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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

渡辺かづき先生とのレッスン46

2015-02-20 22:09:51 | ピアノ

悩みの種の "Once in a blue moon"、練習してもなんだかなかなかうまくハマらず、違うだろう~と工夫を繰り返してどうにかビデオでとってもリズムが崩れないようになってきました。

 お披露目。
 先生から、途中でストップがかかってしまいました(泣
 「やはり、直ってなくて短くなってますね~」
 16譜音符や付点音符の解説、4つ目でいれて1拍まって2でいれて~。

 「もう1度やってみましょう、カウントを細かくして」
  持参メトロノームも持ち出して、先生も横で弾いて~~~~

  何をしても、安定してリズムがとれない。
 「やっぱり、1回お蔵入りにしましょうか」という私に、先生は不思議顔。「なんで、(こんな簡単なのに)弾けないかなぁ」と先生。
 
 「でも、先生。先生のCDでは、この難しい左のリズムは入ってなかったですよね」と言うと、先生は「まさか~。でも、忘れちゃってるなぁ」と自分のCDをPCから呼び出して検証。「あっ、本当だ・・・・。この時は、曲全体もゆっくり弾いているなぁ」

 それから、突如方針転換。
 「いっそのこと、この左手を諦めて、単純にしよう!」
 突然、バイエルのような単純な左手に直して下さいました。

 「これなら、できます!」
 でも、本当にこれでいいかなぁ~(?)

 ということで、棚上げではないものの、半分諦め去ってレベルを落として、次回弾くことになりました。
 
 前回1回お披露目した "Landscaoe with Temples" を弾くと。こちらは、合格点をいただけました!!!!!
 こういう、しっかりハマって行く曲の方が、私は弾きやすいんですよね。

 それにしても、この曲。途中で3拍子の感じがグッとギアチェンジされるところがあって、面白いです。
 「ここは、どうなっていたんですか?」と問うと「そこの面白さを、狙っているんですよね、この曲は」と先生。
 「どちらかというと、最初は2小節を一つに捉えた感じで6拍子風で、後半はいたって普通の3拍子になっているんです」
 いろいろな曲にそれぞれの隠し味を入れて、弾くのが楽しくなる曲が多いです。

 さて、さらに、私はリズムのとり方が下手なので、「イパネマの娘」の自主練習したのもご披露。
 後半が滅茶苦茶難しくて、前半のみでしたが、「3連符もしっかり入っているし、これもいいんじゃないですか。後半は複雑すぎるから飛ばしていいんじゃない」ということで、「ワンノートサンバ」に次回は挑戦することに。

 "Landscaoe with Temples"がOKがでたので、新曲をどれにしようか~となって、最近わたなべりえ(先生の奥様)のCDを購入、そのかわいい音にはまってしまって、その楽譜はないかとお尋ねしました。
 すると、ありました! 先生の楽譜と違い、几帳面なかわいい手描きの楽譜。両手が記入されている部分もある楽譜がでてきました。

 まずは、CDの1曲目 ”Ode to spring"。
 CDでは、渡辺かづき先生が演奏しています。CDを聞きながら、どの位までが先生の編曲なのだろうかと疑問に思っていましたが、先生が「ほとんど奥さんが書いたんですよ」という通り、コードもしっかり奥様の字で書いてありました。

 自宅に戻って、さっそく弾いてみると、1回目からかなり雰囲気そのままに音楽が生まれだし、楽しくなりました。

 "Once in a blue moon"の拷問の後に、この”Ode to spring"の天国。ありがたいです。こちらは、心からすんなりと入りやすく、いつの間にかコードだけの部分もそれなりに弾けるようになっていました。苦節2年半?46回のレッスンの威力に感謝!
 ”Ode to spring"は、どうにかうまく弾けそうですよ~。

 さあ、次のレッスンも楽しみです。

 


 

 
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<緊急>映画「日本と原発」千葉市での上映

2015-02-10 20:34:03 | 日記

 前回、2月7日付けのこの日記<映画「日本と原発」を日本人全員が見て考えてほしい!>で書いた映画が、千葉では3月7日(土)に上映されることが分かりました。

 下にそのパンフレットを転載しますので、千葉にお住いの方は、是非この機会を活かしてこの映画をみて下さい。
 あなたが、原発の再稼働に賛成でも反対でもいい。ともかく、原発の問題に今 無関心でいることが一番問題だと思います。

 千葉にお住まいでない方は、是非映画「日本と原発」の公式サイトのココから、あなたのそばの上映情報をキャッチして見に言ってくださいませ。

 千葉のチケット予約はまだ十分余裕があるようです。お友達を誘って是非!

            
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渡辺かづき先生とのレッスン45

2015-02-08 21:24:47 | ピアノ

今回のレッスンは、まず新しく前回頂いたばかりの新曲 "Landscaoe with Temples"から。
  この曲は、先生がecomusicのために書いたもので、youtube に「世界遺産・九寨溝・黄龍,中国」として素晴らしい世界遺産の映像と共に楽しめます。

  1回目。いつものようにボロボロ(笑。どうしてか、1回目はだいたい自分の家のタッチと先生のグランドピアノが違うのもあってか、乱れてしまいます。「間違い多くてボロボロでした~。もう1回弾きま~す」と2回目挑戦。

  「初めて弾いたのに、曲の雰囲気をもうつかめていましたよ」と先生のお褒めの言葉。
  「音のとり間違えもなかったようですよ。1か所、Bの [C7♭9 13]のところは、テンションの♭9を左のベース音にもってきているのは間違いですね。テンションだから、そこでないところで使って下さい」とのご指摘だけでした。

  「アドリブは・・・?」「いつものように、書いてきちゃいました。先生のアドリブはもっと長かったですね」うまくいかないけれど、こんな感じに(と弾いてみる)
  「そうだね、アドリブはもっと長く、2倍あってもいいですよね」
  「繰り返しで弾くところを、ちょっと工夫して、違った弾き方にしてみるのもいいですよね」ちょっと工夫して遊んでみた弾き方を少しご披露。

  「そうですね。じゃあ、この曲は、次回はアドリブ2倍で、ちょっと繰り返すところを工夫して弾いてくるということで」
  ということで、この曲は、気に入ってお頼みして楽譜を頂いた甲斐あって、いい感じに順調に仕上がっていきそうな雰囲気でした。
  もっと、いい感じに弾けるように努力してきます~~~。

  
  その次は、勝手に弾いているThierry Lang の”Wound”を今回はアドリブも Thierry のCDを真似してつけてみました。
  先生、無言。 何と言っていいやら、先生言葉を失ってしまいました(笑。 滅茶苦茶だから・・・左の音とちぐはぐに入るのが難しくて、リズムもカッコいいものほど実に難しい。難しいものほど弾きたくなるのですが・・・(汗 
  先生が、最初に私が鞄から楽譜を出した時に「あれ、このボサノバっていうのは?」とみつけた楽譜のことにここで言及。

 「音どり、特にリズムのとり方が楽譜に下すのが凄く難しくて練習したいんです。それで、さっきのボサノバの楽譜を持ってきたのです。ちょっと後で、お願いします」
  ということで、ここは”Wound”にはこだわらず、もう一つの課題曲であり、前回の問題曲"Once in a blue moon"へ。

  弾いていると、先生が離れたところでカウントしています。「!」
  先生のカウントには関係なく(笑)独自に最後まで弾き終わりました。

 「聴いてカウントしていたんですが、問題の個所は、いつも7カウントで1つ足りませんでしたね」
 「ガ~~~~~ン」

 それから、しばらく先生のカウント地獄。メトロノームを使ってのメトロノーム地獄。でも、なかなか合いません。5分?いやもっと?挫折。

 「前に、棚上げにして諦めた、"Tara's Daydream Ⅱ" のようなことになりそうです」と泣きをいれると、考えあぐねていた先生が、右を全部細かく打ってみるのはどうだろうか~いやそれはダメだ・・・と頭をひねり

 「最後に<4部音符、付点8分音符16部音符>の<タータッタ>のように右をはさめば、最後の16部音符の入りが待てて7になっている問題が解決できるかもしれない」とご提案。それから、また練習、研鑽を積んで・・・どうにか8カウントで弾けるようになっていると先生。私は、実はホントに弾けているか本人半信半疑で修了、スミマセン(笑)

 次回のレッスンまでにそこをマスターすることに。
 さあ、次回のレッスンに"Tara's Daydream Ⅱ"の二の舞にならずに、この難局(曲)を乗り切れるか???
 こちらは、ややため息。

 そして、ボサノバの楽譜へ。
 リズムがとり難いこういう曲で、間違えなく弾く練習をすると、アドリブのはめ方や、音を聴く耳もできるのではないかと思うのですが・・・と説明。
 1曲目の「イパネマの娘」を6ページ中の最初の2ページのみ弾いて、間違いを指摘して頂く。
 これが、私の大の苦手の「3連符」まで入るという、実にすばらしい練習になりそうな楽譜なんです。

 予想通り3連符がオカシイということで、練習。均一に粒が3つ揃うようにということで、何回も弾きながらコツを身に付けていく。
 左手が休めるような楽譜なのも幸いして、耳で3つ揃った音になるよう意識すると弾けるようになってきて、先生からOKが出ました~~~。

 ずうずうしく、先生に、模範演奏をお頼みすると・・・「この本の編曲が、あまりねぇ~」と編曲の専門家としては問題が多いようでありました。
 でも、そこを「練習曲として、正確に弾きたいんです」と重ねてお願いすると、優しい先生ですので弾いて下さいました~~~。やったー!
 
 そうしたら、弾けていると思ったところも違っていたり、やはり模範演奏をして頂いてよかった~。録画させて頂いた動画で、家に帰ってからも自分の間違いの発見がいっぱいでした。

 次回は、この「イパネマの娘」をピッタリ楽譜通りに弾いてみせま~す!

 "Once in a blue moon"は、悩みの種ですが、残りの"Landscaoe with Temples"と「イパネマの娘」は何だかとても面白くなりそうです。
 ピアノ、楽しいなぁ~~~。

 次回まで、練習を頑張りま~す。

 

  
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<緊急・重要> 映画「日本と原発」を日本国民全員が見て考えてほしい!

2015-02-07 10:13:08 | 日記

  先日、渋谷の「ユーロライブ」で、「日本と原発」(2時間15分)という映画をみた。
  浜岡原発差止裁判の団長をするなど、大震災での福島の原発事故より前から、ずっと脱原発の裁判を闘い続けてきた辣腕弁護士・河合弘之が自らの裁判にも使えるかもしれないと作った映画だという。
 
  東北大地震による福島の原発事故が起きてから4年。今でも、いつ爆発するかもしれない福島原発からの惨禍から逃れるために、孫2人を連れて主人のいる長崎に避難するため羽田空港を飛び立った、あの底しれない胸に淀んだ深い恐怖が蘇る。

  命、ひとりのではなく、日本国民全体の命の上にのしかかったあの大きな暗雲が忘れられない。この映画は、その時の記憶をよみがえらせてくれながら、丁寧に実際起こったことを重ねあわせてくれ、非常に分かりやすい。
  そして、何よりも明確に、「今 自分がしなくてはならないこと」が見えてくる映画だった。

 元通産官僚・古賀茂明、  元原発設計技師・田中三彦、 浪江町・馬場町長 、経済学者・大島堅一 などの話も説得力があった。

  心のそこに残っていた、避難地域に指定された場所の被災者はどうしたのだろうか?という疑問に対する過酷な事実も知ることができた。震災や津波と言う悲劇でなく、まさに原子力と災禍によって奪われた命、故郷、人々の生活が胸に迫ってきた。
  除染された土の入った黒い不気味な袋の山波が痛々しい。山林など、除染されずに残されている自然の行くへも心配に感じた。

  パンフレットは下記の通り。



  普通の映画館では放映されておらず、渋谷のユーロライブでの上映は8日(日)まで。
  でも、いろいろな団体が各地で自主上映会をしている。どこで見られるかは、「日本と原発」のイベント情報で確認してほしい。DVDもしばらくしたら出すとのことだった。

  原発は、失敗が後世に残り、取り返しがつかない。
 「トイレのないマンション」と表現されていたが、廃棄物の処理、処理費用が目途がたたない恐ろしいこのエネルギーを今後どうしていくのか、私達一人一人が考えていかないといけない。

 実は、私がこの上映会を知ったのは、雑誌「AERA」を読んでいて、あの佐村河内のゴーストライター・新垣隆がこの音楽を作ったという記事からだった。原爆の広島を思い作ったと佐村河内が喧伝した「交響曲第1番」を陰で支えた新垣が、原発の福島の作曲で新たなスタートを切ったのかと気持ちを推し量り聞いてみたくなった。そして、この彼の記事をきっかけに映画に出会えたことを心から感謝している。
 音楽も素晴らしかった。

 河合弁護士は震災以前から脱原発の裁判活動をしてきたけれど、敗訴してきた。
でも、震災は日本人の意識を変えると信じてさらに闘い続けてきた。(どうして悲惨な原発被害を目の当たりにしたその日本人が、再稼働を今にいたって容認する動きを止められないのか!)と、弁護士としてやむにやまれぬ気持ちで、河合さんは、脱原発の裁判活動をしながらこの映画を作ったと映画のあとに本人が出てきて話していた。

 大地震予測が政府の発表もあり現実のものとして報道もされている現在の日本で、脱原発の施策は待ったなしの大問題。再稼働どころか、「原発があること自身が、日本という国の存亡にかかわる」ことであるという認識が、まだ日本人にこの期に及んで共有できていないことが怖いことです。
 傍観者的な話をしている状況に私たちは今いないのだということを、この映画を見て私は自分の身が引き締まる思いで感じた。
    

 反省して行動がとれるから進歩がある。
 日本の国土に次の福島を作らないために、どんな行動をしていくかを真剣に考えないといけないと強く感じます。 
 まずは、この映画を見て下さい。

 今 動かないと、安倍内閣は原発を推進していきます。それは、この地震国・日本ではありえない選択肢です。

映画に小泉と細川の活動が少しですが入っていて、そこを監督に突いている人もいましたが、原発と言うこれ以上事故や失敗が許されない以上、反省したものはより必死に動いていくしかない。いろいろなアプローチがあってもいいけれど、無関心で動かないことが脱原発では1番危ないことと、映画を見て心の底から突き動かされるように感じました。

 映画の中で、河合弁護士が語っているが、他のものは失敗して問題を解明して改良してというプロセスがとれるが、原発にはそれができない。
 なぜなら、今でも放射能汚染で、事故現場の核心部分には立ち入りさえできない。十分な検証すらできない危険物で原発があるということ。そして、万が一もっと重大な事故になったら、それは改善などでおいつく話ではない被害を日本国民にもたらすものだからだ。

    

 重要な情報は、受け身でいるだけでは誰かに選択された情報しか手に入りません。
 待っているのでなく、自分で大切な情報を捉え、そして重要と思ったらひとりでも多くの大切な人と共有していかないといけないと思います。
 どうぞ、この文を読んで反発を感じた人がいたとしても、まず「日本と原発」の映画を見てから反論はしてください。

 私たちに、時間は十分残されているのでしょうか。こたえは、歩きながら走りながら、考えていくしかありません。
 

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今、木星のガリレオ衛星に注目!4つの衛星が楽しいドラマを繰り広げて~

2015-02-04 22:48:54 | 惑星・天体ニュース

  寒い日が続いていますが、その分、星が夜空にきれいです。
  西空に金星を見送って振り返れば、そこには東空にのぼってきた美しい木星がいます。
  木星はちょうど太陽、地球、木星という位置にあって、とても近く見やすい観望の絶好期になっています。
  
  シリウスも明るいですが、木星はさらに明るく見えています。シリウスは冬の大三角の星。オリオン座などの冬の星座の賑わいの中にいます。
  一方、木星はシリウスより明るく、冬の星座の喧騒からやや離れて輝いているので、すぐわかると思います。

  時間によって場所関係が変わるので説明しづらいで、上の説明でみつからなかった方は、国立天文台「今日のほしぞら」などで、確認してみて下さい。

  望遠鏡でみるか、コンパクトデジカメなどでもいいので写真撮影しながら楽しんでください。
  
  最近撮った木星の衛星の姿。

      

      

  撮った日や時間によって、衛星の向きも配置も刻々と変わっています。
  実は、この衛星たちが6年ごとにみられる「相互食」というお互いに重なって隠しあう珍しい現象を2月11日20:08から8分、22:25から26分、2月18日22:31から7.6分、2月26日00:51から7.2分で観察できます。3月にも5回ほどチャンスがあります!

*実は「相互食」は6月まで見るチャンスがあるようですが、木星との近さ、空気の澄む「今」が見やすいのでは~。

  8分くらいなら、防寒具を着こんで我慢できそうです。1回はガリレオ衛星の相互食を眺めてみたいものです。

  どうして「相互食」が起きるかは、県立ぐんま天文台の「[天文FLASH解説] 木星の衛星の見え方」がイメージ動画で非常に分かりやすく説明してくれています。是非、覗いてみて下さい。

  ガリレオが夢中になって望遠鏡で観察した気持ちがわかると思いますよ。ガリレオ衛星は、美しくとても神秘的です。
  この2月から3月、うまくこの9回のチャンスのどれかに挑戦してみたいと思います。あなたもいかがですか!
  


  
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鎌ケ谷でダイヤモンド富士を見ました(写真付)

2015-02-02 21:57:26 | 惑星・天体ニュース

   関東地方では、夕陽が富士山の山頂に沈んで行く時「ダイヤモンド富士」が見られます。
   同じ場所では、年2回見られます。

   以前、義母のホームでダイヤモンド富士を見てから、何回もチャンスを狙いながら天候などにも恵まれず、ずっと見られないでいましたが、今日久しぶりに見ることができました!

   
     <2015年2月2日千葉・新鎌ヶ谷>

   以前、船橋駅で天気が悪かったのに雲から突然太陽が現れ、それがすぐに富士山に手渡しされたように富士山が太陽を受け取っていく動画を撮影、youtube「雲が富士山に太陽を手渡し!」で公開していますが、久しぶりのダイヤモンド富士でした。動画を見て頂ければ分かりますが、早送りなどしなくても富士山に太陽が姿を消す速さに驚かされます。上の写真でみればたったの4分。
   これが地球の動くスピードです。凄いですね。まさにミラクル、不思議な天体のミステリーです!

   これから、鎌ケ谷と富士を結んだ線のより下の地域がダイヤモンド富士を楽しめる場所になっていきます。
   国土交通省の「関東の富士見百景ーダイヤモンド富士」のサイトなどを参考にして、見られる場所を探して是非このブログを読んで下さった方、あなたも楽しんでみてくださいね。百聞は一見にしかずです。

   今日は、ダイヤモンド富士を見た後に、金星が西空に明るく浮かび上がってきました。そして、振り向けば反対の東空には丸い月がきれいに見えました。今は木星や冬の星座も見られます。今朝は、千葉にいても総武線の途中で富士山が見え隠れするのを楽しめたし・・・富士山、太陽、星など、時に目を遠くに向ける生活、お薦めします!


   今日の月の姿です。もう、ほとんど満月みたいですが、まだ左下がよく見ると欠けています。
   

   満月は水曜日の朝です。
   
   
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2015年2月の惑星

2015-02-01 07:43:03 | 惑星・天体ニュース

  1か月が経つのがなんと速いこと。2月はこれで28日ですから、あっという間に過ぎてしまいそうですね。
  それにしても、今年の1月は快晴で空気が澄んでいて水星を存分に楽しむことができてラッキーでした。
 
  お陰様で曜日を構成する日(太陽)・月・火星・・・土星までを半日の間に肉眼で見るという快挙も成し遂げ、日の出前の極細の月齢27.8の月も写真に撮ることができました。

  さあて、今月はどうでしょうか。
  いつものように、太陽に近い順から見て行きましょう。

  水星:夜明け前の東空へと移動してしまい、早起きの不得意な私には見られません。特に2月下旬から3月上旬はやや高めのところにいるので、早起きの方は見つけてみて下さい。

  金星:夕陽を見送った西空で「1番星!」と皆が思うのは、金星です。明るく目立ち、向こうから目に飛び込んできます。これから5月までどんどん夕空の高い位置に見えるようになりさらに目立ってきます。

  火星:夕方の西空、金星より高い位置(左上)にいますが、金星がぐんぐん高い位置に動いて火星との距離を縮めてきます。2月20日には、火星の左(南より)に金星が近づき、そこに細い三日月も加わり素敵な光景を楽しめるようにないります。下図は20日の様子ですが、21日には月が金星と火星の上に、22日には更に上になります。火星はあまり明るくないので、しっかり日が沈み暗くなるのを待ってみて下さいね。その頃の日の入りは5時半位なので、6時すぎ頃がよさそうですね。

  
   @国立天文台「今日のほしぞら」2月20日18時、千葉

  木星: 上の図でもわかりますが、金星が西空でだんだん沈もうとしている時、木星は逆に東空から上ってきます。金星と同じ位明るく見えます。恒星で1番明るいシリウスがそばにいますが、シリウスより明るいです。冬の大三角の星・シリウスと間違わないようにしながら、しっかり見つけてくださいね。2月3日・4日は、丸い月がその木星のそばにきて、「これが木星ですよ~」と分からない方には教えてくれるので、お月様に案内を頼みましょう!

  土星: 夏の星座の蠍座のそばにいるので、夜中に東から上ってきます。2月13日には、ちょうど土星のそばに下弦の月を過ぎた半分よりやや欠けた月がやってきて「僕の下にいるのが土星だよ~、その下に蠍座があるけどわかるかなぁ~」と早起きのあなたには案内してくれるはずです。

  という訳で、水星と土星は早起きの方に任せて、夕方から夜の肉眼惑星観察者の私としては、金星が日々高みを目指して移動し、火星と肩をならべてしまう様や、木星もどんどん早く上るようになって、夕方の西と東空で明るさを競うのを楽しむことにします。
  そして、そこに三日月が加わる2月下旬の美しい光景を見逃さないこと!ここが、今月のポイントですよ~~~~!

 
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