大阪都構想の市民投票が11月1日にあるようですが、正直 自分には無関係と思って興味をもって調べたりしていませんでした。でも、久しぶりに、「そうだ、最近マスコミで山本太郎や新選組の話題が出ないし、どうしているのかな?」と思ってyoutubeを見たら、太郎さんは今日は大阪で頑張って演説会をやっていたようでした。
何て言っているのかなとみたら、非常に分かりやすくて面白かったです。「大阪の成長を止めるな」という大阪維新の会の去年のポスターについて、これを読むと「大阪が成長している」のが前提みたいになってるけど、大阪は東京、兵庫、愛知と比べてどうなっているのか? 調べたら、実質GDPも、県民所得も大阪が低いぞ~~~!と、グラフを見せながら、「成長してないのにこの言い方は、サギやん」・・・それで、成長戦略がカジノ?「IRとか、カジノっていうけど、それちゃんとした日本語でいうと、”博打場”ですよね。印象変わりませんか?」といい、何とも痛快。
<大阪が政令指定都市になる時には、住民投票なしでなった。なぜって、政令指定都市になるといろいろなお金がついて、住民には恩恵がある。今回の大阪市が市から特別区になるのは不利益があるから、住民投票が必要になっている>という説明も、「なるほど」と思わせた。
さて、大阪市民も、そうでない方も、よかったらyoutube のココから見てみませんか?
*大阪の市民の方で、投票にいかないつもりの方は、「棄権」という行為も「中立の意味にはならない」ことを(国政選挙が投票率5割で国民の意志を反映しなくなっている怖さをココから見て!)知った上で、自分の行動を考えて下さい!
私は、れいわ新選組の回し者ではありません。「れいわ」にも、いいところと悪いところがある。でも、太郎さんの話には上の都構想でも、消費税でも、ちゃんと資料を出して話に説得力があること。障がい者問題への解決へのアプローチなど、他の人にない起爆力のある行動がとれること。間違った政策への「怒り」と、政治を変えていこうとする「情熱」があることを評価しています。また、「異論に耳を貸さない人、異論を潰す中に民主主義は育たない」と思っているので、太郎さんの演説会で、まず人々からの声を聞いてから、それを受けて話を進めたり、ヤジや反論にも丁寧に耳を傾ける態度にも、共鳴しました。
そして、そんな街頭で「れいわ新選組」が人を集めて盛り上がっていた参議院選挙前の時期に、その様子をテレビで全然取り上げないことに、非常な違和感を持ちました。時代の動きをしっかり伝えようとしない日本の民放やNHKに対して、(「報道」といえる気概も資格もない、何をやっているんだ! 社会を動かせる力を報道は持っているのに、情けない!)と歯がみし、失望しました。 東京新聞の次の記事を読んでみて下さい。
れいわ新選組が7月19日に東京・新橋で開催した「れいわ祭2」では、登壇した映像作家の森達也が、目の前に並ぶテレビカメラに対して「いつ放送するんですか? 選挙終わってから?」と語りかけた。そして、「これニュースバリューないんですか? ニュースバリューあるから今日来てるんじゃないの? じゃあなんで報道しないんですか?」と迫った。
映画監督の想田和弘は「れいわ新選組の人気と立ちはだかる『テレビの壁』」(マガジン9、7月10日)の中で、山本太郎現象をテレビが報道しようとしない点を批判した。もし政党要件を満たしていないことや特定の政治団体を取り上げることの不公正が理由であれば、今後、「いくら画期的で新しい政治現象が出てきても、テレビは一切無視するしかなくなる」。そんなことでテレビはメディアとしての役割を果たしていると言えるのか。結局のところ、「政治に対して最も影響力があるテレビというメディアは、『公平性』を装いながら、実は既成の勢力に味方し、真に新しい勢力の参入を阻んでいる」。(ココから転載)
ほんとうに、あきれ果てました。メディアの役割を果たそうとせず、「公平性」と「電波法」を脅し文句に民放もNHKも政府に膝を屈していた。<テレビだけみて、社会がみえていると思うのは間違いだ!>とその時も思いました*。
だから、大阪都構想についても、テレビとかだけでなく、いろんな情報を右から左からしっかり耳を傾けるのが大切だ、と思うのです。是非、太郎さんは話もおもしろいので、気楽に聞いてみてください。私は少なくとも、これを聞いて日曜日の住民投票の結果にすごく興味がわいてきました。大阪の方は、少なくとも投票に行く前に参考にしてほしいですね。
今や、忖度、圧力などで報道が操作されていることが明らかになり、テレビだけでは、新聞だけでは、情報は十分でないことは明らかです。それを補うのは、色々なネット情報です。間違いも多々あるネット情報ですが、そこは間違った情報かどうかを判断できる目をたくさん見て養う必要もあります。
あっ、リンクを貼るために今覗いてみたら、明日面白いのを配信してくれるようです。(ココから)
2020年10月22日、政府が温暖化ガスの排出量を2050年に実質ゼロにする目標を掲げるということが話題となった。再生可能エネルギーを主力電力としていくという方向が打ち出される一方で、地球温暖化の対策として脱炭素を達成するために、原子力発電が必要だという意見もある。 今回の番組では、2012年に脱原発集会にて「たかが電気のためになぜ命を危険に晒されなければいけないのでしょうか?」という発言が話題になった坂本龍一、D2021主催者の後藤正文、コムアイ、ISEP環境エネルギー制作研究所所長の飯田哲也、他が出演し、原発ににまつわる誤解、代替エネルギーを用いる未来について、議論が行われる。
犬も歩けば棒にあたる。こうやってブログを書いたりしていると、神様が私が気が付くように導いてくれているのかと思うような情報に出会うことが結構あって、これも有難い情報ですね。坂本龍一さん、飯田哲也さん、とても尊敬しています。楽しみです。是非 皆さんも楽しんでみませんか。
* 「その時も」と上の文章の*印のところで書いたのは、私にとって、(マスコミだけではダメだ!)と思えた原点が、参議院選挙よりずっと前、2011年の3月11日の福島原発事故の時にあったからです。 あの時、テレビやマスコミが垂れ流した「原子力神話」「原子力発電はクリーンなエネルギー」を信じた自分の過ちを痛感。それからは、「もう2度と同じ過ちを犯さないために、目や耳をフル活用して、真実を見極めながら生きていこう」と、胸と頭に刻みました。
前のブログのココでご紹介した河合監督の映画の中で「(原発はクリーン)あれは、とんでもない嘘っぱちだった」と小泉元首相も反省を込めて言っています。誰が騙したのか、疑って声をあげた人たちも早くからいたのに、その声はどうして国民に届かなかったのか。疑問に思っていても仕方がないので、私は力の限り、正しいと思える情報は拡散しようと心がけています。
そして、前回拡散をお願いした「日本と再生」という映画のyoutube 無料公開中です。上の番組にも登場する飯田哲也さんもでてきます。
いま覗いてみたら、1週間で3621→3738回視聴になりました。もっともっと、こういう情報が広がっていかないと、日本の将来はとんでもないことになります!是非、引き続き、「日本と再生」もよろしくお願いいたします!!!!!
いい情報は、みんなで見て広げていきましょう。
さて、1週間前に、世界の再生可能エネルギーの動向などをまとめた「日本と再生」という映画が、youtubeに無料公開されているお知らせを書きましたが、再生回数が3621回から、3733回になったものの、もっともっとたくさんの方に見ていただきたい映画です。引き続き拡散をよろしくお願いいたします。テレビというのは、民放だと無料な分、広告を出してくれる企業への配慮からこのような映画が無料でyoutubeで配信になっているので見るといいですよ~とは絶対報道してくれません。この前の
トイレのないマンション。原発事故が起きなくても、行き場の決まらない放射性廃棄物を吐き出し続ける原発。汚染水の処理も頓挫しているではないか。中国や北朝鮮からの攻撃には、国民の恐怖を煽ってJーアラートとか、トランプにノーベル平和賞をと推薦した首相が、トランプのいいなりに最新鋭戦闘機、イージスアショア、オスプレイと欠陥のある軍需兵器を爆買いして防衛費を増大しているが、原発は 地震や津波、突発事故、人的ミスですら国を滅ぼす危険のあることを福島事故が教えたのではないのか??? しかも、敵国が核弾頭をつけたミサイルでなくても、原発を破壊してきたら・・・。再稼働なんて、冗談ではない。いち早い廃炉を進め、使用済み燃料棒の安全な処分に予算をしっかり使い、安全な廃炉技術で世界に貢献してこそ、平和が築かれるというものだ。
テレビメディアの自主規制の中、WEBメディアは新しい可能性を示しつつある。朝日新聞のWEBサイト「論座」には、公示前に有力な野党政治家が次々に投稿し、読者に対して多角的な争点を提示した。テレビや新聞よりも分量の制約が厳しくなく、しかも速報性があるWEBメディアは、選挙前の政治家たちが、文章によって議論を交わす重要な場になる可能性がある。(上と同じ東京新聞のココから転載)