防衛を「敵基地攻撃能力」にまで国会の論議も十分せず拡大させてきた政権。平和を望む国民の意志で、今度の選挙では、長期政権に絶対多数を与えては危険です。泥沼にはまると、どんなに罪のない子どもを含む国民が犠牲になっても止まらない戦争の現実。誰にも分かったはずです。戦争は、始める前に起こらないようにする努力こそが大切だと身にしみたのは、私だけではないでしょう。
 
       長期政権が守ろうとしていてきたのは、何でしょうか。
       これだけ過酷になってきた自然災害、地震大国で、一時期は一般会計予算の10%にも上った防災予算は今2%以下に抑えられています。その事実をご存知でしたか?1995年の阪神大震災と、2011年の東日本大震災で高くなっただけだろう? どうでしょうか。毎回大震災が起こった後に結果的に予算が上がるという、そんな後追いの予算でいいのでしょうか。たとえば、南海トラフの発生確率は、確実に毎年上がっているのに???
 
       これは、東京新聞の<どうなってる?国の「防災予算」 災害大国の日本、この使い方で本当にいいのか 防衛費は過去最高だけど…
2024年1月12日 12時00分>のネット記事が出した図です。
 
     
         地震大国ですから、地震がいつ起きるか分からず、確率は上がり続けている。それなのに、防災予算は2%に減っている。にもかかわらず、他国に対抗する「抑止力」のために、攻撃能力を高めて、相手国に脅威を与えようというのが、この長期政権のやり方です。下の図は、<防衛費43兆円の根拠は? 内訳資料、国会審議にわずか5枚 防衛省担当者が思わずこぼした「実は…」2024年9月10日 06時00分>という、これも東京新聞の記事です。
       
 
         
         あなたの読んでいる新聞は、このような大事な情報をあなたに与えてくれていますか? 上の数字がでっち上げかどうかは、
        内閣府の防災のページの表で簡単に確かめられます。下の図のは、防衛白書の防衛関係費(当初予算)の推移
         でちゃんと確認できます。大事なのは、まず事実を知ることです。
 
         解散後の選挙で、もしまた自公政権に投票しようと思っている方は、是非、あなたの投票しようと思う候補者に聞いてみて下さい。
         防衛予算と防災予算と、どちらを増強することが大切だとおもいますか?と。 「抑止力」の考え方は軍拡につながって危険だという意見がありますが、どうですか?と。しっかり、その辺にあなたの納得のいく答えを出せない候補者に入れると、数の力で、あなたの意見も聞かずに防衛費を43兆以上使い、防災は・・・お金を使って海沿いにある危険な老朽原発の再稼働で、自然災害から福島原発事故のような人災に繋がる悲劇も起こる可能性さえあります。あなたの投票する人は、原発の再稼働をどう考えているでしょうか?是非、確かめてから投票しませんか。
 
        *質問しても、返事もない?選挙民でも、聞くチャンスがない?
         聞いても答えてくれない候補者だったら? 
        「有権者の声に聞く耳をもたない、国民以外のために暴走する可能性のある候補者」と考えて、他の候補者について同じやり方で質問して、
        納得できる候補者に投票することにしましょう。
 
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奪えばなくなり、分かてば余る

2024-09-15 08:51:39 | 日記

    「奪えばなくなり、分かてば余る」。どこで、誰からいつ聞いたのかも覚えていないが、先日、NHK朝ドラ「虎に翼」のオープニング映像シシヤマザキさんの話!を書いた時に、彼女が担当したドラマのオープニング画像に、彼女の生徒さんたちの作品を使用したことについて

<いろんな人に自由に描いてもらった絵をつかうことで、「自分が100年かかっても思いつかない発想のものがたくさんできてくる」。いい感想をたくさんもらったけれど、それがうれしかったとコメント。「皆で作ることの魅力」を広げて行きたい>

  と話したことから、この言葉をおもいだして書いたばかりだった。

  すると、最近読んだ朝日新聞のフロントランナーで取り上げられた 落語家の桃花さんの話の中に、またこの同じ精神が感じ取れた。

  そこで、嬉しくなって、またお伝えすることに・・・。

  <ー(聞き手)後輩のプロデュースも手がけていますー ドラッグストアの隣にドラッグストアを出すと、どっちももうかるって聞いたことがあります。後輩たちが活性化すれば、私の得でもあるし、落語界の得でもあるし。映画を見たことない人はいなくても落語を聞いたことない人はたくさんいるじゃないですか。そういうものを少しずつ突破していくために、私ができることがそれだった。>

  世の中が「奪い合うことで成長する」と思っていたら、それは違うと思う。奪い合うのでなく、「分かち合って広げ、みんなが豊かになる社会」を目指す先にこそ平和な幸せな世界が築けると私は確信している。 すべての人間がそれにきづいて協力し合えるのは、いつのことなのだろうか。

 私も実践できているとはいえないこともあるが、実践している人に気づいたら、是非ブログでこれからも紹介していきたいと思います。

 

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NHK朝ドラ「虎に翼」のオープニング映像シシヤマザキさんの話!

2024-09-12 09:09:25 | 日記

  今朝9月12日の7時45分からのNHK総合・おはよう日本で、NHK朝ドラ「虎に翼」のオープニング映像シシヤマザキさんのインタビューが流れましたっ!

  脚本も配役も、音楽もいいNHKの朝ドラ「虎に翼」ですが、この映像もとても素晴らしいなとずっと思ってきましたが、今日、その制作者秘話が明かされてとても興味深かったです。9月19日朝までNHKプラスで見られるので、見落とした方は是非みて下さい。

  謎解きで、特に印象に残ったのは、作者がオンラインの「シシヤマザキお絵かき教室」の生徒に参加してもらった話をしたところでした。

  広げた法衣から溢れる花など、いろんな人に自由に描いてもらった絵をつかうことで、「自分が100年かかっても思いつかない発想のものがたくさんできてくる」。いい感想をたくさんもらったけれど、それがうれしかったとコメント。「皆で作ることの魅力」を広げて行きたいというシシヤマザキさんの、そのスタンスでした。

  「奪えばなくなる。分かてば増える」と私は思ってきましたが、シシヤマザキさんのこの言葉に同じ心を感じました。人は、自分が評価されること、自分が勝つこと、自分の利益にこだわり、奪い合う気持ちに傾きがちですが、皆が力を合わせて作り上げる喜び、豊かさの方が、はるかに大きいです!

   作者のことを知らなかった時から、この朝ドラのオープニング映像は、楽しく豊かで魅力に富んでいると、何回見ても見飽きない映像だな~と思ってきました。その謎が、作者の話を聞いて解けたように思いました。

  「虎に翼」のオープニング映像を知らない方は、注目の米津玄師さんの歌も一緒に聴けるNHKのyoutube サイトのココから見られます!

  因みに、ウィキペディアによると東京芸術大学デザイン科に入学する。2010年、はじめて制作したアニメーション「Handsome Mask」がPRADAのコンペに選ばれる。2012年、第18回学生CGコンテストで「Daily Mask Project」が銀賞を受賞する。2013年、東京芸術大学美術学部デザイン科を卒業する]。同年、第17回文化庁メディア芸術祭のアニメーション部門で「やますき、やまざき」が審査委員会推薦作品に選ばれる。

  と、才能を次々に開花させ、活躍の場を広げてきた方のようです。

 さらに、「虎に翼」では、前述のように、脚本の吉田恵里香さんも素晴らしく、いつもドラマをみて感心していますが、この方については、朝日新聞のココでインタビュー記事が読めました。また、主題歌の米津さんの歌も大好きでいつも一緒に歌っていますが、それは、先ほどのNHKのyoutube サイトのココから聞くことができます。また、このドラマの音楽担当の森雄三さんがまた素晴らしく、メインテーマの"You are amazing"は、スチュアート・マードックさんの歌声によって最高の音楽となっています。これも、日本コロンビアの公式サイトでココから聞けます。

 これまでにない様々なことに挑戦している人たちが最高のパフォーマンスをみせてくれている朝ドラ「虎に翼」。制作に当たっている人たちが、自分たちの才能のありったけを出し合って作っているこの作品。見逃している方は、是非、今からでも遅くはないので、みてみませんか? 画像、音楽、制作、俳優どれをとっても注目に値し、期待をうらぎられない作品だと思います!

 

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最近笑ってない方へ 必読本のご紹介!!!

2024-08-17 15:25:23 | 日記

   最近笑ったのは、いつのことだろうか? 子どもが家にいなくなり、孫が遊びにくることもなくなり、なんか笑う機会がめっきり減ったわが家。そんな時、図書館で出会った本「日本人の知らない日本語」(蛇蔵&海野凪子)最高でした。

   タイトルをみて、笑えると思って借りたのではないのですが、読み始めたらやめられない面白さ。しかも、笑いの中にも、学びもあり、留学生たちのお国柄によって目からうろこの知識もあり視野が広くなること間違いなし!!!

   飲食業にアルバイトすることの多い生徒の接客業界のオカシナことばに先生が困惑させられる話に大きくうなづき、

   「鳩、蚊、鴉、猫」の漢字の共通点が、「鳴き声」という想定外の知識が身についた後、さらに仰天の生徒の「食べたらおいしいかなぁ」の言葉でトンデモない話へつながるのには、思わず驚きで声を上げてしまいボーッとした頭にカツがはいっちゃいました。

   丁寧語の「お」と「ご」の使い分けに至っては、日本人の私も考えたことがなく、基本的に和語に「お」、漢語に「ご」には、なるほど~とすっきり。生徒の「先生、『お』はカタカナにもつきますか?」に「?」と思ったら「おビール」に、そうか飲食業アルバイトで覚えたのか、と納得。

   あっという間に読みながらも、面白くてヒザをうったり、納得したり、声をだして笑った回数は数え切れませんでした。最近、お笑いをみても、どうもおもしろいと感じられなかったのに、こんなに面白い上に、知識も増えて、留学生の出身国への理解が広がる楽しさを味わえる本、最高だとおもいました。

   どうやら、海野凪子さんは国語の高校教師だったようで、知識の深さはそんなところにもあったのかと納得しました。絵を描いている蛇蔵さんの漫画表現もほんとうに上手い。

   最近笑ったことがない方、是非是非、この本を読んで笑って元気を貰いながら、日本語のこと、外国、世界のことを楽しく知って下さい。

   以前、このブログで私に大受けしてご紹介した

わたしを涙がでるほど笑わせたyoutubeのてテラミナトトーマスさんの動画

  というのがありましたが、こんなにひとりでも笑える貴重なモノは、テラミナトさん以来でした。

  *本については、amazonや本屋さんで見つけてくださいませ。

  呆れて笑えないことの多くなった世の中、楽しく元気に笑えることがあったら、是非共有して元気に生きていたいものです。

 

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石垣島の若者たちの住民投票の運動を支持します!(防衛増強で、住民の声を押し潰す日本が 怖い!!!)

2024-08-13 23:59:12 | 日記

  私は、署名サイトで時々、応援したい人や活動を応援しているのですが、今日はこんな活動を知り署名しました。是非、あなたもご検討して賛同して下さい。ココをクリック、または下の画像クリックで詳細が見られます。

  

      

ここ数年、日本政府は辺野古新米軍基地建設と並行して南西諸島での自衛隊増強=南西シフトを急ピッチで進めてきました。2016年は与那国島、2019年は宮古島に陸自駐屯地が置かれ、石垣島にも2023年3月に石垣駐屯地が開設されています。それぞれの島には、警備隊や沿岸監視隊のほか、ミサイル部隊の配備も進められています。

その一方で、石垣島では建設が始まる前年の2018年に、石垣市民たちによって駐屯地建設予定地の賛否を問う住民投票実施を目指す「石垣市住民投票を求める会」が2018年10月に結成されていたことはあまり知られていません。駐屯地建設地は石垣島の中央に位置し、水源地のひとつとして貴重な於茂登岳の麓であったため、市民から強い反発を招いていたのです。防衛省から計画についての説明はほとんどなく、新聞紙面で計画を知った地権者もいたほどでした。

2018年8月、市民たちが陸水学や環境学の専門家を現地に招いて環境調査を実施した結果、「駐屯地建設予定地には上水道水源地や農業用水の取水せきがあり、自衛隊施設から流れ出す有害物質で汚染されてしまえば元に戻すのは大変困難であるため、環境アセスメントが不可欠」という結論に至りました。専門家らは石垣市に対して防衛省に環境アセス実施を要請するよう提言しましたが、市はこの提言に取り合わなかった上に、市議会で指摘された市条例に基づく生活環境や自然環境保全に関する市独自の調査も行うことはなく、駐屯地建設工事への着手を許したのです。

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 というところで、まったく知らなかったので驚きましたが、まだこの続きが長くあって、

環境アセスメントを要求するために、住民投票をしようということになり、

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石垣島に住む10代〜20代を中心に『石垣市住民投票を求める会』が結成されました(2018年10月)。石垣市自治基本条例27・28条には「有権者<1/4>以上の署名で請求された場合、市長は住民投票を実施しなければならない」と定められていたので、市民たちはこの条例を根拠に有権者4分の1以上の法定署名を目標に署名運動を開始しました。

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  若者が中心になって、大人も動かし、なんと1/4を越えて

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市民が団結して署名運動を広げた結果、なんと予想を大きく上回る約1万5,000筆が集まりました!これは2018年当時の有権者数<3分の1>以上にあたります。署名数結果が発表された公民館では、多くの市民が喜びの声を上げました。「これで住民投票は実施される」と誰もが確信しました。
署名は2018年12月に石垣市長に提出され、石垣市長も「実施の方向になるだろう」と話してくれました。署名は、選挙管理委員会の精査によって1万4,263筆が有効だと認められました。

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  これで、住民投票になったのかとおもいきや・・・ここからが、問題だったのです。

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しかし、石垣市長が住民投票を市議会に諮った結果、賛否が同数で拮抗したのち議長裁決に持ち込まれ、議長の「審議不十分により否決」との判断で否決されてしまいました。市長はこの市議会の否決を理由に、住民投票実施を拒否し続けました。

本来ではあれば、辺野古米軍基地建設の県民投票と同日に実施できるはずだったのに…。

住民投票の会は否決した議員や議長、そして石垣市長たちと面談をしましたが、議論は平行線を辿りました。市側の主張は「これは地方自治法での請求だった」や「石垣市自治基本条例での請求であっても実施義務は生じない」という内容だったので、全く納得できるものではありません。

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  市長が決めればよかったのに、市議会に諮った辺りが何だか民主的なような怪しいような~。実施義務がないなんてトンデモナイ結論にしてしまったのだそうです。それで、

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納得できない私たち住民投票の会は、2019年9月に石垣市を相手に日本で初めてとなる『住民投票義務付け訴訟』を那覇地裁に提起しました。訴訟にはお金も時間もかかり、その間に駐屯地も完成していました。しかも、石垣市と住民投票を否決した市議は裁判中に無理やり住民投票条例27・28条を削除してしまったのです。

そして、1回目の『住民投票義務付け訴訟』は最高裁まで上告しましたが敗訴してしまいました

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   なんと、司法もオカシイ!そして、へこたれずに若者たちがさらに頑張り続けたのがこの署名のお願いに繋がってきます。

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2024年5月26日、弁護団は憲法学者の飯島滋明先生の意見書を添えて最高裁に上告書類を提出しました。

2024年9月6日には、憲法学者や弁護士の方々と一緒に東京の最高裁判所へ要請行動を行います。これが受理されるためには、私たち住民投票の会の裁判を支持する多くの人々の応援が必要です!要請行動の際、全国から集まったオンライン署名もあわせて提出します。

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    上にざっと私がかいつまんで転載しましたが、署名は、オリジナルのココの画面に行って、かなりの長文になりますが、それを読んでご確認の上、行ってください。そして、賛同していただけたら、拡散して下さい。

    私が、このサイトに署名してこのブログを書くために再度見た時にはかなり署名が増えていました。

    島民の3分の1以上にあたる署名があるのに、住民投票をしないという結論をだす市議会って民主主義ですか? 許せません。住民投票はより民主的に大事なことを決める手段。これを守らなくてなんの民主主義と驚きました。

    まだ、見ていませんが、私の応援している三上監督の「戦雲」にもこの活動についての紹介があるようです。

    「戦雲」は、ココに上映情報載っていますが、普通の映画館ではなく自主上映を広げてやっていくドキュメンタリー映画です。上映活動できる方は、是非、これも頑張って広げてください。  軍隊や装備が「戦争の抑止力」になると考えている人も、ならないと考えている人も、是非、見てほしい映画です。わたしも、近々みます!!!

    沖縄で起こっていることから、目をそらしたら、日本も平和な国ではいられません。今、動かないで、いつ動くのですか?

    

 

    

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