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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

渡辺かづき先生とのレッスン235

2024-11-06 21:12:24 | ピアノ

       今日のレッスン。前回のレッスンで”Sunny Side Of  The Street"は、終了したので、今回は前回の続きで ”Blossom comes out"。音はだいたい掴めてきたので、3回同じ所を繰り返すアドリブ部分をどうにか練習したいと思っていました。

  でも、前回も、アドリブの勉強をしようと意気込んで先生に聞いたのですが、理解がイマイチ。しかも、この3週間は時間を取られることがてんこ盛り。しかも、藤井英一さんの「ジャズピアノトレーニング」のコードについて書いてあるPart4「コードパターンのアドリブ」まで戻って、アドリブについて学び直し~、前回のレッスンで色々質問をし・・・

Am7のコードの時に、avoid note が シ(B音)というのがあって、私がコードがAm7とあったら、いつもBを避けた方がいいと思っていたのが、間違え! それは、それがCスケールの例の中だからAm7のavoid noteがB音になっているだけ。もし、他のスケールの場合は、同じAm7 のコードでも違う音がavoid noteになるんだと分かり、なんだか、とてもすっきり分かってきました>と1度は書いてみたものの、弾いたり、あちこち見ていると、何だかちっともすっきりできなくて・・・

スケールが違うのに、どの場所に使われたAm7でも、aboid noteが同じに練習テキストの楽譜にあって、疑問符がまたいっぱいになってしまっていました。

  ということで、さて、レッスンでは、他に何かもう一つ、これとは全く無関係に、1曲弾いてみようと、(昔弾いた曲で、Cスケールで、すぐに練習をそれほどしなくても弾けそうで、しばらく弾いていなかった曲)という条件から選んだ曲を用意しました。

 「遠い夢」という先生のCDに収録された曲で”The Missing Link" 。このブログで過去歴を確認。ココに、なんと5年以上前に

<先生が私の弾き真似をしてみせて、(16ビート風になっている)と言ってそれを止めるように言われた。それを、そうならないように何回も先生のCDを聞き直しイメージトレーニング。気分を静かに歌う気持ちにして、ゆっくり目に演奏。それでも、やはり16ビートが染みついていてやや不安が残り、レッスンでも注意しながら弾きましたが同じ。>といいつつ、もうこんなところで~で修了した曲でした。

  今度は、それから5年で成長しているかな?と期待して練習。けっこうそれなりに弾けているような・・・。

  ということで、1曲目は、”The Missing Link"を、しかも、思うさまゆっくりつっかえずに済むように弾いてみました。それでも先生の前だとどうしてか引っかかって間違え連発。う~~~~っ。 

  さらに、弾いた後に、前回のことを先生が思い出して、「この左手のワンパターンになっているのが耳にまだ残っちゃいますね。思い出しました」とひと言。 あれあれ、それだけはかなり意識して避けたつもりだったのですが・・・・(トホホ)。

  さらには、弾き直しながら、音を間違えやすいところに注意喚起マークをつけたりして、すっかり汚くなった楽譜で弾いていたら、「ところで、音ドリが違ってしまっているところがありましたよ」と言って、先生にBのサビ部分の大事なところのメロディーが崩れているとご指摘を受けて、ドッキリ!!!

  目を凝らすと、確かに、CDで聞き慣れていた曲なので、自信をもって弾いていたのに、まさか! 慣れると、自分のいいように聞いて曲を曲解して曲げて弾いてしまっていたのに、自分もびっくり。もう癖になってしまったようで、何回か弾き直しましたが大変でしたぁ~~~~~。

  でも、「先生、この曲は先生の曲の中でもちょっと変わっていて、面白いですよね」と伝えると「Am からA♭に行くところですね」。「そうそう、そこが響きますね」と話すと「これも、新しくリメイクして弾いてみようかなぁ~」と先生。 私のボロい演奏でも、すっかり忘れていた先生に、その曲をおもいだして再評価させる力があったように思えて、うれしい1瞬でした。演奏が上手かったわけではないので、本当は、ただのきっかけにすぎないのですが、それでも先生に昔の大切な音を思い出してもらえる役に立つのは生徒としては誇らしい結果に。

  と言うわけで1曲を終え、2曲目は、先生の新アレンジ”Blossom comes out"。 結局アドリブのところが、上手く弾けなくて、アドリブを「ジャズピアノトレーニング」の「コードパターンによるアドリブ練習」に戻って勉強してみた末に、生まれて来た質問をありったけ先生に質問してみると・・・

  どうやら、私が<コードがAm7とあったら、いつもBを避けた方がいいと思っていたのが、間違え! それは、それがCスケールの例の中だからAm7のavoid noteがB音になっているだけ。もし、他のスケールの場合は、同じAm7 のコードでも違う音がavoid noteになるんだと分かり>というところの理解が浅かったようで、<教本には左の和音と、右手で使うといい近接音と、avoid note が上げられているけれど、たとえば、キー音が違うのに、Am7とあった時、確かに和音とかなんかは一緒でも、その構成音だけでなく、キー音に従って流す音にはそのキー音のスケールに沿って弾いていく。だから、同じコードAm7でも、曲の中の役目が違えばアドリブに使う音も違ってくる>ということが分かってきました。

   そして、私が、”Blossom comes out"のアドリブ部分が自分で考えながら弾くと難しくて・・・と嘆くと、「確かに、このアドリブはコードの変化が激しくて難しいかも」と、いうことになり、実は、他にも仕入れてある他のアドリブ教本とか、もう少しアドリブについて、初歩からやっていくことに。なかなか一直線には上達できないようです。

  そして、苦労の後には、ご褒美が。歌姫のために先生がアレンジしてピアノ伴奏したCDから”Body and Soul"をお願いしていたのですが、「ぎりぎり間に合いましたよ。CDのは、キーがそのまま弾くと、黒鍵だらけだったので、易しく半音下げて譜を書いておきました」とのことで、新譜と、模範演奏を聴かせてくださいました。 うぉ~~~きれいだけれど、滅茶苦茶むずかしそう。

  ということで、今日のレッスンも、楽しく終了。新しい楽譜を手に帰宅しました。

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渡辺かづき先生とのレッスン234

2024-10-17 14:37:37 | ピアノ

       前回のレッスンから、今回のレッスンまで3週間ありましたが、まとまって練習をする暇がなく、”Sunny Side Of  The Street" 、前回弾いたThierry Langの曲もその後弾くことがほとんどなく、新しく藤井英一さんの練習曲の続きをやることもなくレッスンの日が近づいてきてしまいました。ただ、先生のオリジナル曲”Blossom comes out"は、時間の空いた時には弾いていました。

  ”Blossom comes out"は、新曲ではなく、私が先生に出会うさらに前に、桜の名所を訪ねるDVD「桜ハイビジョン」の音楽を渡辺先生が担当した時、オリジナル曲と演奏した中のテーマ曲でした。それを、フルートの女性とデュオで演奏するために、以前とはかなり違う雰囲気に先生が編曲し直し、タイトルも新たにつけた曲です。譜をまず頂いたのが、前々回のレッスン。

  最初の時のテーマ曲は、今回のに比べてかなりシンプルでしたが、新しいアレンジ譜は、かなり難しく、コード譜から考え起こして前回弾いてみたものの、先生がデュオライブでお披露目した演奏のようにはいかず・・・そこで、前回、レッスン最後に、模範演奏をビデオ録画させて頂きました。

  それが、凄いゴージャスな演奏で、イントロだけでなく、アドリブも、フルバージョンの長いアドリブで、14分弱! ソロでも、こんなに豊かに奥行きある演奏になると圧倒されました。

  さてさて・・・貧弱な私の演奏を、先生の模範演奏にどう近づけられるのか。ちょっとめまいがしそうな大きな課題を頂いてしまって(汗)、かじりついては息をつき~で、本当に”Blossom comes out"を弾く練習だけでせいいっぱい。 それも、時間不足で十分でないという大変な状況になっていました。

  そこで、(もう、今回はいっそのこと、”Blossom comes out"だけ持ってレッスンにいこう)と腹を決めて、”Blossom comes out"のみに絞って最後の数日は練習。

  特に、今回のアレンジで特徴的な部分をしっかり捉え、複雑な繰り返し部分を間違えないように確認。そして、ほとんど手のつけられなかったアドリブ部分については、もう諦めて、逆にこれからアドリブをつけるヒントを先生からいただけるように、ちょっとその解明の糸口だけは探しておこう~と決めました。

  そこで、藤井英一さんの「ジャズピアノトレーニング」のコードについて書いてあるPart4「コードパターンのアドリブ」まで戻って、アドリブについて学び直し。 以前、勉強した「音楽理論ワークブック」も復活させて、復習。  分からないところが分かってきた(笑)ところで、レッスンへ。 

  「今日は、この1曲だけで、レッスンをお願いします」と最初に宣言して、まず弾いてみると、最後は頭を使って弾く練習をしなかったせいか、かなりボロボロな演奏に(トホホ)。でも、先生の弾いて前回弾いて下さった録画では解明仕切れなかったところを、ゆっくりと弾いて、間違いがないかを確認したりしつつ弾いている内に、少し指が思い出してきて調子がでてきて・・・。

  次は、アドリブのつくりかたの質問へ。

  コード内で弾くと違和感がでるavoid noteについて、加えて良い音について質問を繰り返している内に・・・

  例えば、Am7のコードの時に、avoid note が シ(B音)というのがあって、私がコードがAm7とあったら、いつもBを避けた方がいいと思っていたのが、間違え! それは、それがCスケールの例の中だからAm7のavoid noteがB音になっているだけ。もし、他のスケールの場合は、同じAm7 のコードでも違う音がavoid noteになるんだと分かり、なんだか、とてもすっきり分かってきました。

  例えば、Cのスケールの曲でいけば、使っているアドリブの右手では、Cスケールにそって、コードが変わってもC スケールでアドリブを使ってOK。ただし、例えばそれでは曲が単調になるので、曲に変化をもたらそうと意図して違う音が入るコードを書いているところが数カ所あり、そのところでは、こちらも気づいてその指定コードから感じ取って、スケールにない音を出すようにする。各コードのavoid note について意識するより、そこを気をつけて弾けば良いというのでよいと分かりました。

  これが、分かってきたら、少し自由に音をアドリブで出しやすくなって、アドリブが単調さを抜け出せそうな気分になってきました。あくまで気分がそうなっただけで、スケールから外す場所を確認してから、実際に弾いてみましたが、まあ当然ながら 思うようには弾けませんでしたぁ(苦笑)。

  これは、慣れていくしかありません。

  そこで、これを次の課題にして、昨日のレッスンは1曲弾いただけでしたが、かなり充実したレッスンとなり終了。次回に、先生の他のアレンジ曲を頂けるお約束もできて次回のレッスンに楽しみな人参がぶら下げられましたぁ。 ジャズといえば、アドリブ。やはり、アドリブは上手くなりたいので、頑張ります。

 

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渡辺かづき先生とのレッスン233

2024-09-25 22:38:47 | ピアノ

            今日は、まずまず練習を午前中して、レッスンへ向いました。今回は、いつものような藤井英一さんの曲は練習しておらず、ふと、このブログでどなたかが 、私の「渡辺かづき先生とのレッスン44」を訪問してくれた足跡があり、久しぶりに開いて読み直すとThierry Langの曲が懐かしく思い出され、彼の曲を1曲練習して持参しました。

   後は、前回弾いた先生のアレンジ曲”Sunny Side Of  The Street"と、桜のDVDのテーマ曲の編曲し直したヴァージョンの2曲で、全部で3曲。

   さて、何から弾くかが難しい選択でした。1番時間をかけたのは先生にコード譜だけ頂いた桜の曲”Blossom comes out"。先生に模範演奏を弾いて頂いておらず、ただ、先生がフルートとデュオで演奏した音源だけは、ネットから保存しておいてキープしていたので、それを参考に譜起こしから始めました。

   コードから左や右手で何をどう弾くか、ひとつひとつ考えて譜にしてみて、先生のライブはソロでないので、しかも、自分で弾ける範囲での譜をつくりました。それだけで、かなり時間をとられたので、「弾き慣れる」までの練習にはいきついてはいませんでした。やや不安ながら、お披露目。

   やはり、練習不足で弾くのはうまくいきませんでした。ただ、自分としては、音がだいぶ外れずに、コードから譜起こしできたのは進歩という感じでした。大変でしたが、楽しさもあって、微妙にコードをBm7♭5からB♭mM7へと変化させる感じとか、コードからピアノの音へと音が生まれ出させる感覚は、ワクワクでした。

   この音でいいのかなぁ、いや違うか。音を探って夢中になっている間は、日常のいろいろを何もかも忘れて音と向き合い、いい音に出会えると期待に満たされました。

   残念ながら、気持ちよくそれなりに譜にできたものの、私が弾くと理想と現実は一致せず、ひどいできになってしまうのが素人悲しさ(苦笑)

   先生に、イントロが凄くきれいでマネしたかったけれど、できなかったと伝えると、「そうですか?覚えていないなぁ~」といつものような返事が返ってきたので、実はすぐ聞かせられるように音源をもって行っていたので、イントロを聴いて頂くと「これは、ただ、Fのコードだけで、そんな難しいことは何もしていないですよ」とあっさり。

   そこで、「模範演奏をこの前はして頂かなかったので~、このイントロを含めて弾いていただけますか?」とお頼みすると、いとも簡単に「弾いてなかったでしたっけ」と言って、弾いてくださいました。しかも、イントロだけでなく、アドリブも、フルバージョンの長いアドリブで、14分弱。至福の時間を過ごさせて頂きました。神様が私に与えてくれた時間と思えました。

   今日のレッスンは、もうこの先生の演奏でもう全て終了~といきたいところでしたが、現実に戻って(笑)・・・2曲目。先生のアレンジ曲”Sunny Side Of  The Street"。レゲエ風も弾き慣れないし、ウォーキングベースというのも初めてだし、練習しても、想定通り困難を極めました。

   結果、1回目はヘロヘロ。2回目は、少し1回目よりはよかったものの、やはりなかなか。でも、「前回弾いた時より、まとまってきましたね」と先生の慰労のお言葉。「この後は、歌が入って、メインのテーマの所を続けて行く感じですね」ということで、(私のレベルはもうこんなもんで~終了)となりました。新しい弾き方は、なかなかついていけないことだけは、よく分かりました。昔はリズム感よい方と思っていたんですけれど・・・。

   そして、最後。いつもと違い最後に先生の曲でないThierry Langの曲を練習してきたことを伝えて、”A Star to my father"という非常にゆっくりしているのですが、それでも、和音の感じとか動いて行く感じが独特で、なぜこんなにゆっくりなのにちゃんと弾けないのか恥ずかしながら、間違えつつ弾きました。これは、CDに譜はついてなかったのですが、彼のオフィシャルサイトCompositions というところをクリックすると、惜しげもなく楽譜がプリントアウトできるように公開されていました。しかも、譜が基本部分が「両手の完全楽譜!」。彼がまさにCDで弾いているまま、そっくりが公表されています。凄いですよね。

   だから、ちゃんと弾けば、かなりThierry Langになった気分になれそうなのです。なれそうなだけでなれないんですが・・・。

   それで、先生に、実はアドリブ部分はコードになっていたので、読めないところとか、どういう意味かわからないところを聞いてみました。

   この前のレッスンでも、コードの音から実際の音への出し方を教えて頂いたのですが、今回は、Thierryさんが、アドリブ部分も下にヒントを左手部分で与えてくれていたので、それとコードの関係なども解き明かしてもらいました。

   先生曰く「このコードというのは、僕もそうだけれど、コードが先にあるのでなく、音がまず先に生まれて、それをクラシックのようにちゃんと譜にしようとすると、どうするかなぁ~と言う順番で考えてコードを書いたものなんですよね」 。

   そうなんです。実は今回先生の曲の譜起こしをしたときにも感じたのですが、どうも、私は、(音楽を演奏している)のでなく、(譜から音を弾いている)だけなんです。音楽家は(音楽を表現している)んですよね。素人はなかなかそれが、そういかないんです。やはり、譜から音を弾いて、先生や、他の音楽家の出した音楽の裾野にどうにか手を触れて楽しんでいるんだなぁ~~~とつくづく思いました。

   でも、それでも楽しいからいいのではないか?

   ともかく、裾野をうろうろしているだけで、ワクワクして、楽しい。 酷い私のピアノを誰に聞かせる必要もないので、それでいいのではないか?

   そんな風に、練習しながら感じました。

   今日は、先生の弾いて下さって録画した”Blossom comes out"を聞きながら、このブログを書いていましたが、心が静まるというか、優しい気持ちになりました。 さあ、月も昇ってきた時間です。今日は雨模様でみられないかもしれませんが、これで、ゆっくり寝ます。

 

   

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渡辺かづき先生とのレッスン232

2024-09-05 09:02:23 | ピアノ

   台風で先生のスケジュールが変更になり、急遽レッスン可能となった昨日、いつも以上に準備はイマイチ。でも、最近、腹立たしいことや、胸にわだかまるものが多い私に、これは神の救いか!?と即お願いして、レッスンへ。

  付き添いでの病院通いは多々あるものの、1番困った両手の親指の痛みが酷くレントゲンだけは撮ってもらい「母指CM関節症」と確認はしたもののそれ以上治療は行かずにネットで調べた体操やテーピングで対処したり、膝もガクガクしやすいのも放置。医者には通院ゼロの私。唯一の私の健康維持のためのお医者様が、渡辺先生の音楽なんです。特に、心の痛みには効果満点。

  しかも、今回スケジュール変更の折に、お願いをして、先生のライブ音源からみつけた”Moment of The Truth"の演奏の楽譜を頂ける約束もできました。心ウキウキ、レッスンに向かいました。

  さて最初に弾いたのは、藤井英一さんの「ジャズピアノトレーニング」から、コード進行のパターン6のアドリブ例の2回目。

  左手が、私の不得意な1テンポ前に入る曲ですが、前回のレッスンで「1テンポ前にすると、全体のリズムが崩れてしまうようなので、そこは右のリズムをしっかり取ることに集中しては~」とのアドバイスを頂いた曲です。

  ところが、1テンポ前に弾くような譜を見ながら頭出しを一緒に弾くのも難しく・・・始めを揃えて弾く楽譜をわざわざ作成。両方弾き比べて、ちょうどに弾くのと1テンポ前に弾く違いを体感して、身につける練習をと始めたところでした。それで、それぞれの楽譜で弾き比べをご披露。と、思いつきはよかったのですが、揃えて弾く方はまずまずでしたが、1テンポ前は先生の前で弾いてもイマイチのでき(苦笑)。

  先生が「無理せず、一緒に弾いてしまえば~」と言うので、「でも、1テンポ前にしている曲が多いですよね」と私。すると、「結局、1テンポ前にするとジャズのスイング感がでるというのでこう書いているのだと思いますけど、厳密にやらなくても。大事なのは、リズムを崩さないことですよ」と先生。納得しつつも、もうひといき次までに練習してみようかと思いつつ終了。

  そして、2曲目に弾いたのは、2回目となる先生のアレンジ曲”Sunny Side Of  The Street" 。

  イントロは、問題なく、今回は、Aへ。 左のコード和音に、右手はシンプルにメロディーだった譜を、先生の説明を受けて、左の音はベースともう1音の2音に留めて、残りの音を右の内声に移した譜を今回は作成。それを弾きました。内声がつくと十分練習してないせいもあり、なかなかスムーズに演奏できませんでした。よくよく考えると、練習不足もありますが、目が衰えてきて老眼?残念。次には、もっとちゃんと弾き慣れしてくることに。

  B部分のレゲエも、今ひとつレゲエ音楽になり切れていないようで、数回弾き直し、レゲエ乗りするためには「チャアチャ」のチャアの長さが今ひとつ延ばし切れていないとの指摘を受けました。

  次のCへ進むと、その乗り切れていないのを左にいれて~とのご指示でしたが、どうもさらに乗り切れず・・・

 「やはり、決めないと難しいですかぁ~」と、先生が最初同時に入れたら2音目で「チャアチャ」として、後は無理に入れずにやってみましょうと決めて下さり、模範演奏を録画させてもらったので、次回までにそれで練習することに。

  そして、さらに、Dへ。前回ここからはまた違えてレゲエでなく「ウォーキングベース」で行きましょうと先生が軽く弾いて下さっていましたが、ほとんどNO タッチで練習していませんでした。その様子をみて、「もう、これも書いちゃった方がいいですね」と、私の譜に先生が「タタタタ」と歩くように音を並べて、(上がりすぎたら、こう下げて~)と、譜に音を決めて書いてくださいました。

  左を「ウォーキングベース」で弾くのは正直初めて。ちょっと面白いけれど、弾き慣れるまで大変そうですが、これも頑張ることに。

  最後に、E♭の曲なので、黒鍵を多用するので敬遠してきた”Somewhere in the Night”という先生のオリジナル曲を、奥から引っ張り出して3曲目として練習しておいたのを弾きました。最初に弾いた時と同じでテーマのメロディーのフレーズの「最後の音の伸ばしがまた足りないですね」とのご指摘を受けて、再確認。これも、次回弾き直してスムーズに弾けるように次回へ。

  そして、そして、待望の超ムズい”Moment of The Truth"の楽譜とさらにオマケに、「先日の埼玉のライブハウスで先生が千装さんとデュオで初お披露目した桜のDVDのテーマ曲の編曲し直したヴァージョンの譜もありますか?」とお尋ねして、「ありますよ~」とすぐ出して頂けて、2つの譜をゲット!!!しかも、また譜をちょっと書き換えたので、これはそのままあげますよ。と、先生の使っていた楽譜をそのまま頂けちゃいました。 

  まともに弾けたところがほぼゼロのヘロヘロ生徒でしたが、すごい収穫にホクホクして帰宅しました。

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渡辺かづき先生とのレッスン231

2024-08-22 11:14:43 | ピアノ

         実は、昨日のレッスン前は、自分の失態が明らかになって凄くバタバタしてしまい、練習もそこそこに出かけることになってしまいました。

  こういう時は気分を変えて、練習は諦めて、逆に早めに家をでようと出かけました。でも、そのお陰で、カメラを持つのを忘れそうになったのに気づいて戻っても余裕があり、問題なく通常より早めに着いた程でした。

  まず、最初は藤井英一さんの「ジャズピアノトレーニング」から、コード進行のアドリブ例No.1の曲から。

  レッスンでは今回初めて弾きました。左手が、私の不得意な1テンポ前に入る曲ですが、ゆっくり弾いて、どうにか~と思いましたが、朝のバタバタのせいもあり、なかなか落ち着かず、音がばらけて・・・先生も声を挟めず苦笑。「1テンポ前にしようとすると、音が崩れてくるので、もうそこは右の音をしっかり取ることに集中しては」とのアドバイス。

  そこで、「そもそも、その右のテンポすら怪しいかも知れないので右手だけで、まず弾いてみます」と弾き始めると・・・、先生が久しぶりに横で伴奏を弾いてくださいました。 待てないで早く弾いてしまったりなどの箇所も明確になり、行きつ戻りつ弾いていって、最後まで辿りつきました。右手がほぼ分かってきたところで、次回は、自分のレベルに沿って背伸びせずに両手で弾けるようにしてくることに。先生との連弾、楽しかったで~す。

  次は、同じテキストのパターン6のアドリブ例 というのを弾いてみました。こちらは、短い曲で、左の和音を間違えたりしましたが、それなりに辿りついて、やはり1テンポ先に出るときの問題はありながら、そこは右手の音を崩さないように努力して・・・酷い出来ながらも終了。

  さらに、心をしずめるために、先生のオリジナル曲”Eternal Silence" を前回に続けて弾いてみました。こちらも、肝心の静かないいところで頓挫したりしましたが、アドリブの出だしで、リズムが崩れて短くなっていたところを調整したり、弾き直しをして、「まあ、こんな所で~いいのでは」という先生のお言葉で終了。

   ここまで、わりとサクサクと弾き進めたので、さて、今日の1番の課題へ!

   前回、先生のアレンジ曲”Sunny Side Of  The Street" の楽譜を頂き、練習での弾き方もご指南いただいた通りに練習してきたものです。

   イントロ、A,B,C の4つの違う流れがあって、ひとつひとつ進みます。イントロは、まずそれなりにいってOK。

   そして、Aは、非常に単純なメロディーと左はコード和音だけ弾くのでOKということになっていました。で、「コードに先生が入れていたテンションの音が、今の弾き方だけだと全く入っていないですよね」とお伝えすると、「それを今日は、入れていきましょう」と先生。

   「左の和音の4つの音の真ん中部分の3.5thの音を、右手の方に移す。左手はその分シンプルに2音で~」。さらに、「9thや、♭9、#9、♯11、と入れていく。1番上がメロディー音になるようにする」

   それを、Aの最初から順番に説明を入れながら先生が 左手から音を抜いて右手に移して、さらに右手にテンションなど加える音を「今のが7thの音、これは9th、♭9」,などなど伝えながら加えて、実際に弾いてみせて下さる。

   Aの最初から2段、このように解説しながら弾いて下さると、シンプルなメロディーが、芳醇な音楽に生まれ変わっていく!!!まるで、マジック! 面白くて、しかも感動的でした。

   これまで、コード譜を頂いて、模範演奏を弾いていただいて、其れを録画させていただいたのを見ながら譜に起こして行く作業をやってきました。だから、コードから譜へのつくりかたは、だいたい分かっていたつもりでした。 でも、実際に、アレンジしていく時に、先生が右手の内声をどうやって作り出しているのか、まるで秘密の扉が開かれて、それが実際の音の響きの広がりで理解できました。

   素晴らしいレッスン。テンションの選び方の話や、ちょっと難しい話も、以前理論篇をやった時のことを思い出しながら、以前よりずっと分かってきたのを自分でも感じられたのも、うれしくなるレッスンでもありました。

   なにしろ、最初の頃、レッスンでコード譜に面食らって、コードを考えるだけで大変で、テンションの説明にもう無理~と思い、「先生テンションまで勉強する必要 私にありますかぁ~」と言ったら、先生が「テンションなしにはいきませんよ」とおっしゃったのを思い出しました。このテンションが先生のアレンジ曲に深みや趣きを与えているのが、今ならしっかりと分かります。

   この後は、先生がレゲエ風にアレンジしたというBとC。レゲエ風を3連符の「タアタ」としっかり3つに数えると注意を受けて練習しましたが、「違いますよ」「レゲエになってない」とのことで、どうやらジャズの2連符を「タータ」というのと同じに思っていたのが間違いのようで、クッキリ「タアタ」と弾けるところからやり直し。さらに、Cの最初もレゲエ風にするのに、「左手にタアタといれるてみるといいかな~」とか先生が言い出して、内心、(それ難しすぎるかも)と思いつつ、言いださず。次回までに、まずレゲエの音楽の研究を、いくつか曲を聴いて身につけることにしました。

   午前中は、すっかりミスに気づいてパニックになり消耗しましたが、レッスンですっかり元気を取り戻しました。そして、夜には、月もみられて・・・。人間、いろいろな楽しみや、癒しの時間を日々の中に用意しておく大切さを、感じた1日でした。

   お月様にお願いしたので、ミスのリカバーもどうにか上手くいきますように。

   

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渡辺かづき先生とのレッスン230

2024-07-31 19:28:13 | ピアノ

        ちょっとレッスンの間が空いてしまいましたが、ピアノのレッスンに行ってきました。

  最近は、先生のCDやDVDの曲もほとんどを弾いてきたので、新曲を頂く率が下がってきて、昔の曲を私が引っ張り出してきて弾き直したりすることも多くなって来ていますが、発売はずっと前なのですが、先生が歌手の古里あゆさんと3つのCDを出していた事に数ヶ月前に気づきました。

  ”Part of Mine””Bitter + Sweet””With a Tone”というタイトルなのですが、先生にほしいのですが買えますか?と伺ったら古里さんに直接聞いて取り寄せしてくださいました。ただ”Part of Mine” は残念売り切れでした。

  でも、他の2枚を聞くと、これがすべて先生アレンジのピアノ伴奏が素敵でした。そこで、少しずつ、これから楽譜を見つけて教えてくださることになっていました。と言うわけで、ワクワク楽しみにしていたレッスンでした。

  まずは、1曲目。いつもの指ならしのための練習曲から~と思ったのですが、今回は最初の内はいつもの通り藤井さんアレンジの練習曲をやっていたのですが、父方のルーツ探しなんかをしていて、ふと、父が好きだったガーシュインの曲を弾いてみたくなりました。そこで、楽譜を探し「ラプソディー・イン・ブルー」を弾き始めました。

  すると、まあ、♯と♭のてんこ盛りの楽譜。しかも、リズムもいろいろ変化。面白くて嵌まったのですが、難しい~~~~。けっこう時間を使って練習しましたが、やっと譜読みができたくらい。

  それでも果敢に先生の前でまず弾いてみました。先生、誰かといっしょに伴奏で弾いたことはあるけれど~余り覚えていないなぁ、とのことで、しかも、私が先生が見られるようにテキストの本をもっていくのを暑さか歳のせいで間違えてしまい・・・あらあら。ということもあって、今日は、1回弾いてお終いに。

  2曲目は、「六月の木漏れ日」というタイトルでで [欧州都市]コペンハーゲン,デンマーク/Copenhagen,Danmark 」で先生がecomusicの為に演奏したのが、画像と共に楽しんでいただける曲。実は、先日のライブで”And You and I"というタイトルもあらたに再登場。メロディーラインにも手を加え、千装さんのフルートとデュオに書き直しての演奏をした曲です。わたしにとっては、レッスンで弾くのは3回目でした。ミスタッチもけっこうしてしまいましたが、「まあ、怪しいところもややあったけれど、纏まってきて前回よりいいのではないですか~」との感想で、これもあっけなく終了。

  さて、3曲目は、今回久しぶりに"Eternal Silence "を弾いてみました。記録を辿ると、2014年9月とかなり早い時期に最初弾いて、その後も、弾き直しを2020年、2021年としていたのですが、アドリブもしっかり書き直しての、再チャレンジでした。

  和音が多いのでしっかり擦れずに音を落とさずに弾くのは相変わらず難しかったです。先生が、お母様の死を悼み作曲した曲でしたが、亡くなったのは東日本大震災の翌年の3月11日だったそうです。1回弾いて、気持ちが静かになったところでもう1回弾いて、これも終了。

  そして、そしてぇ~お待ちかねの古里あゆさんとのCD”With aTone”から、その1曲目 ”On the Sunny Side of the Street"の譜をいただきました。 なんと、わざわざソロで、さらに練習用に、まず第1回目の譜を作ってくださったそうで・・・だんだん、練習が進めばさらに、これに何かを加えていってくださるとのこと。

  さっそく、最初の部分のイントロは自由にルバートで弾いて下さって、その後のAは、歌と一緒に弾く部分になるけれど、歌手部分のメロディーをピアノで弾いて、コードに従って左を補う。Bが私には不慣れなリズム。レゲエで弾く! レゲエは正確に3連を4拍数えて~と、ともかく3連の音を4つ、12を感じて弾くとのこと。弾いて見せて下さりながら説明をしていただきましたが、レゲエとは、意外過ぎでした。

  さらに、主要なメロディーが始まった後も、やはり3X4 12でレゲエのリズムで音をとるとのことで、初心者のわたしのために、先生が3連で譜を書いたメロディーに沿って右を弾き、左はコードで簡単に付けて~と、お手本を弾いてくださいました。

  それで、まず次回のレッスンまでは、この第1段階楽譜で練習をしてくることに。

  意外な展開に、この課題をこなせるかやや不安ですが、さて、どうなりますか。それにしても、こんなに丁寧にテキストを用意して作っていただいたからには、怠けるわけにはいかなそうです。

  

  

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渡辺かづき先生とのレッスン229

2024-06-28 18:01:02 | ピアノ

         今回は、出かける前に用事を入れずに練習して、ほぼ真っ直ぐレッスンにいったので、上手く弾けそうかなと思いつつレッスンに向いました。

  ところが、行きの電車で楽譜を取り出して見ていたら、どうもCDと一緒に合わせると音がズレてしまい、今日先生にどこが悪いか相談しようと思っていた曲の謎が解けちゃいました。カウントが間違って、私の思っていたより、長く待たないと行けないところを発見しましたっ!

  電車内ではピアノで練習できないので、指で軽くタッチを思い出しながら修正。ここでは、3つ待つ~などと、得意の拍子の補助線を入れて、付け焼き刃ながらどうにかなってきたので、ひと安心?

  さて、先生のところで最初に弾いたのは、藤井英一さんの「ジャズピアノトレーニング」の59ページ(パターン5)。結構、引っかかりやすいリズムでしたが、克服して弾けるようになるのが面白くて頑張りました。特に大きく間違いはしなかったものの、特に何と言うこともなく、「そんなところじゃないですか~」で、終了。

  2曲目は、前回先生が「まあ纏まってきている」と言ってくださったのを励みに、ecomusic [欧州都市]コペンハーゲン,デンマーク/Copenhagen,Danmark 「六月の木漏れ日」。もうひと息と、少しブラシュアップして滑らかに弾けるように練習をして臨みました。

  譜のダカーポでどこにもどるかとか、アドリブ後どこへ行くかで、ちょっと込み入った譜で、頭に入りきらず戸惑たりしたものの、どうにか無事に最後まで辿りつきました。アドリブも書き直したので、どうにか前回よりマシに弾けました。ただ、Aの最初のフレーズの、「タータターター」というのを、漫然と弾いてしまっていたようで、「最後の音はその前の音より長いの気づいて増すか?そこが短くなったりその後にもあるけれど、一定してないですよ」、とのご指摘が! 確かに、そうでした。音は本当に微妙で、確かにそこが「タータターター」よく楽譜をみてみると、音の長さの配分が 「2:1:2:3」になっていたのです。違って聞こえてきました。「タータターター-」となって、伸びやかなメロディーラインになったのでした。これが気づけなくちゃ初心者でした。勉強、勉強。

 先生が、この曲も、デュオでライブでチャレンジするとの事だったので、次のライブで聞けるか、楽しみです。

  さて、今日は3曲目に、むか~~~し弾いた時にかなり手こずった”The End of the Game"を練習してきていました。

  先生のオリジナルCDの”Beyond the Stars"に収録された曲です。先生の曲としてはメロドラマ風? 今回、この曲を弾いた後に、「この曲は、先生の曲の中では異色ですよね。何か、ドラマとか何かに使うような曲みたいで~」と思わず言ったら、「あざとい感じです」と先生が笑って言うので、驚きながらも分かった気がした印象的な曲です。

  以前に弾いた時に、「この曲はCDでは16ビートのパーカッションが鳴り続けていて、今弾いたのだと、4ビートとか8ビート風になっていましたよ」とだいぶ説明やら、実演をして頂きながらも、イマイチ身につかず、この曲の感じが出せないで終わってしまい、名残惜さが残っていて再チャレンジしました。

  そして、今回は、主要メロディーとコードは一緒でもアドリブとして、まったく別物の作りになっているCDのお気に入り部分を再現しようと粘り強く何回も聞いて確かめながら、オリジナルに近い形の譜起こしを完成させて練習しました。 時間はかかりましたが、CDの雰囲気は少しつかめ、コードにそった音の使い方も、譜起こししながら掴めた気がしました。  

  お披露目してみると、「譜割りが違っていて、2拍子カウントと4拍子カウントがばらばらになっているみたいですね~。どっちかに統一しないと・・・」と言われてしまいました。「でも、そこが、アドリブとメロドラマ風の本体が、雰囲気があまりに違って、アドリブに合わせると、本体が間がもてないんですよね。だんだんテンポが保てなくなってきてしまうので、CDに合わせて練習したんです」と説明。

  ウォークマンを持参して行ったので、CDの音源を流して先生に聞いていただくと、「そうかぁ~。こんな風に演奏してたんだなぁ~。忘れていました」と言って、「これは、最初は確かにかなりゆっくりで、他の楽器と一緒じゃないと、ピアノだけだと表現しきれないなぁ~」ということになりました。  でも、好きだったアドリブ部分を自分なりに再現できて、私なりにとても勉強になり、満足できました。先生も、「大変だったでしょう、お疲れ様」とねぎらってくださったので、成果がありました。

  そして、次回は、先生のアレンジ曲の譜を1つ頂けることに。楽しみで~す。

  ところで、今、この最後の曲の音源がyutubeにないか検索したら、この曲はなかったのですが、先生がCDアルバム”Into the Light"を製作した時のプロモーションビデオがココで見られました。この曲は入っていませんが、ご興味があれば聞いてみて下さいませ。

  聴き直して、次は、先生が亡くなったお母様のために作った8分30秒あたりからの”Eternal Silence"をまた弾いてみたくなりました。

 

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渡辺かづき先生とのレッスン228

2024-06-05 18:54:51 | ピアノ

      今回は、いつもより早く2週後のレッスンでした。そのためもあって、なにを練習しようかがあまり纏まらない形でレッスンになってしまいました。

   最初は指ならしに、結構、ジャズっぽいフレーズがあって気に入ってしばらくレッスンに使いながら、ちょっと私には難しく、行きつ戻りつして練習して、結局先に進めないまま頓挫していた藤井英一さんの「ジャズピアノトレーニング」。そこから、1番先に進んだと思えたところの1歩先へ踏み出してみました。私の苦手とする、一拍早めに左手が出るとか、3連符もある曲にチャレンジ。

   結果は、やはり、先生に入りがオカシイ所を指摘されてしまいました。 ムムム、まだまだ・・・あまり、ジャズ的才能がないようです寝(苦笑) 逆に、だからこそ、地道に間違えを直しつつ、潰していかないといけないかも~? 難しい判断です。先生は、こだわらなくても~諦めてもいいのでは~という雰囲気かなっ?(笑)

   次は、前回のレッスンで、デュオ用に作り直した楽譜をいただいた”Follow your Heart"を弾いてみようかと思いつつ、やはり曲の最初の印象が強いので、なかなかうまく進められず、一応、コード譜だったものを構成しなおして、デュオになった譜に合わせて作ってみましたが、ほぼ手つかずに・・・残念。

   逆に、この曲と同じくecomusic で同じ基音がFの[欧州都市]コペンハーゲン,デンマーク/Copenhagen,Danmark も弾いてみたくなって、そちらの練習をしました。これは、一度すでに「六月の木漏れ日」というタイトルになっている譜を頂いて、模範演奏もレッスンで録画したものがあるので、復習をしながら弾き直してみました。

   変化が激しく、軽快な曲なので、なかなか難しいですが、アドリブがやや付け焼き刃で戸惑いながらヨタヨタでしたが、どうにか1回弾いて、先生がそれなりには纏まっていると言って下さいました。 全然納得できないので、2度目にチャレンジ。

   「特にアドリブでコードから外れていたところはなかったですか?」と先生に確認すると~「これ、Bを♭にしていれば、たいがい問題ないないですから~」と、こともなげ。「いえいえ、先生はこともなげにおっしゃりますが、合わない音があって大変ですよ。書いておかないと・・・それをみても合ってるかどうか大変」というと「忌避音とかは、確かにあるか・・・」。

   「この曲も、次の7月のライブには、少し、重なったようなフレーズは違えて、デュオで演奏できるようにするつもりですよ~」と先生。

   そして、実は、今回の3曲目も先生が思い出したら、再び弾いてくれるのではないかと思われる、こちらはエスラージというインドの楽器とデュオで作ったCD「遠い夢」の曲。以前から、私が(エスラージでなく他のバイオリンとかデュオで演奏した方が、もっと魅力的なCDになったのに~)と思い、先生にも伝えていたCDの中から、選んだ曲”Fairly Rings" を弾きました。まだ、十分練習できていませんでしたが、アドリブどころか、基本フレーズも途中までという感じでしたが、この曲もまた日の目を見られるようになるかな。

   でも、先生自身、忘れていた自分の過去の曲の発想にインスピレーションが湧いてきているようで、「ecomusicの頃に作って日の目を見なかった曲もあって、それなんかもちょっと一部使って新しく作り直していこうと思っているんですよね」と、何だか意欲的な話をしていらっしゃったので、私のまったく知らない曲もこれから出てくる可能性も大になってきました。なんとも楽しみぃ~~~~。

   さて、次のレッスンは何を弾こうかな???

 

 

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渡辺かづき先生とのレッスン227

2024-05-22 21:42:26 | ピアノ

   今日は、洗濯日和といい天気と予報で言っていたのに、雲が多くて、それでも歩いて駅から先生のところに着くまでには息が切れて汗ばむ感じで、ピアノの前に座ると、なんだかぼーっとしてしまい~ と書き出すと、察しの良い方は、いつもの私のうまく弾けなかった弁解からはじまるパターンだなっ、と思われちゃいそうですが、珍しくうまくいったレッスンでしたぁ。

   最初は、前回弾いて、先生に「この曲ならではの3連符が弾けてないですよ」と言われて(汗)、何回やってもなかなかうまく弾けず、先生が業を煮やして、「左手が入るのが難しくしているようなので、いっそ3連符の時は左は頭出しの音だしだけにしては」と苦肉の解決策をだしてくださって、今日は、うまく弾けると思ったのですが、「3連符がまだ弾けてないですよ」「これは、今日は徹底的に3連符やりますか」と腕まくり。「先生、3連符は克服してきたつもりだったのに、ダメですか?」と私。

  「確かに2分音符分の3連符の方は『タタータ』になったみたいなのは、左を入れなくなってよくなってましたが、こっちの4分音符分の3連符が、『タタター』になって最初の2音が速すぎてますよ」と先生。あ~確かに、先生に言われてみると、最後の音が伸びているかもでした。

  そこで、思わず「3連符が続いているところとか、3連符の後に左手の音が入るところは大丈夫なんじゃないですか?」と分析。「たぶん、次の頭音が入っていると、3つを同じ長さで弾きやすいですが、頭がないと、(早く3つ音をいれなきゃあ~)と気持ちが焦って早めにでちゃうのかもしれません」と先生に聞いてみると・・・。「それじゃあ、これも左手で頭出ししていいですよ」と先生。

  新たにこちらも奥の手を使い、左手が1テンポ遅れてでるべきところを、カッチリ頭で入れるように弾き直してみました。

  とっさに全部はうまくはいきませんでしたが、かなり改善。素人なので無理せず工夫をして3連符を克服法を編み出しました。先生としても、左手にまどわさるなら、<大事なのは、曲のメロディーを崩さないこと>として、左手は諦めてもOKとなりました。

  そして、次は、前回から弾き始めた、世界遺産]チェスキー・クルムロフ,チェコ/Český Krumlov,Czech で聞ける先生のオリジナル曲、”Follow your Heart"。実は、前回、のっけから、大事なテーマの「リズムの取り方が違っているところがたくさんあるんだけれど、言った方がいいかなぁ。やりますか?」と言われ、かなりの箇所の間違いに汗~~~つとなったのですが、さあ、今日は~。

  大丈夫でしたっ!今日は修正はなかったようで、苦労の甲斐がありました。それどころか、先生が、この曲を実はちょっと弾き直してみて、この前ライブでもう弾いてみたんですよ~!!!とのこと。びっくりでした。私は夜のライブはいま全然見に行けないので、「7月の昼のライブでも、是非弾いてくださいね」とお願いしました。ということで、これは前回のレッスンの大半をつぎ込んで、だいぶ頑張ったので、今日はこのくらいにして、次の曲へ。

  実は、今回は、いろいろあって、4週間空いてしまっていたので、3連符克服とこのリズム修正の曲以外に、もう少し簡単に弾けそうな前に既に習った曲に再チャレンジしてみていました。

  というのも、最近先生のピアノが入るCDで、私がもっていないCDが3枚有ることに気づいて売れ切れ以外の2枚を入手(古里あゆ「With a Tone」「Bitter+Sweet」)、それを聞いていたら、先生のオリジナル曲に歌詞を付けた”Being Peace"以外は他の人の曲なのですが、編曲で先生らしい音が溢れていて、懐かしい音が頭の中に蘇り、過去弾いた曲を弾き直してみたくもなっていたからです。

  選んだ1曲目は、”Peaces Of a Dream" (CD”The Way Of Life"収録)。ゆっくりした曲なのですが一部だけちょっと速くなるところがあり、そこを思い出して間違いがないように練習して、さて、どうでしょう? 

 「懐かしいなぁ」と先生。そこで、「以前はあまり意識しなかったのですが、Bに入って速くなるところで、2つ注意したところがあって、2段目で、左手でドドとオクターブで音を入れる時、『ドドー』と素早く2音を響かせるようにしているのに気をつけて弾きました。さらに3節目からは、しっかりテーマの基本の『タタタ~』のリズムに戻るように違いを意識しました」と伝えると・・・「昔に弾いた時に気づけなかったことに気づけた~ということですね。そう、そこは狙って曲を作っていたんですよ」と先生。何だか、私の成長を感じて頂けたようで嬉しかったです。

  もう1曲は、先生が海の生き物の映像にオリジナル曲を作って演奏も入れたDVD「エンドレスブルー」の中の1曲「ジパダン」を弾いてみました。孫達がまだ小さい頃、よく一緒に見たり聞いたりした、思い出深い曲がいっぱいなDVDです。

  「ジパダン」は基本は静かな曲ですが、途中でちょっと盛り上がるところがあって、とても素敵な曲です。弾き終わると、先生が「これも、デュオで使えそうだなぁ。今、デュオを弾くのに曲を探していて・・・こんな曲を作ったのも覚えていなかったけれど」と言って、「この楽譜、写真で撮らしてもらおうかな。出てくるか分からないから」と、先生のコード譜の楽譜から私がいい加減に右手の内声音や左をいれた汚い楽譜をスマホで撮るのをみました。こんなこと初めてでした。

  先生の忘れた曲を思い出すきっかけ作りに参加できて、何だかとても嬉しいレッスンになりました。私の弾き方でも先生に昔の音楽の楽しさを思い出させる位には成長している?ちょっと自信にもなりました。という訳で、私が珍しく上手くいったレッスンと言ったのが分かって頂けたと思います。

  最後、先生が、「そうそう、さっき弾いた”Follow your Heart"は、この前ライブで弾くために、前奏とかバンプというのを入れたり、途中のコードとか、最後の終わり方を変えてあるので、楽譜も作り直したので・・・こんな風な楽譜になったんで、上げます。あとで、ライブの時の動画も送りますよ」と、サプライズのプレゼントまで頂けました。

 と、昨日のレッスンはこれまでのレッスンの中でも、特に記念すべきレッスンになりました。心が満たされるってこのことだな。ここまでやってきて良かったぁ~~~~~~~。

 

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5年に1度のショパンコンクール(2021年)反田さん・小林さん以外の日本人ピアニストにも注目!!!  

2024-04-26 23:01:19 | ピアノ

  先日、ピアニスト小林愛実さんの演奏に聴き惚れるという記事を書いて、ピアニストの小林愛実さんの演奏の素晴らしさをお伝えしましたが、日本のピアニストの層の厚さについてはもっと着目していいかなと思うので、ここに書き記しておきたいと思います。いまさら、なぜ2021年のショパンコンクールと思われるかもしれませんが、ピアニストの演奏は時を超えて人々の心を打ちます。是非、これをきっかけに音楽の世界の素晴らしさを味わって頂きたいと思います。

  正直、政治の世界での常識もモラルもなく、民主主義や国会や議会、日本国憲法への尊重意識の欠如した人たちがどうしてこうも次々と出てくるのかとうんざりしている時に、日本人としてこんなに誇れる人がいることを伝えてエールを送りたいと思ったこともあります。プロであろうとする情熱が、音楽、そして多分スポーツ界では突出していると思います。そして、その実力を目の当たりにできるという点も同じと感じます。

  ご覧下さい。「たびまっち」というココのサイトが書いて下さっているのをみると・・・私も名前を知っている日本の天才ピアニストたちがこんなにも参戦して活躍していたのだ~と感嘆しました。しかも、その演奏がyoutubeですべて公開されているのとリンクしてくれていたので聴けるのが素晴らしいです。

  音楽で順位を付けること事態が非常に難しいということを彼らの演奏をリンクから聴いてみると実感することができると思います。

  これだけの才能溢れたピアニストが争っていたという「ショパンコンクールの凄み」を、きっと感じ取れるはずです。彼らの研ぎ澄ましてきた音に心を揺らされながら、まずは存分に楽しんでほしいと思います。 

 *たびまっち」というサイトは、末次弘季さんという「8歳の頃に念願の渡欧。ポーランド国立ショパン音楽大学学士課程ピアノ科を卒業。現在、ショパン音楽大学研究科に在学しながら、ヨーロッパを中心に演奏活動を行っている」方のサイトのようです。この方が纏めてくださっているのを転載させて頂いています。末次さんのサイトのココをみて下さると、より詳しく紹介して下さっていますが、ここでは字数制限もあり、実際に日本人の演奏者の素晴らしい演奏をyoutubeでどんどん見て頂けることを期待して、その一部を転載させて頂いています。

最終順位

  • 1位: ブルース・リウ (カナダ)
  • 2位: 反田恭平 (日本)アレクサンデル・ガジェヴ(イタリア・スロベニア) 2人
  • 3位: マルティン・ガルシア・ガルシア(スペイン)
  • 4位: 小林愛実 (日本),ヤクブ・クシュリク (ポーランド)    2人
  • 5位: レオノラ・アルメリーニ (イタリア)
  • 6位: ジェイ・ジェイ・ジュン・リー・ブイ (カナダ)

ファイナリストの12名のうち、入賞したのは6位までの8名 

日本人ファイナリスト

反田恭平さん

ショパンコンクールを目指す主人公を描いたアニメ「ピアノの森」でピアノ演奏を担当した反田恭平さん。実際に今回初出場されます!現在ショパン音楽大学に在学していて、今大会も審査員席に入っているピオトル・パレチニさんに師事しています。初の日本人優勝の最有力候補のひとりです。

演奏日時
1次予選:
 10月4日(月)11:00~ (日本時間20:30) YouTube
2次予選:
 10月9日(土)20:50~ (日本時間翌3:50) YouTube
3次予選:
 10月14日(土)17:00~ (日本時間翌0:00) YouTube
ファイナル: 10月18日(水)19:50~(日本時間翌2:50)YouTube

小林愛実さん

前回の第17回ショパン国際ピアノコンクールで日本人唯一のファイナリストだった小林愛実さんが今回再登板!

1次予選: 10月7日(木)13:30~  (日本時間20:30~) YouTube
2次予選:
 10月12日(火)13:10~  (日本時間20:10) YouTube
3次予選:
 10月16日(土)12:20~  (日本時間19:20) YouTube
ファイナル: 10月20日(水)18:00~ (日本時間翌1:00)YouTube

3次予選敗退

進藤実優さん

2002年生まれ。モスクワ音楽院付属中央音楽学校に在学していて、今年のPTNA特級で第2位、聴衆賞を受賞しました。進藤さんはダイナミックなフォームで多様な音色を出せる、最も注目すべき若手ピアニストのひとりです。

1次予選:10月4日(月)10:00~ 参加済み (日本時間17:00~)YouTube
2次予選:10月9日(土)19:30~参加済み (日本時間翌2:30)YouTube
3次予選:10月14日(木)13:00~参加済み (日本時間20:00)YouTube

角野隼斗さん(かてぃん)

クラシック音楽からポップスまで幅広いジャンルを演奏している、チャンネル登録者数80万人以上の大人気ピアニストYouTuber「かてぃん」こと角野隼斗さんがなんとショパンコンクールに出場しています。東京大学を卒業しているピアニストで、異色の経歴を持っています。今大会最も注目されているコンテスタントの一人です。

1次予選:10月4日(月)12:30~参加済み (日本時間19:30)YouTube
2次予選:10月10日(日)10:40~参加済み (日本時間17:40)YouTube
3次予選:10月14日(木)18:00~参加済み (日本時間翌1:00)YouTube

古海行子さん

前回もショパンコンクールに出場していました。前回は1次敗退も今年は1次通過。とても美しい音色が2次予選でも聴けるのがとても良かったです!

1次予選: 10月6日(水)11:00~ 参加済み (日本時間18:00~) YouTube
2次予選: 10月10日(日)17:30~ 参加済み (日本時間翌0:00) YouTube
3次予選:10月15日(金)13:20~参加済み (日本時間20:20)YouTube

2次予選敗退

沢田蒼梧さん

ピアニストをしながら名古屋大学医学部医学科の医大生として学業と両立している、まるで大谷翔平選手のようなピアニスト。誰にも真似できない多彩な音色が魅力です。おしくも3次予選に進むことが出来ませんでした。

1次予選: 10月3日(日)13:00~ 参加済み (日本時間20:00~) YouTube
2次予選: 10月9日(土)17:40~ 参加済み (日本時間翌0:40) YouTube

牛田智大さん

浜松国際コンクールで2位の牛田智大さん!おしくも3次予選に進むことが出来ませんでした。

1次予選: 10月4日(月)17:30~ 参加済み (日本時間翌0:30) YouTube
2次予選: 10月10日(日)12:30~ 参加済み (日本時間19:30) YouTube

京増修史さん

今大会のファイナリスト大筆頭!京増さんは今最も注目すべき若手ピアニストの一人です。おしくも3次予選に進むことが出来ませんでした。

1次予選: 10月7日(木)17:00~ 参加済み (日本時間翌0:00~) YouTube
2次予選: 10月12日(火)17:40~ 参加済み (日本時間翌0:40
YouTube
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