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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

こども病院からのメッセージ「電池が切れるまで」に涙がこぼれました

2013-01-26 13:08:37 | 日記
 
  Book off の愛用者の私。出口前の100円コーナーでふと出会ったこの本に涙がこぼれた。
 「電池が切れるまで」こども病院からのメッセージ すずらんの会編

  まずは、この本の題名になった「命」という詩からお届けしよう。

    命      宮越 由貴奈(小学4年)

  命はとても大切だ
  人間が生きるための電池みたいだ
  でも電池はいつか切れる
  命もいつかはなくなる
  電池はすぐにとりかえられるけど
  命はそう簡単にはとりかえられない
  何年も何年も
  月日がたってやっと
  神様から与えられるものだ
  命がないと人間は生きられない
  でも
  「命なんかいらない。」
  と言って
  命をむだにする人もいる
  まだたくさん命をつかえるのに
  そんな人を見ると悲しくなる
  命は休むことなく働いているのに
  だから 私は命が疲れたと言うまで
  せいいっぱい生きよう

  この由貴奈ちゃんは、たくさんの病院の友達に勇気を与えながら、この詩を残して11歳で亡くなったという。でも、本を読んでいると、他の子ども達の中に由貴奈ちゃんが生きていることが、詩を通してわかる。

  ここには、字を書き始めたばかりの4歳の小さい子供から高校2年生までの詩と絵が掲載されている。  絵の下地が黒なので暗い印象なのが気になったが、詩は病気の子供の心情が記されていて、貴重な資料ともいえる。

  子供たちの詩の後に、その後の子供たち本人や、子供達の親などのメッセージがあり、院内学級で教えた先生の文章もあり、詩をより深い知ることができる。

  先生が紹介した、院内学級に子どもを通わせているお母さんの詩もひとつ、お届けしよう。

   親の思い

  五体満足で育っている子どもをもつと
  子どものいない人をうらやむことがある

  切って縫って体にきずをもつ子どもをもつと
  元気で普通の子どもをうらやましく思う

  一生をハンディの残る子どもをもつと
  一時の治療ですむ子どもをうらやましく思う

  余命宣告されたり子どもの死んでしまった親は
  ハンディが残ってでも生きている子どもをもつ親をうらやましく思う

  子供ができない親は 
  産める親をうらやましく思う

  腹のそこから大笑いしているそんな時もよいけれど
  私は いつも微笑んでいられる1日1日、瞬間瞬間を大切にしたい

 
  この病院(長野県立こども病院)では、それまで開院10年で血液・腫瘍科で500人以上の子どもを受診。内140人以上の子が長期入院し、治って退院していく子どもたちもいる一方で31人の子どもが亡くなったという。

  最後に、医師のあとがきがあり、これもまた示唆に富んだ文章だったが、これはちょっと掲載が大変なので、興味を覚えてくださった方は本を読んでほしいと思う。自分の恵まれた境遇を振り返るにも貴重な本だった。 

  

  
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私が惚れ込んだ写真家・中野耕志さんが新宿ニコンでミニ展示会してます

2013-01-24 22:16:57 | 日記
 今日私は、写真家中野耕志さんのミニ展示をしてる新宿エルタワー28Fのニコンショールームに行ってきました。中野さんは千葉県流山辺りの風景を撮った「谷津田小宇宙」という写真集を出しており、それを見て私が惚れ込んでしまった人です。

 現在は、国内外を飛び回り、今回のミニ展示のタイトルにもなった「WINGS」が示すように、翼のある飛行機や鳥を中心に雑誌などで発表、活躍しています。
 本当は、私を唸らせてくれた「谷津田小宇宙」の中にあるような昆虫や植物や風景写真ももっと撮ってほしいのですが・・・。

 私は地域のコミュニーティ新聞の取材でインタビュー記事を書くために、1度お会いしましたが、若い頃から才能を発揮し、でも決して奢ることなく、着実に写真道を邁進してきたような方でした。シャープな写真が魅力で今回の展示会におかれた15点の写真も、とことんプロ意識をもって極めるとこんな写真が撮れるんだという、まさにそんな感じの写真ばかりです。

 でもブログでは、おちゃめな面も併せ持っていて、戦闘機を撮るための海外遠征の旅行鞄にメエメエさんというぬいぐるみを忍ばせて、面白い写真を載せ 笑いを取って(撮って?)くれたりします。ブログに「メエメエさん」というカテゴリーまであります(笑)
 狩猟者のような鋭さとその落差が魅力です。

 新宿による機会がある方は、駅から近いし1月31日まで無料で見られるので、おススメで~す。
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1日に2度人が倒れるのに遭遇してしまった

2013-01-19 20:42:11 | 日記
 
  まず、1度目の転倒は、終着駅の松戸について階段に向かう混雑の中で起きた。
  私の右奥にいた女性が突然後ろに倒れそうになり、私の右前にいた女性が慌てて支えたので事なきをえた。
  と思ったら、その女性が倒れそうだった人に「大丈夫ですか?」と尋ねると、体勢を整え直した途端にキッとした視線をその人に返した女性が「あなたが押したから、倒れそうになったのよ!」。そう言ったと思ったら人波に消えていき、言われた女性は無言で横にある販売機の前に行き持っていた缶を捨てた。

  ほんの1瞬の出来事にあっけにとられ、何が起こったのか最初は呑み込めなかったが、どうやら女性が人の波に逆らって缶を捨てに横に移動し、他の女性を倒しそうになったようだ。でも、まあ無事でよかった。

  2度目は、スーパーの地下で買い物を済ませた私が起こしてしまった!と思い蒼白になった転倒。
  買い物で一杯になったカートを前に押しながら、私が1Fのエレベーターを出た直後に、それは起こった!!!

  出口前にいたお年を召した女性に、1階以外の階が押されてなかったので、(なぜ降りないのかな?)と半信半疑で「降りますか?」と顔を覗いて尋ねた。でも、ぼんやりした様子で女性は何も答えないので、不思議に思いつつも右横を抜け私が外にでた途端に、女性がバタンと私の横でうつぶせにペタリと倒れてしまったのです!!!!

  もう、びっくりなんてものではない。
  慌てて「大丈夫ですか?私の荷物が、何かひっかかりましたか?」と尋ねた。
  でも、うつ伏した女性からの反応が、まったくない。
  私の頭の中まで白くなりそうになった。
  (とんでもないことを私がしてしまったのでは?)と頭から冷や水を浴びせられたようだった。

  その時、エレベーターの奥にいたご夫妻のご主人の方が、「いやいや、そうじゃない。見てたけど、ふわっと自分で意識を失ったように崩れるように前に倒れたから。あなたは全然当たっていないよ。でも、ともかく大変だから店の人を呼んできて」と声をかけてくれた。

  その言葉に安堵し、我に返って、私は店員を探して1Fのレジの方に、走って店員に事情を説明。
  店の人を連れて戻ると、奥様の方は荷物を整理してあげており、ご主人が床に座って女性の頭を抱えるように横にしてエレベーター前で女性に呼びかけていた。店の人が救急車を呼んでいる間に、若い女性も心配して声をかけてきて、名前を確認しようということになった。
  ちょうど宅急便の伝票がでてきて、差出人の名前が近所の住所で本人の名前とわかった。
  名前を呼んだ辺りから、倒れた女性も意識がしっかりしてきた。

  時々目を閉じてしまうが、話す言葉も多くなり、
  「ひとり暮らしだから、家には電話してもだれもいない。ご心配かけたが、もう大丈夫だから救急車はいらない」と言っているうちに、救急車が到着。

  打ち身も怪我もないようで、意識もしっかりしているが、救急車内で血圧とか状態を確認するからということになった。救急車に行く前にトイレに行きたいと言いだして、隊員に支えられて女性が歩けることを確認。
  それまでは、立つこともできないだろうと思ったので、ひと安心。
  偶然通り合わせた女性の知り合いだという人も出てきて、救急車に必要なら同乗してくれそうだったので、溶けたアイスクリームの入った買い物袋を下げて、私も家路についた。

  人間、一寸先は闇。どんなことが起こるかわからない!と肝を冷やした2度の転倒事故だった。

  でも、1度目は別として、2度目の方はわが町の人々の対応に心が温かくなる事故でもあった。
  人がどんどん集まって来てできることを手伝っていこうとしてくれて、東北の震災でも言われたが(日本人は素晴らしい。心温かい)と思えた。

  いや、きっと人間は押しなべて本来は温かいものなのだ、と信じられる気持がした。
  倒れた女性は、その後どうしたかしら?何でもなく、無事に家にいるかしら?

  それにしても、後ろにあのご夫妻がおらず、私1人がエレベーターで一緒だったのならどうなっていたかと、本当にあのご夫妻には救われた!と心から思った。
  私が「降りますか?」と聞いた時にぼんやりして答えなかったのは、軽い梗塞が起こっていた可能性もある。
  これからは、さらに人の行動を深く読み取って行動しなくては・・・。
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渡辺かづき先生とのレッスン4

2013-01-14 15:16:59 | ピアノ
 前回のレッスンで、音色を使い分けて弾くようにと言われた "Being Peace" 。練習の甲斐あって、もうリズムの取り方は、苦手な部分もなくなり、テンポも保てるようになったものの、何か今一つうまくいかず、あれこれ自分なりに引き比べ左の8分音符のあとの4分音符を心なし押さえを重くすると納まることを発見。
 いいかも~と、ちょっと自信をもってレッスンに臨んだのですが・・・あえなく敗退。

 先生曰く、「音が全体で同じになっている」
 音色使い分け未解決問題は、相変わらず未解決か~ (泣)

「メロディーはでていますか?」と確認すると、それもまだまだの様子。
 う~~~~ん。

 私の自信をもっていた工夫も間違いだったようで、アクセントはリズムの頭におくべきだったようで、大事な音は右のメロディーラインと左の一番下の音と再確認。
 そうでした、前回も確かに言われ、その音だけで成り立つのを弾いて確認したんでした。忘れてました、グスン。

 やや自信のあった"Hearvest Time" も、やはりメロディーラインと音色に問題があるようで、「鍵盤を叩いている」「指を置く時間の問題だろうか」との分析。
 先生の弾いているビデオを研究して、先生の小指の置かれている時間が私のより確かに長いのは確認済みだったが・・・。たとえば、バレエで同じグリッサードをしても、上手なダンサーのグリッサードでは、跳躍した時に美しいハの字の脚が空中に印象的に目に残る。下手だと、どこにそんなハの形ができるの?となるが如し。
 ピアノでも、私が弾くと、同じ曲を弾いているとは思えないゆとりのない音になる。なんとも基礎の違いという感じで、直しようがわからない(泣)
 
 でも、でも、これでまた同じ問題解決を宿題にして終わりか~と思いきや、「"Harvest Time" は、次回から最後までいかずに最初のメロディーに戻ったところでダカーポして最初に戻り、最初のメロディーには、右手の音がないので、自由に自分で音を作って好きなだけ弾いてください。納まったところで、自分がよいと思ったら、続きにまた流れていって、それで最後まで弾くようにしましょう」とのお言葉。

 お~~~、ジャズっぽい! 先生が、自由につけるメロディーの見本をいくつか弾いて下さり、自由演奏が宿題に。楽しそう!!!!


 自宅に帰ってから、「叩いている」といわれる自分の音を確かめるべく、自分の演奏をビデオ撮り。
 確かに、味わいがない理由は指の置きがなく、叩いた感じで味気なさにつながっているようだった。叩いている意識は自分ではなかったが、もっと丁寧に指を置いて、耳でメロディーを確かめる気持ちでつなぐ練習を心がけることにした。

 昔、ブラジルにいた時に先生に音が逃げていると言われたのは、この叩きに原因があったのかもしれない。指の中に音楽を閉じ込めるように、指の角度や置きで音を掌の中にそっと囲むような気持が生まれてきた。

 自由演奏部分も、最初は難しかくて訳がわからない状態だったが、練習しているうちにだんだん面白くなってきた。コードによる合わせる音の工夫も少しずつ身体でわかってきて、あれこれトライ中。
 さあて、次回レッスンでは、またまた木端微塵になるかな?

 
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今年は彗星が凄いらしい!金環日食より凄い?

2013-01-12 21:33:43 | 日記

  今日は図書館のついでに同じビルに併設されたプラネタリウムに時間があったので寄ってきました。
  そうしたら、2013年のカレンダーという番組を放映してくれました。
 
  そこで、驚いたのが彗星のニュース。確かに今年の「藤井旭の天文年鑑」の表紙も彗星でした。でも、惑星以外、望遠鏡を使うような天体観測にあまり興味のない肉眼派の私は気にとめていませんでした。

  ところが、ところが説明を聞いていたら、どうやら3月のパンスターズ、11月のアイソンという彗星はかなり凄いことになりそうなのです。もしかしたら、金環日食以上のインパクトある天体ショーになりそうなんです。

  彗星は、まだ解明しきれていないので予想だそうですが、満月より明るくて昼でも肉眼で見られるかもしれないというのです?????彗星って何もの!

  ネット検索してみたら、ラブジョイ彗星(2011年)、マックノート彗星(2006年)の映像がいろいろ出てきて、期待に胸が膨らんできました。本当に昼みられるかも~。

  そして、偶然にも今夜星観察会があり木星の衛星やすばるなど見られるというので、そちらにも参加してきました。雲ひとつない快晴で、西に秋の4辺形、牡羊座の2つの星、すばる、木星、おうし座のアルデバランと角の星、東から上って来た冬のオリオン座と大三角、ふたご座の2つ星、ぎょしゃ座、ペルセウス座、カシオペア、北極星・・・・すべて肉眼で見える好条件でした。

  星観察会ではたくさんの望遠鏡も用意され、ボランティアの星愛好家の方達に解説していただけます。
  前に参加した時、輪が真横になって線(棒)に見える串刺し団子のような土星を見せてもらいましたが、今日は、秋の星座の中にいる青い天王星と、木星の衛星4つ(肉眼でも見えるのではと勘違いするほど4つの衛星は大きかったです)、ふたご座のカストルの連星AとB、オリオン座のトラぺジウム、北極星の伴星(北極星が一つの星でなく2重星だという話は初耳でした)も見られました。

  そして、今日の目玉は何と言ってもスバルのラケット!
  「環境省スター・ウォッチング・ネットワーク」に参加しているとのことで、双眼鏡が10台近く用意されていて、みんなでスバルの星がいくつ見えたか、じっくり観察して用紙に記入しました。

  7つの星がはっきり見えて、それがラケットの形。その周辺も数えられない無数の星が見えるのですが、どれがという風には特定できず、7つの星を塗りつぶして見えたことを報告しました。

  天の川は残念ながら見られませんでしたが、肉眼だけでない天体観察の醍醐味も満喫。
  今年はやっぱり放置していた望遠鏡を活用してみようかな~、と思いました。

  という訳で、今日は星三昧の1日となりました。白井プラネタリウムや星同好会の方々に感謝、感謝!
  星空の説明を受けている時に、流れ星が流れるのをみんなで目撃するというおまけも付きましたよ~
  よっぽど今日の参加者が善人ぞろいで行いがよかったのでしょうね(笑)

  

  
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シモバシラに氷柱?

2013-01-11 23:39:30 | 日記
 これ、シモバシラは霜柱ではないのです。シモバシラは、シモバシラという名の植物のようです。
 全く知りませんでしたが、「シモバシラ」と検索するとたくさんヒットして、wikipediaでもどこでも氷柱の説明がついています。知る人ぞ知る、有名な話のようです。

 私がこれを知ったのは、私がよく覗きにいくブドリさんの「心象スケッチ」の1月10・11日記事からでした。
 今の内に知っておけば、早起きさんはどこかで見られるかもしれません。ただし、どこにでもある植物というわけではなさそうなのが、ちょっと厄介ですね。

 世の中には、知らないことがまだいっぱいあるんだなあ~と思いました!
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自然の闇を失って

2013-01-10 00:00:30 | 日記
1月7日のデイリー読売にとてもよい文章がのった。
 今日はちょっと皆さんに英語を思い出してもらいながら、その抜粋を味わってもらいたい。

Let there be dark

Now, when 8 of 10 children born in the United States will never know a sky dark enough for the Milky Way, I worry we are rapidly losing night's natural darkness before realizing its worth.This winter solstice, as we cheer the days' gradual movement back ward light, let us also remember the irreplaceable value of darkness.

All life evolved to the steady rhythm of bright days and dark nights. Today, though, when we feel closeness of nightfall, we reach quickly for a light switch. And too little darkness, meaning too much artificial light at night, spells trouble for all.

Every religious tradition has considered darkness invaluable for a soulful life, and the chance to witness the universe has inspired artists, philosophers and everyday stargazers since time began. In a world awash with electric light, how would Van Gogh have given the world his "Starry Night"? Who knows what this vision of the night sky might inspire in each of us, in our children or grandchildren? 

  This winter, let us begin.

 (今、アメリカの子供の10人に8人は、天の川を見られるような暗い空をしらない。自然の闇の価値を私たちが急速に失っていることを私は心配している。暗闇にゆっくりと日が落ちていく様を楽しめる冬至の時期に今あるのだから、闇の価値を思い出そうじゃないか。

  私たちの生活は、明るい光と暗い闇に彩られたものなのに、今では、闇が落ちるとすぐに電気のスイッチが入れられる。暗闇は小さく、人工の光だらけとなる。

  宗教的伝統では、闇は魂にとって計り知れない価値をもつと思われ、また宇宙を目撃するチャンスは芸術家、哲学者、星観察者にひらめきを与えると考えられた。電気の光にあふれた世界で、ゴッホはあの素晴らしい「星月夜」が描けただろうか?夜空は、私たちや、私たちの子供や孫にどのくらい多くのものを与えてくれることだろう!

この冬からはじめようじゃないか)
 

 ポール・ボガード(ジェームス・マディスン大学教授)の書いた文章で、これから「The end of Night(夜の終わり)」という著書が出版されるらしい。
 本当に、夕陽が暮れる美しさは、今冬至で身近に接する機会が多いのに、電車に乗っていても、みんな携帯の画面をみるとか、眠ったり新聞を読んだりで、車窓から外に繰り広げられている素晴らしい日暮れのグラデーションの美しさを見落としがちである。私は、今年の夏も天の川を見損なってしまった。

 暗闇が私たちに覗かせてくれる夜空を、みんながもっと楽しむ生活ができたらと記事を読みながら思った。
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2013年1月の惑星

2013-01-01 17:51:28 | 日記

  新年あけましておめでとうございます。
  無事に1年を終え、新年を迎えることができました。

  さあ、今年も惑星を楽しみましょう。
  1月からさっそく見ていきましょう。

  水星:今は朝の日の出前の低い空にいますが、下旬からは夕方の日没後の西空に登場。2月17日にはかなり高くなるので、焦らず待つのも賢いやり方と思います。

  金星:夜明け前の東空に明るく目立っています。初詣がてら東空を見て、金星とその左下低いところに水星を見つけた人もいたでしょうか?どんどん3月に向けて低い位置に移動してしまいますので、朝見るなら早めがチャンス。1月10日は、太陽に先駆けて上って来た細い月と金星が並んでみえます。

  火星:夕方早くに沈んでしまいます。1月13日に西空に沈む前の細い月と並びますが、低くてわかるかどうか?

  木星:夜空の主のように堂々と輝いています。夕方上り、夜8時には天頂あたりに冬の星座の先導役として輝きます。

  土星:明け方の空にいます。春の星座スピカの近くにいて、金星よりもうんと高い位置ですし、まだまだ早起きの方には楽しめます。私は、4月に夕方に春の星座とともに出てくるまで辛抱することに。

  朝は、相変わらず水星、金星、土星とにぎやか。
それに引き替え夜はアっという間に火星が立ち去ると、木星のひとり舞台です。ただ、冬は空気も澄んで、寒いのを我慢できる人にはご褒美のように星が賑やかな姿で楽しませてくます。
  1月22日には、今木星がぎょしゃ座のカペラを左側に、下におうし座のアルデバランを従えている姿(上ってきた時。回っていくと最後は逆さに)の間に半月過ぎの月が割り込んで楽しい姿をみせます。双眼鏡があれば、おうし座のどこまで見えるか星を探してみましょう。

  今年も、このようにまた毎月変わった動きをする惑星がどこにいるかご紹介していきます。
  お楽しみに!!!!!

  

  
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