今日、12月29日の昼、年末で家にいたので「大下容子のワイドスクランブル」という番組をみていました。
すると、吉村大坂府知事が出てきて、文通費の問題について、「立憲民主党が文通費の領収書を出さないのは酷い」と批判し始めました。維新は、与党が文通費改革に手をつけないまま休会してしまったことに反対しているのかと思っていましたが、急に立憲民主党を非難して敵対している雰囲気になり驚きました。立憲民主党も確かに領収書だせばいいと思います。それはそれで、しっかり野党として直接批判していけばいいのに~と思いました。
なぜなら、今、大事なのは野党が団結して、(与党の姿勢を批判していくこと)にあると思ったからです。なんだか、嫌だなぁ~と感じました。それと同時に、そんな批判をいうなら、(維新の文通費は本当に公開といえるのか? 政党に寄付の形で回して、結局迂回させてブラックボックスじゃないか!!!)と思いました。実はこれについては、このブログのココですでに書いたのですが、(維新の会が公表している文通費も、決して威張れたほどの公表じゃないのにぃ~)と思えたからです。
すると、元衆議院議員のコメンテイター・杉村太蔵さんが、(維新の会にしても、公表していると言っても、政党の寄付の形で回していたりしていて、オカシイじゃないですか。文通費というのに選挙に使っているか分からない・・・使い道が、どうなっているんですか。吉村さんはどう思うんですか)と、私も聞きたいと思ったことを、吉村知事に突っ込んでくれました!!!
「杉村さん、よくぞ聞いてくれました!」と膝をたたきました。すると、吉村さん、ちょっと言葉に詰まってから、(確かに、それは問題があると自分も思う)と認めた上で、なおも(それでも、自分たちは公表しているから、そのまずいところも見た人にわかったのだから、やはり立憲民主党の公表しないのはオカシイ)と繰り返し、また言い始め、与党自民党や公明党ではなく、同じ野党の批判に終始した吉村さん。オカシイです。
せめて、「まずは与党の姿勢をたださないといけない。自分たちもブラックボックスにしているやり方は改める。立憲も公表すべきだろう」ぐらい、吉村さんには言ってほしかった。維新って、結局偉そうなこと言って、憲法改正でも何でも野党というよりも、与党にすり寄っていくのではないか? 用心が必要と思った。
私は立憲民主党の支持者ではなく、いわゆる無党派で、是々非々で意見を言っています。ただ、長期政権の「うそ、ごまかし」、「原発再稼働」、「お金で動くあさましさ(選挙に勝つためお金を使うから、お金を企業や強い物から集めて、そのいいなりになる)」には、心の底からうんざりしきっています。だから、野党には絶対に隊列を乱さず、まずは長期政権にSTOPをかけてほしい! その一心なのです。公文書や統計まで信用できない政治なんて、もう国の体をなしていない。民主主義の破壊そのものではないですか!
そして、今日2つ注視したいニュースがありました。
1,遠山元衆議院議員が、在宅起訴されたというニュース
もう本人も認めているので、事実に疑いの余地はありません。日本政策金融公庫の融資を貸金業の登録がないまま仲介。111件で1000万円を得たそうです。遠山さんは2001年から衆参で6期議員を務め、「公明のホープだった。次の次は党代表と言われた」(公明元議員)そうです。しかも、今年の衆院選で出馬予定だったが、緊急事態宣言中の高級クラブ訪問が発覚。今年2月に議員辞職に追い込まれたので元議員になった。元財務副大臣もした人です。こんなホープがこれなら、他の公明党議員はどうなのだろう?と思わず思いました。
読売新聞でも、(メモ類2万枚もみつかり、遠山に仲介を依頼した業者名や謝礼額が詳細に書かれていた)とあり、検察幹部の言葉として、「国会議員事務所が支援者から陳情を受けて口利きを行うケースとは一線を画しており、まさにサイドビジネス」との批判が載っていました。自民党だけでないお金まみれの政治。
野党だった頃の公明党は平和を愛する姿勢を保っていたが、小選挙区に対応するために自民党と連立を1999年10月に組んでからというもの、自分たちの議員のポストを守ることが大切で、変質につぐ変質を遂げて、(ついにここまできたか~)という感じだ。創価学会の人も、さすがに公明党のオカシサには気づいてきていて、少しずつ沖縄の野原善正さんのように、公明党のオカシサに声を上げる人が出たり、組織票が揺らぐようになってきているようです。創価学会の方たちも、ここらで少し公明党を距離を取って、このままで大丈夫なのか、しっかり振り返ってみるのはどうでしょう? この20年で、トンデモナイことの共犯者になっていますよ!
2.香港のニュースが飛び込んできました。先日このブログのココで彼女が主役の映画を紹介した「デニス・ホー」。彼女が他の6人の民主化活動をしている人と共に逮捕されたようです。本当に怖いです。あの200万人という民衆が立ち上がった香港で、人権がこんな風に強圧的に奪われていってしまうことがあるなんて・・・(ココから) あなたは、日本は大丈夫と思っているでしょうか? 声をあげられる内に声を上げておかないと、いかに民主主義がもろい物か、気づいた時には遅いのです。原発を放置して、福島原発事故が起こったように、物事は一瞬にして変化していくと私は最近恐怖を感じるようになってきました。 大正デモクラシーの頃はのんびり自由な雰囲気が日本にあったのはご存じでしょうか?戦争とか、恐ろしいことは、加速度がついて変化していくようです。 香港の事例やミャンマーのことからも、嫌でも学べるはずです。過去に学ばないでいると、同じ過ちを繰り返すことになります。私は、原発事故もこりごり、戦争も絶対に反対です。<世界の人たちと足並みをそろえて、全ての人が平和で安全な生活を守っていきたい>と、心からそれを願っているだけなのです。