今日は、私には珍しいことをしました。文系の私ですが、結構物の仕組みを調べるのは好きな方で・・・
実は、わが家のトイレにこんな問題が起きていました。水を流した後しばらくすると普通なら完全に止まるのに、止まったかのように見えて、実は止まっていないで少量の水がトイレに流れ込み続けて止まらない。
トイレのタンクを覗き見てみると、だいたい構造は呑み込めました。問題は、貯めた水が浮き球が給水をストップするに至るまで上がり切らないので、水が止まらない。そして、給水が続くのに、どうやら水位が上がり切らない。それは、下から水がチョロチョロトイレに流れているから???
となると、問題は何か。下から水がチョロチョロ流れているのは、給水が続く結果ではなく、問題はしっかり栓が機能していないのではないか?
皆さん、トイレのタンクって覗いたことのない人には、ここまで何の話か分からなかったでしょうか。勝手に話し始めてしまいましたが、ここで、私が思いついてD2(Do it yourself店)に行って買ったものをお見せしましょう。これを見て、下の構造図をみると、上の話がわかるかもしれません。
この黒いゴム栓(正式名:ゴムフロート?)の右下の図を大きくしてみたのが、下の構造図です。
こんな感じです。仕組みが分からない方は、リフォーム業者さんがココで紹介していますので読んでみてください。きっと、そんな風にトイレの水は流れているのかとちょっと面白く感じるかもしれませんね。
<ゴムフロートのゴムが劣化して、栓がしっかり閉じないためにチョロチョロトイレに流れるので一定の高さまで水がたまらず、浮き球が給水の栓を締め切ることができず流続ける>というのが、わが家のトイレの問題だ。そう推測して、これを私は買って来たのでした。1000円でおつりがきましたよ。
果たして、家に帰ってゴムフロートを取り替えてみたら・・・・・・・無事、問題解決できましたっ!
実は最近、我が家は夫婦して老朽化が進み、あちこち問題が出始めているところ。我が家の電化製品や施設もあれこれ問題が出始めると次々に問題が出て・・・と何だかややうんざりの気分も蔓延してきていました。
でも、私は、後発白内障をレーザー治療してもらったら視力が改善されました。やや認知症もでているかという行動もたまにありますが、天然ボケとやり過ごし・・・頭も、今日のようにしっかり使って、身体を動かして、結果が「正解」とちゃんとでると、気分もすっきり。
まだ、これがちゃんと機能回復して使えるようになったように、知恵を働かせて生きて行けばどうにかなるかもと楽観的になれてきました。 ガステーブルは買い直し、換気扇も調子が悪かったのを今日取り替えました。
その内、だんだん冷蔵庫やクーラーとかもかなり節電になるタイプも出て来ているようなので、そろそろ買い替えてみよう。買い替えられない頭と身体は、できるかぎり使うことで錆がでないようにしていこうと思います。
実は、最高にうんざり気分の時に、息子にメールをしてため息をつかせてもらいました。すると、いつもはメールにすぐに返事をくれることのない息子が 「かつて受けた会社の研修でイチローを取り上げた内容があったのですが、彼のすごいのは、自責で変えられることに集中すること。母にイチローのことを語るのは釈迦に説法ですが・・」とメールをくれました。
その時も思ったのですが、抗っても老化には勝てない。抗っても、不運なことは起こってしまう時は起こってしまう。抗っても思い通りにならないのが世の中じゃないか。私のモットーは、高杉晋作の「面白くなき世を面白く」だったと。
面白くないことがいっぱいあってもそれが世の中。 自分の責任で今できて変えられることをやっていくしかない。できるだけのことをやってダメでもそれを受け入れて次の1歩を考えていこう。
今日もどうにかうんざりだ~とトイレ問題をそのままに放置せずに解決できたことで1歩前に進めて自信になりました。トイレごときで~なんて笑わないでくださいね。でも、物事はなんでもその1歩がだいじなんですよね。今日は、久しぶりに槙原敬之”HOME SWEET HOME”の歌でも聞いて見ようと思います。 私に生きる勇気をくれるものをいっぱい味方につけて、よしっ、これからもやっていこう!