まずは、最初は藤井英一さんのJAZZトレーニング本の練習曲「3つの小練習曲」1つ目のStudy in Basie から。慌てないように心がけ、最初から丁寧に4カウントを守りつつ弾いてみました。すると、「ちょっと危ないところもあったけれど、いいんじゃないですか」との先生の意外なお言葉。
「ちょっと1テンポ早めにでるのが微妙にずれたりしてませんでしたか。自信がなかった」と正直にいうと、「そうね。少しはあったけど、大丈夫でしたよ」とのこと。「じゃあ、2回目は私が下のベースの音を入れましょうか」ということになり、緊張しつつもスタート。外れたり、遅れたりをカバーして頂きながら、さらに繰り返しの部分に入ると、先生がベース以上に表情豊かな伴奏に変化。ちょっとセッション風になってきて、きゃぁ~楽しい! 何だか、私も緊張が解けて、ひとつの音楽を先生と一緒に楽しめました。わぁ、下手なわたしでも「音・楽」になってきましたぁ。
次は、これまた藤井英一さんの「ピアノで弾く”ジャズ・スタンダード”」からの曲へ。
2の”Over The Rainbow"を前回まで弾いて、結構3連符とか、いろいろ苦手なものに翻弄されながら、棚上げ仮免卒へ。それで今回は、3の”My Funny Valentine”に行くつもりでした。でも、思い直して、以前、119回~124回のレッスンで、先生が4ビート、8ビート、8分の6拍子で弾き分けてみてくださり、それぞれに練習したことがあったので、飛ばそうと思った1の「星に願いを」をこの藤井さんのアレンジで再度チャレンジしてみることに。
弾いてみると、それなりに弾けた気持ちに。こちらは、(ちょっと上手くいったかも気分でお披露目)。ところが、どうやら、3連符やなんかもいろんなタイプが混ざっていたので、2の”Over The Rainbow"と同様、やや3連符や2連符などが入り乱れて難しいところもあって間違っていた模様。「微妙だけど、最初から、ちょっと3連符をやってみて」とのことで・・・。弾き直しでゆっくり弾くと、ゆっくりなら大丈夫みたいなのだけれど~(嘆)
結局、左手と右手とあわせて「休符なしの3つ音がしっかりある3連符」ならOKだけれど、中に「休符で音が抜けると崩れる」ことが判明。先生から「3連符に休符が入ると、例えばこれは4カウントになって最後が長くなってしまいる。3連符はあくまで音の長さを均一に」とのご指摘が。
結局、試行錯誤後も十分修正が効かなかったので、なんと「休符がないようにすべて音を3つにして弾いてしまう」という究極の解決法へ(苦笑)。 練習で上達したら、恥ずかしいので休符を楽譜通りにいれても弾けるなように頑張ることにします。
3曲目は、戦場のメリークリスマスの2回目。前回最後の部分の連打のペダルの使い方なども教わり、アレンジも少し膨らみをつけた感じにして練習しました。音を後半ガ~ンと出していくと、これまで弾いていた感じとはうって変わって、面白く弾けるようになり練習しました。盛り上がるぅ~~~と思いっきり後半ストレス解消のように弾いて楽しみました。
ところが、これは「後半が、速くなっちゃってますよ。盛り上がるのに速くなるんじゃ逆ですよ。テンポは変わらずに。こっちで、こんなペースだったので、この連打は本来こんなペースであるべきですよね。これより遅くなっても速くなってはダメです。連打部分は、重みのある感じの音にしないと」とのご指摘が。と言うわけで、次回はメトロノームで、加速が起こらないように練習してくることに。
最後は、おまけに今回練習してみた昔弾いた、youtube にup されている先生がecomusicのために作った"Blessed Life"をちょっと練習し直して弾いてみました。南極のペンギンの映像とともに流された先生のオリジナル曲です。
実はどうも先生の模範とはかけ離れたガチャガチャした印象のできばえに・・・「速すぎるのと、左手が入り過ぎているせいかな。左は2分音符(ほとんど弾かない、ベースのイメージ)でいい感じ」と先生。あと、リズムが何かちょっと違って4カウントが短くなってないかな?とのことで、「例えば」と私と交代して模範演奏を聴かせてくださいました。
先生が弾き出すと、私のガチャガチャから一瞬にして南極のペンギンさんたちの楽しそうなゆったりした世界へ。
あ~いいなぁ。と言うわけで、今日も楽しいレッスンを修了。今日は少しレッスンを早めに設定しておいてよかったです。というのも、先生は相撲ファン。今日は、私のレッスンの後大事な優勝候補を争っている2人の直接対決も。
最後に模範演奏まで聴かせて頂いて、有り難うございましたぁ~~~~。