まずは、「ステップアップ・ジャズピアノ」の教本から、新曲”Sometimes I'm Happy"。聞けば、どなたもご存じの曲です。でも、このシリーズは、ちょっと初心者向けでシンプルな分、下手なのが目立ってしまう? 先生に弾き終わって「何か、弾けたものの、イマイチなんですけれど」と感想を伝えると、「問題点があるんですよね」との鋭いご指摘。「メロディーでプツッと切ってたり、伸ばし切れてなかったりしてますよ」とのこと。
どうして、切れてしまっているか、分析したところ、メロディーラインの一番目立つところを4555と弱い薬指と小指を使っていたのが、ぎごちなく、印象を弱くし、しかも、45の時に5を切ってしまう原因と判明しました。
そこで、これを、3444としっかり押さえられる指で弾き直してみたところ、どうにか合格。先生曰く「クラシックの人は、特にハノンなんかで、この薬指と小指をしっかり他の指に劣らず弾けるように鍛錬するんですが~(もう、私の年齢でそこまでしても~ですので)、次善のその作戦がよさそうですね」ということになりました。
すこし、よくなりました。あと、他のところも、指使いを今日は先生に言われて楽なように入れ替えてみたら、メロディーラインが少しきれいに出るようになりました。そう、「指も頭も使いよかぁ~」(笑)
2曲目は、前回先生に模範演奏をして頂いた、先生アレンジの”Dancing Queen”。これが、本当に苦労しました。でも、それなりに少しなったところで、まずは、アドリブなしで本曲部分のみ演奏。弾き終わると、「いろいろありましたねぇ」と先生苦笑。(あれあれっ)。
最初をきちんと拍子を崩さず弾いていましたが、最初のイントロ部分はルバートでもっと息を継ぐような箇所では間をとって、何カ所か纏まりで分かれるところで、「ひと呼吸してみて・・・まだ、もう少し。ここも、間をあけて・・・最後はフェルマータがついているので、更にゆったり」という具合。私の弾き方では、全然違いました。模範演奏もして頂き、それを聞いて練習したつもりなのですが・・・。
そして、その先は・・・この先は、揺らがないで、特にAに入ってからは、しっかりリズムを間違えないように。「間違えてますか?」「間違えていますよ」
弾いてみると、なかなか先生の音に合わない。先生には合わない方が不思議に思えるようで、「おかしいなぁ。Dancing Queen と歌う部分だから、歌ってあわせると楽かなぁ~」と思案顔。 でも、実は私は、歌って弾いてもリズムが揺らぐようでした。
(先生の耳がよすぎるのでは???それとも、私の歌の歌い方が間違っている) 弾けたときと、弾けないときとあって、「このリズムばかりなので、それがきっちり入ってないと困ります」とのことなので、いい加減な私も真面目になって、それではオリジナルの曲に合わせてしっかり歌から合わせて勉強しなおしてきますとお約束して、今日は終了。ふ~~~~~っ。大変でした。
3曲目は、前回、シンプル版の”Tendary"を弾いたら、前にやった難しいアレンジのにまた挑戦したくなってしまい、弾き直したものをお披露目。難アレンジですから、かなり、ヨタヨタではありましたが、つかえながら、雰囲気を伝えました(苦笑)。先生も、努力は認めて下さりながら、いっぱい音符が詰まって速く弾く難所部分の指使いなどや、息をつける場所などを、解説して頂きました。
今日は、今日も?ヨタヨタのレッスンでしたが、指使いとか、息をするところとか、知恵を少し授けて頂いたので、次回は再度挑戦です。
帰りの電車は何度も乗り過ごしそうに、うたた寝してしまいました。