通勤に新京成線を利用しますが、車内アナウンスの英語が何と言っているか、とても聞き取りにくい。わたしのyoutubeのサイト<
ココをクリック>にupしてみたので、まず聞いてみてほしい。
私には、"We'll soon makably start at ~"と聞こえた。
でも、これから駅に着くのに、start はおかしい。makably という単語も聞き覚えがない。
通勤のたびに気になるが、ネット検索で調べてもみつからない。
聞き耳を立てて聞いても、他の音が聞こえてこない。
いったい、何て言っているんだ!気になると、なんかひっかかって気持が悪い。
そこで、海外留学経験のある同僚に、車内放送の英語ってどんな言い方がある?と聞いてみた。「毎朝、We'll soon makably start at ~のように聞こえて、startはありえないでしょ、と突っ込みいれるのも疲れてきて・・・」と説明した。
彼女の答えは、予想通り「聞いてみないとわからないけれど、外国ではそもそも日本のように車内放送はないと思う」だった。
ところが、先日その同僚のご主人が、勤続何十年かの長期休暇に、その話を聞いて興味をもったのか、津田沼から新京成線に乗車。確認しながら終点松戸駅まで行き、帰ってきたという。(オー!つわものだ!) そして、彼は「arriveというのが聞こえたように思う。録音してきたかったけど、機器をもちあわせず残念だった」と言っていたという。
びっくり!そこまでして下さる方がいるとは! でも、謎はそのままに。
かえって、(いや、絶対ariive の音は入っていない)という確信から、謎解き熱に火がついた。
私の乗車している区間の英語アナウンスを、ビデオで全部撮りながら出社。
でも、わからない。あきらめて、帰宅時はいつもぐったり、アナウンスも聞かずにいたが、今度は根性で帰りも英語アナウンスに耳を傾けつつ帰った。
すると、ある駅で突然 "We'll soon makablly st"の後にPの音が聞こえた!
start でなく、"stop" って言っていたのだ。何で、stop を思いつかなかったのだろう。
stop なら make の後に来て、駅の前に放送するにふさわしい!
stop が名詞だから、a がつくと・・・make a ~ stop
"make a br・・stop"となると、br またはbl のあとは何だろう???
stop の p 子音が飲み込まれて聞こえなかったのだから、ここも子音が隠されているとすると・・・ brief 「短い停止」と言っていたのだ!と思いついた。
かくして、やっと正解にたどり着いてみると、現金なもので案外そう言っているように聞こえてくるから不思議だ。
ということで、正解は" We will soon make a brief stop at ~"
インターネットで確認してみたら、新幹線でもこのように車内アナウンスしているようだった。正解に辿り着きました!!!!!!
これで、やっと朝気持よく通勤で車内放送にひっかからずに過ごせることになりました。
めでたし、めでたし。
arrive なんて、入っていなかったってよ、と同僚がご主人を非難することのないように、同僚には「終着駅の松戸駅だけは、放送が違ってちゃんとarrive を使っていた」と付け加えて報告しておきました。